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日本に生まれた我々が、
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「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,18/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,18/19   これが繁あねなのだ。 しかもその身体は今、内部から新しい彼女を創り出しつつある。   私の眼に映った美しい部分には、成長する新しい命というものが脈打っているように感じられた。   そうだ、まだ子供っぽい腰つきにも、どこやらまるみがあらわれ、平たい胸にもいくらかふくらみがうかがわれる。 野生丸出しの好戦的な眼はうるみを帯び、薄い唇は活き活きと赤く湿りをもってきた。   或る時は妹を背負...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.29 Thu 21:34

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,17/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,17/19     「ぬかすな、吉」 とお繁はやり返す、   「墓場の物を喰うぐれえが何だ、おめえのおっかあなんかもっとげんがだぞ、中堀の巳之なあことくっついて、夜中になると海苔漉(こ)きへ行って寝るだ、   おんだら見てちゃんと知ってるだ、嘘だと思ったら、田島の漉き小屋へ夜中に行ってみろ、二人で一緒に寝て、尻尾を踏んづけられた犬みてえな声だしてるだから、げんがたおめえらのことを云うだ」   そ...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.29 Thu 21:25

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,16/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,16/19     漁師の持っている提灯の光りの中で、お繁はじろっと白い眼を向ける。   「いけ、ま」 と少女は云う、 「おんだらのことより早く行って海苔を拾うがいいだよ」   或る日、お繁は消防の白いポンプ小屋の脇で、 垢だらけの妹に小用を指せている。   また町の家並の裏をひっそりと歩いているし、 或る夜は若い漁師が、ひび置場の蔭でお繁を見つけ、 慌てて、連れの娘とほかの場所を捜しに...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.27 Tue 22:08

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,15/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,15/19   町役場で二人の面倒を見ることになったが、現実的には何もしなかった、と云うのが正しい様である。   お繁は役場へ近寄らず、ごったくやや洋食屋の裏を回ったり、墓場の供え物をあさったりして食べ、夜になると、海苔焼き小屋であれ、消防のポンプ小屋であれ、どこかの納屋であれ、好きな場所で寝た。     乳飲み子の妹をどうやしなったかは誰も知らないが、赤子は丈夫そうに育っていた。 お繁はどこのいるかわ...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.24 Sat 20:07

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,14/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,14/19   或る日、源太は山城屋に飲みに来た。 彼は助二郎の帳面のつけで焼酎を呷り、いくらでも呷った。   「逃げて見ろ」 と酔った源太は蒼い顔で笑いながら云った。   「逃げられるものなら逃げて見ろ、へ、いまに二人とも捉めえて火祭りにしてくれるぞ」 そして、源太も出奔した。   お繁と乳飲み子の妹とは、こうして親たちに捨てられたのであった。 町では二人を引き取ろうと言う者は無かった。 &n...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.22 Thu 22:19

敬老の日で思い出す hp「カメラ紀行 名作のふるさと」

JUGEMテーマ:日本文学  敬老の日になると、ホームページ「カメラ紀行 名作のふるさと」を発足当時のことを思い出す。2000年、1月にパソコン(富士通)を購入、友人Mさんに刺激されて、デジカメ、スキャナーなど次々買い入れ、インターネットに接続、9月敬老の日にhpをスタートさせた。不定期だった更新も間もなく週一回と決め、10数年後、1000回に達した後は随時更新にした。  ホームページ作成、転送その他すべて自学自習、試行錯誤でこなした。ホームページビルダーを利用、ヤフーから発信した。好評でヤフーのhp...

見る 読む 歩く | 2022.09.19 Mon 18:32

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,13/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,13/19     源太の妻は、年で言うと三十ちょっと出たくらいだから、二十五六の男とできたというだけなら、浦粕町としては決して稀有(けう)な出来事ではないが、源太の妻というのは枯れ木のように痩せてい、女には珍しく頭が禿げて、口は消防組長のわに久のように大きく、   目の縁は赤く爛(ただ)れて、 歯も半分は欠けたり抜けたりしていた。   『あんなおっかあのどこが良かったのか』   女にすたりは無...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.19 Mon 02:24

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,12/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学     ★全文紹介   vol,12/19     「なんでも持ってけ」 と彼は又どなる、   「こんな貧乏人の物が欲しけりゃあ何でも呉れてやる、さあ、手でも足でも頭でも持ってけつかれ、なんでも呉れてやるぞ」     家へ帰れないときは、というのはあまりに泥酔したということであるが、源太は消防ポンプ小屋へもぐりこんで寝た。   一日中、主人の帰りを待っていた家族は、世が更けて老けてからこっそり家を出てゆく、 ...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.11 Sun 21:06

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,11/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学     ★全文紹介   vol,11/19     彼は出る所へ出たのだ。   県の警察本部までゆき、金も地位もない者がどんな扱いを受けるかということを、自分ではっきりと経験した。そうして「大蝶」という顔役を背景にした船長が、出る所へ出るとすれば、その結果も分り切ったものであった。   源太の酒浸りが始まった。 彼は堀東の助二郎の漁船へ乗ることになったが、漁から戻るとその足で酒屋に入った。   堀の山城屋と云う店で、...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.10 Sat 20:54

「青べか物語」『繁 (しげ ) あね』 vol,10/19山本周五郎・新潮文庫刊

JUGEMテーマ:日本文学   ★全文紹介   vol,10/19     こういう経過をたどって、本署から浦粕町へ連絡が有り、駐在所の巡査が一応大蝶丸を調べた。   その船はもう古いので、舳先の水切には無数の傷があったけれども、これが源太の船と衝突した跡だ、などと立証できる個所は無かった。   船長も一応尋問されたが、あたまから否定した。 「おらあ五番の澪木なんぞに近寄ったこたあねえ」 と船長は答えた。   「あの時は東京へ缶詰を送り出した帰りで...

「3分読むだけ文学通」新URL http://bungakutuu.net/   | 2022.09.09 Fri 21:25

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