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夏祭りの会場で、カレーを食べた人が次々に倒れた。多数の犠牲者を出したヒ素中毒事件は、日本中の人々に衝撃を与えた。地元の警察からの要請を受けひとりの医師が和歌山へ向かうことになったが、この事件の裏には驚愕の真実が隠されていた・・・。 1998年7月25日、和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、カレーを食べた67人が腹痛や吐き気などを訴えて病院に搬送され、そのうち4人が死亡した。原因は亜ヒ酸で、カレーに混入されていた・・・。この作品は、実際に起こった和歌山毒物カレー事件をもとに描かれている。 ...
のほ本♪ | 2015.11.13 Fri 19:39
青山翔子は、暁星新聞創業135周年記念企画の一環として暁星新聞主筆の岡林にインタビューすることになった。そしてそのインタビューで、山田順平というカメラマンだった男の存在を知る。山田のことを調べていく中で、彼女は1枚の写真を発見する。そこに写っていた飛行機と女性は・・・? 歴史の中に埋もれてしまった真実を見つけ出すために、彼女は行動を開始する。 ニッポン号は、第二次世界大戦前期における日本の民間航空機で、4大陸と2大洋を連続周航した日本初の飛行機である。1939年8月26日に羽田飛行場(現 ...
のほ本♪ | 2015.11.10 Tue 18:20
昭和59年、不動産業者強盗殺人事件が発生!逮捕された楠明大は自分はやっていないと訴えるが、過酷な取り調べの中で自白へと追い込まれていく。それは、あってはならない冤罪の始まりだった。この事件の真実を明らかにしようと、ひとりの刑事が決心したが・・・。 自白の強要、死刑判決、容疑者とされた楠の自殺・・・。冤罪に対する渡瀬の苦悩は深かった。冤罪は、本人だけではなくその家族をも絶望のどん底に突き落とす。渡瀬は真実を明らかにする決心をするが、それは容易なことではなかった。それを警察という組織の中でお...
のほ本♪ | 2015.10.24 Sat 13:56
「娘が誘拐された!」 犯人の要求に右往左往させられる真志は、やがて3年前のある事件に再び関わっていくことになる。その事件は、真志の家庭をも壊してしまった忌まわしい事件だった。一方、元妻の奈緒美は、真志を信じ切れずに独自に娘を救い出そうとする。娘は無事に取り戻せるのか?犯人の真の目的とは・・・? 警察に不信感を抱く真志は、誘拐された娘を自分の手で救い出そうとする。そんな真志と元妻の奈緒美は激しく対立するが、結局は自分たちの手で解決する道を選ぶ。犯人とのやり取りはスピーディーな展開で、読み手...
のほ本♪ | 2015.10.19 Mon 20:33
強大な帝国から大切な故郷を守るため、死兵となった戦士団「独角」の頭となったヴァン。だが彼は囚われ、岩塩鉱で奴隷として過酷な労働を強いられていた。ある時岩塩鉱が謎の犬たちに襲われ、噛まれた者は次々に病に斃れた。幼い少女を抱え逃げ出したヴァンの行く手に待つものは・・・。 奪う者、奪われる者。襲う者、襲われる者。裏切る者、裏切られる者。征服する者、征服される者。人はなぜ争いに身を投じるのか?人はなぜそれほどまでに相手に憎しみをつのらせるのか?生とは?死とは? 黒狼病という恐ろしい病を軸に、さま...
のほ本♪ | 2015.10.11 Sun 21:54
「なぜ父は、幼かった自分と母とを捨てこの街で溺死したのか?」 父の死の真相を知るために、岩崎俊也は北海道の運河町を訪れた。その街には、俊也の知らなかった父の姿があった・・・。 運河町を訪れた俊也は、昔の父を知る人たちに話を聞こうとする。だが、彼らは堅く口を閉ざし、なかなか話そうとはしなかった。どんな真相が隠されているのか、読み手としては興味津々だ。けれど内容は、街の様子の描写があまりにも多くうんざりするほどだった。読んでいて街の様子がすんなりと頭に入ってこなく、何度も何度も巻頭の地図を見...
のほ本♪ | 2015.10.09 Fri 17:50
15年前、九州に出張に行ったはずの父が富山で亡くなった。病死だった。「なぜ父は家族に内緒で富山に行ったのか?」その問いの答えを捜すために、真帆は富山へと向かった。 愛したり愛されたりしながら人は生きていく。だが、時にその愛は、他の者を傷つけることもある。真帆の父の行動は決して肯定できない。そのことが家族を不幸な気持ちにさせたからだ。けれど、一方で他の人たちに幸せを与えたことも確かである。生と死。幸福と不幸。表裏一体であるそれらについて、作者は実に細やかに描いている。おだやかに、ただおだや...
のほ本♪ | 2015.10.08 Thu 15:07
住人同士が監視しあう社会。密告された者は、拷問され身に覚えのない罪を告白させられる。そして、その先に待っているのはギロチンによる処刑だった・・・。「平和警察」と呼ばれる組織は暴走を続ける。だが、その組織に敢然と立ち向かう正義の味方が現れた!はたして彼の正体は? 世の中の平和を保つため危険分子を取り除こうとする。だが、それはしだいにエスカレートし、罪のない者まで捕えられ処刑される事態となる。けれど、一般市民はそれをおかしいとは思わない。「あの人は危険人物だったのだ。」と納得してしまう。まる...
のほ本♪ | 2015.09.15 Tue 20:05
「夏目漱石はこう読もう!」 文豪夏目漱石の本の、全く新しい読み方がここにあった!奥泉光流のその読み方とは? 夏目漱石といえば明治の文豪だ。その作品は堅苦しいものが多いと思いきや・・・。作者は独自の視点で漱石作品を解説している。漱石作品を読みこんだ作者ならではの独特の解説に、「おおーっ!この作品はこういう読み方もできるのか!」と感動した。この本を読めば抵抗なく漱石作品を読めるのではないだろうか。 「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「三四郎」「こころ」「それから」「明暗」などなど。視点を変える...
のほ本♪ | 2015.09.04 Fri 20:36
「どうせ北海道で暮らすなら、大自然の中で暮らさないか?」 その夫のひとことで、子供たち3人を連れ北海道・トムラウシに移住した宮下一家。家族5人の北海道の暮らしとは?宮下家の1年間の記録。 トムラウシ。そう聞いてもどこにあるのか分からない人の方が多いだろう。北海道上川郡新得町屈足トムラウシ。本当に山の中の山の中だ。最寄りのスーパーまで37キロ、TUTAYAまで60キロと聞けば、生まれも育ちも北海道の私でさえ驚く!そんな環境に一家五人で飛び込んだ宮下家。その日常は発見と驚きの連続だ。この本に...
のほ本♪ | 2015.09.02 Wed 19:42
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