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JUGEMテーマ:日本文学 戦争をテーマにしたミステリーアンソロジー。坂口安吾、夢野久作、江戸川乱歩といった著名な8人の作家の作品が収められている。戦争体験を持つ作家ばかりなだけに生々しい描写も多い。8作品も収録されているとどうしても比較してしまうんだけど、印象に残ったのは山川方夫のやつかなぁ。他の作家の作品と比べ良い悪いじゃなくて、最近ネットで、問題を起こしている人達を「文学が足りてない」と表現していた人がいたけど、もし私が、この「足りてない文学」って?と聞かれたらこの本の山川方夫の...
本、読みました。 | 2026.09.05 Sat 16:49
JUGEMテーマ:日本文学 お話としては職場の人間関係のモヤッとしたところ。それをモヤッとしておくことができない人物の存在も含めてモヤッとした空気の中、お話が進んでいく。「今の若い人って何度かSEXしてもタメ語にならずに話をするの?」という如何にも昭和な疑問は覚えたが、お話自体にどうこう言うつもりはない。ただ、文章には慣れない。私は特に時代劇好きで単文を重ねながら緊迫感を演出する、みたいな小説になれているせいもあり、この小説の文体には最後まで慣れなかった。締まりが無い感じ。こうかく...
本、読みました。 | 2026.09.05 Sat 16:44
JUGEMテーマ:日本文学 「新潮文庫の100冊」という企画が50周年を迎えるのを記念して出版された、7名の作家による書き下ろし短編集。どれかひとつ選べと言われても選べそうにないな。どの作品も「流石だなぁ」と感心してしまう内容。あえて、好みとして選べば米澤穂信の「無明」かな。手段としてのミステリーを教えてもらった感じ。 もちろんそれ以外も素晴らしい作品ばかり。毛色の違った作者の毛色の違った小説を楽しめるお得な一冊です。 にほんブログ村
本、読みました。 | 2026.07.07 Tue 18:54
JUGEMテーマ:日本文学 東日本大震災に衝撃を受けた詩人や作家によるアンソロジー。発行は震災翌年の2月。作家達もまだまだ生々しい状況の中での発行だっただろう。SNSでこの本に収められている多和田葉子の短編について述べている人がいて、それを見て読んでみようと思った。私があれこれ言うより、その人のポストを見て貰った方がいいかな。アドレスは下記の通り。連ツイになっています。この人の感想に付け加えることは無かったというのが私の感想。 <https://x.com/aya_totoya/status/2070836954997084295> ...
本、読みました。 | 2026.06.29 Mon 20:25
JUGEMテーマ:日本文学 古文や漢文を再学習する糸口に…と思い購入したが、期待した内容ではなかった。とはいえ、「そもそも古文とは? そもそも漢文とは?」ともいうべき内容は面白かった。特に古文について、古典文法と呼ばれるものは平安時代からあまり変わっていないが、時代を経るにつれ使われる言葉自体は変化しているという話には引き込まれた。期待は裏切られたが予想外の知見を得られたことでこの本には満足している。 にほんブログ村
本、読みました。 | 2026.04.01 Wed 23:56
JUGEMテーマ:日本文学 二葉亭四迷といえば日本史で「言文一致体の…」として知っている程度。森鴎外や夏目漱石は著作を読んだこともあるし生い立ちもそれなりに知っていたが、二葉亭四迷については何も知らなかったので、この本で描かれている優れた翻訳者であり政治的な面にも関心があったという姿を知り、ただただ驚いている。なお、この本の「註」がなかなか面白い。著者は、私が「今まで読んだ本でベスト3は?」と聞かれたらそのうちの1冊に必ずあげる「風俗小説論」を書いた中村光夫。良い栄養を貰った...
本、読みました。 | 2026.01.24 Sat 00:09
JUGEMテーマ:日本文学 図書館本。芥川賞を取ったときからずっと読みたかったんだけど、結局10年かかっちゃったなぁ。読んでみてこの本についてはタイトルが全てを語っていると思った。主人公にとってコンビニは生命維持装置なのよ。だから店員になって自分が初めて世界の部品になることができたと感じたり、最後のほうで自分が「人間である以上にコンビニ店員」だと宣言したりする。そしてコンビニ店内の音楽に呼応して自分の細胞すべてが皮膚の中で蠢いているのをはっきりと感じているのだ。この本に通っている一本...
本、読みました。 | 2026.01.10 Sat 17:54
JUGEMテーマ:日本文学 著者は何かとネット上で話題になる人だというのは知っていたが、その著書を読むのは初めて。批評の方法に興味があったので手に取ってみたが予想以上に面白かった。批評理論にはどのようなものがあるか、それはどのように使うのかなどを、新書なので分量に限りはあるにしても平易な文章で説明されていて分かりやすかった。実際には、どれかひとつの批評理論に依るより複数の批評理論から自分なりの批評の方法を作っていくことになるんだろうし、それを作る過程が何より面白いものになるんだろう...
本、読みました。 | 2026.01.10 Sat 16:41
JUGEMテーマ:日本文学 自国文学を世界に広げたいのなら、しっかりした方法論を持って種を蒔いていかなければ成果は得られないということを多くの事例をもとに示している好著。英語国家の「横暴さ」等、文学面での言語格差の存在を明らかにしながらもその間隙を突いて日本文学がどのように世界に広まっていったか、いや広めていったか、なかなかに面白い内幕が見られる。海外向けに翻訳している人たちを始め日本文学の海外展開に尽力されている方々の努力に感服しかないですね。 にほんブログ村
本、読みました。 | 2026.01.10 Sat 00:13
JUGEMテーマ:日本文学 8名の作家による将棋をテーマにした小説のアンソロジー。といっても私は橋本長道目当てで読んだので他の作家の作品は付け足しだった。実際、将棋が一番色濃く描かれていたのは彼の作品だと思う。 橋本長道の長編を最近続けて4冊読んだ者としてはここの掲載されている彼の作品にも満足だった。 その他の作者の作品については特にコメントはない。 にほんブログ村
本、読みました。 | 2025.12.24 Wed 19:26
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