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塩考。 お塩を考える。 って、科学的にとか、歴史とかではございません。 と申しましょうか、 そないに難しいことはわかりませぬ。 天ぷら屋でお出し致しますお塩。 お店によりまして、いろいろとこだわっていることにございましょう。 岩塩か浜塩か、いずこで精製されているお塩がよいのか・・・ で、抹茶塩、カレー塩、ハーブ塩・・・ 変わり種のお塩を出されるお店も多いようにございますね。 カレー塩。 美味しゅうございます。 あまりよろしくない油を用い...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.17 Sun 09:44
お塩。 素材の持ち味を引き立たせるのは、やっぱりお塩。 天ぷらはお塩で食べるのが“つう”ってもんよ。 さて、本当にそうなのでございましょうか。 最初に申しあげておきますると、 天ぷらに“作法”や“正しい食べ方”などはございません。 そもそもが、屋台発祥であり、串刺しで食べていた食べ物でございます。 茶道と共に発展して参りました“茶懐石”とはわけが違っております。 したがいまして、何をつけて召し上がろうが、自由なのでございます。 ただし、お外で召し上がる場合は、 ...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.15 Fri 10:10
天ぷら屋。 関東大震災で、大きな被害を受けましたお江戸の町でございましたが、 その後の再建で、屋台を併設した天ぷら屋が消えて参りまして、 それと同時に、お江戸に上方天ぷらが広まるのでございますね。 上方天ぷらとは、いったいなんぞやと申さば、 野菜揚げでございます。 現在のように流通が発達していない時代にございます。 お江戸の天ぷらネタといえば、江戸前の魚介と相場が決まっておりまして、 野菜は、天ぷらネタにはされていなかったのでございました。 関西、ことに...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.14 Thu 09:32
天ぷら屋。 江戸時代末に屋台店として発祥しましたる天ぷら屋でございますが、 それは、お江戸に限られておりましたようでございまして、 関西、少なくとも京の都では、 天ぷら屋というものはなかったようにございます。 上方では、「てんぷら」と申さば、魚のすり身の素揚げを指しておりましたようで、 先のぶろぐにて記述致しましたる?ゆじ”なる揚げ物は、 精進料理と致しまして受け継がれて参ってはおりますが、 一般庶民の食べ物として発展はしなかったのでございました。 上方に...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.13 Wed 10:19
色白でみずみずしく柔らかく、旨みが強いところが特徴の京都の筍(たけのこ)。 例年大好評をいただいております京筍料理。 お待たせ致しました! 本日開始にございます!! 夜のお料理では、 リーズナブルに気軽に京筍をお楽しみいただけます 筍コース八品 6,300円 春の3品・筍の焼き霜造り・わかたけ・筍の木の芽田楽・筍の焼き天ぷら 天ぷら(春の山菜3種・海老・煮梅)・ひめかわ茶・季節のデザート 京筍をいろいろな調理法でご堪能いただけます 筍コース十品 8,400円 春の3...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.12 Tue 09:48
今春初登場!! 京筍(きょうたけのこ)の焼き天ぷら丼 みずみずしくて柔らかく、味わい深い京筍。 京筍を薄味に焚き上げてから木の芽衣で天ぷらにし、 さらに網焼きにした天丼にございます。 ありそうでない新しいタイプの天丼でございますね。 お味はと申しますと、 美味。 ほんまに美味しゅうございます。 筍特有の旨みと風味と甘みが、香ばしさと共に口中に広がるのでございますねぇ。 たまりませぬのぉ。。。 いやいやほんま。 筍の上にさらにとっぴんぐさ...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.11 Mon 09:02
本日は、京都マラソンでございます。 朝いちに買い物に出かけて参りまして、 交通規制にぎりぎりせーふ。。。 現在は、どこにも出られない缶詰め状態となっております。 交通規制の解かれます午後3時30分からは、目の前の京大にて合格発表。 なにやらさわさわと騒がしくなって参りました。 春どすなぁ。 毎度おおきに! かふうの女将でございます。 と、昨年終えましたる?めるまが”調にて始めさせていただきまして、 さて、焼き天ぷら。 ご存じでいらっしゃいましょう...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.10 Sun 10:39
天ぷらの食べ方。 天ぷらには、何をつけて食べればよいのでございましょうや。 天だしかお塩、もしくはそのまま何もつけず。 当店に関しましては、その3つの選択肢しかございません。 かふうの天ぷらには、先に薄味に焚いてから天ぷらに致します素材がございます。 京野菜の 金時人参 堀川ごぼう そして、定番の 煮梅 これからお出しして参ります 京筍 などでございますね。 これらは、そのまま何もつけずにお召し上がりくださいませ。 で、物足りない...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.09 Sat 09:50
山菜の女王「こしあぶら」 天ぷら屋。 お江戸に天ぷら屋が出現致しましたのは、1700年代末のことにございます。 天ぷら屋と申しましても、屋台でございます。 当時の天ぷらは、江戸前の魚介を串に刺してあげます「串揚げ」でございました。 江戸前の魚介、海老、ぎんぽう、穴子・・・ などと記しますと、当時からなかなかの高級料理だったのかぁ。。。 などと思ったりされます? なんのなんの。 当時の江戸前のお魚は、入手し易く安価でございました。 お江戸の天ぷら屋台が描...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.08 Fri 09:43
筍の焼き天ぷら ゆじ。 漢字で記しますると、文字化けしてしまいますもので、 ひらがなにて表させていただきます。 ゆは油、じは食へんに茲で 「油 食茲」 このような感じの漢字でございます。 長崎から入って参りました揚げ物は、長崎天ぷらだけではございませず、 このゆじなるものがあったのでございますね。 ゆじとはいったいなんぞや。 一言で申さば、つけ揚げにございます。 れんこんやごぼう、たけのこなどのお野菜を薄味で煮まして、 衣をつけて揚げた...
京都 天ぷらかふう | 2013.03.07 Thu 10:10
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