日本文学のブログ記事をまとめ読み！全611件の16ページ目

驚きの小説――『千代田区一番一号のラビリンス』

JUGEMテーマ：日本文学　『東京新聞』の土曜訪問に、「上皇ご夫妻の「冒険」小説刊行森達也さん（作家・映画監督）「象徴」語れる社会に」が載って（4／16）、その冒頭に「オウム真理教の内部から撮影したドキュメンタリー映画「Ａ」など、常識を揺さぶる作品を発表し続けてきた森達也さん（６５）。三月に刊行した新著『千代田区一番一号のラビリンス』（現代書館）にも驚いた。主要登場人物の名は「明仁」と「美智子」。上皇ご夫妻が冒険を繰り広げるファンタジー小説だ」とあって、読んだ当方も驚いた。平成当時の天皇が...

見る読む歩く | 2022.04.21 Thu 07:38

日本近代文学館55周年――開館当時の記念切手

JUGEMテーマ：日本文学　日本近代文学館が開館55周年を迎えた。同館は「55年前の今日（1967年4月13日）、日本近代文学館が開館しました。写真はそれに先立って開催された4月11日の開館式の様子。開催中の「川端康成没後50年・日本近代文学館開館55年川端康成展」の冒頭に、川端が『日本近代文学館設立の趣意』に寄せた原稿「日本の誇り」と併せて展示中……」と発信、開館式で、高見順の胸像の前に立った川端康成と佐藤栄作総理（当時）夫妻、高見順夫人（右端）の写真を載せた。開館記...

見る読む歩く | 2022.04.18 Mon 15:26

川端康成展――日本近代文学館?

JUGEMテーマ：日本文学　図録「川端康成展――人を愛し、人に愛された人」の冒頭、中島国彦の「本展について」は次のように書いている。　「川端康成の日記、作品のためのノート、残された数々の手紙からは、「人を愛し、人に愛された人」としての川端康成の姿が浮き彫りにされてきます。「新感覚派」「ノーベル文学賞」「日本の美」という川端につきまとう標語からはうかがえない、人間川端康成の姿です。本展では、肉親を失った体験の中で、人とのつながりを追い求め、言葉をつむいだ川端の姿に、照明を当てたいと思います...

見る読む歩く | 2022.04.17 Sun 15:11

川端康成展――日本近代文学館

JUGEMテーマ：日本文学　今日は川端康成の命日、「康成忌」だ。今年は没後50年に当たる年、記念のイベントがゆかり地で行われているが、東京は日本近代文学館が、川端康成没後50年、日本近代文学館開館55周年を記念して、川端康成展を開催している（4/２～６/11）。　今日は土曜日でもあり、雨も止んで天気も回復、久しぶりに青空。混雑というほどではないが、入場者は途切れることがないようだった。カフェ「BUNDAN」も混んでいて、テラス席まで空きがないほどだった。　　　　日本近代文学館　▲ 　　二階...

見る読む歩く | 2022.04.16 Sat 18:39

漱石と縁側――ＮＨＫラジオ深夜便

JUGEMテーマ：日本文学　昨夜の11時台、ラジオ深夜便「文豪通信」が面白かった。漱石が、縁側やベランダをことのほか好んだことが、作品『猫』や『こころ』、手紙などから紹介していて、おもしろかった。　私も縁側好きでは、ひとに負けない。築50余年の拙宅、最初はごく普通の濡れ縁だったが、もっと広い方が気分がよろしいだろうと、庭に面した半分ほどを畳一枚分ほど拡げ、揺り椅子を置いて楽しんだこともあった。しかし、それは雨ざらしのために何年も持たないで、元の濡れ縁程度に戻し、今は庭に面した全部を座布...

見る読む歩く | 2022.04.15 Fri 15:55

『太陽の季節』を教材に――1970年代の都立高校で

　　石原慎太郎氏死去のニュースで、昔々、『太陽の季節』を選択授業の教材にしたことを思い出した。　1970年代、大学紛争が高校にも波及、紛争が起きた。混乱が収まり、試行錯誤の末に制服廃止など様々な改革が、多くの学校でなされた。当時勤務していたF高では選択授業「特講」が生まれた。特定のテーマを教師が設定、希望者が一定数あれば開講、教科単位として認める、という画期的なものだった。私は1970年(昭和45)に、「戦後文学の展望」でスタート、その後、「存在の探求」、「青春の屈折」などテーマを毎年新たに設定し...

見る読む歩く | 2022.02.03 Thu 18:34

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日本文学

驚きの小説――『千代田区一番一号のラビリンス』

日本近代文学館55周年――開館当時の記念切手

川端康成展――日本近代文学館?

川端康成展――日本近代文学館

漱石と縁側――ＮＨＫラジオ深夜便

『太陽の季節』を教材に――1970年代の都立高校で

石原慎太郎氏逝く

「痴人の愛」本文角川文庫刊最終回 vol,393 今迄のご閲覧、誠に有難う御座いました！！

「痴人の愛」本文角川文庫刊 vol,392

「痴人の愛」本文角川文庫刊 vol,391