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JUGEMテーマ:小説全般 「青い鳥のロンド」緋野晴子著(リトル・ガリヴァー社)1,296円 ほんとうに幸せなのは誰なのか? 幸せの条件とは何か? 青い鳥はいるのか? 就職氷河期の中でなんとか思いどおりの道を切り開き、仕事も結婚も手に入れた4人の勝ち組女たち。夢を追う菜摘子を取り巻く人々、ある日忽然と現れた栄の魔女と夢子さん。30歳を迎えた彼女たちを待っていたものは・・・...
銀河の旅人 | 2017.06.06 Tue 12:57
JUGEMテーマ:小説全般 芝公園六角堂跡 / 西村賢太(文藝春秋) 評価 ☆☆☆ ここ数年、惑いに流されている北町貫多。 あるミュージシャンに招かれたライブに昂揚し、 上気したまま会場を出た彼に、東京タワーの灯が凶暴な輝きを放つ。 その場所は、師・藤澤清造の終焉地でもあった――。 狂える藤澤清造の残影――独りの死者と独りの生者。 鬼気迫る四篇の?夜?と?昼? (感想) 有名な大きな賞を受賞し、貫多はもうお金にも生活にも困っていません。 ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.06.05 Mon 13:22
JUGEMテーマ:小説全般 ストロベリーライフ / 荻原浩(毎日新聞出版) 個人的な評価 ☆☆☆ 農業なんてかっこ悪い。と思っていたはずだった。 イチゴ農家を継げと迫る母親。猛反対の妻。 志半ばのデザイナーの仕事はどうする!? 夢を諦めるか。実家を捨てるか。 恵介36歳、いま、人生の岐路に立つ! 直木賞受賞後一作の最新長編小説。明日への元気がわいてくる人生応援小説。 (感想) 素人である主人公にイチゴ栽培(ていう...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.06.05 Mon 13:11
単行本 集英社 (2017/6/5) 19 x 13.2 x 2.6 cm ISBN-10: 4087734889 ISBN-13: 978-4087734881 内容紹介 クストリッツァ・ワールドは小説でも健在! 1970年代、サラエヴォ。インテリの家庭で育った一人っ子の少年は、親に内緒で不良仲間と身分詐称の旅に出るが、列車で出会った切符係の女性に父親の愛人情報を聞かされショックを受ける。父さんに限ってそんなことは! そんな動揺を本人以外は知るよしもなく、警察に追われた珍道中はどんどん変な方向へ……。(『夫婦の中のよそもの』より) とあるヘルツェゴビナの村では、連...
Book Castle -my list- | 2017.06.05 Mon 10:05
JUGEMテーマ:小説全般 引用:pixabay 読みたい本を探しに行ったにも関わらず、違う本を購入したことってありませんか? 出会ってしまったんですよ、10年以上ぶりにこの本に。当時勤めていた職場で「お勧め本を貸し借りする」という爽やかなブームが巻き起こっておりまして、その時に出会った一冊です(借りなければ、この本の存在は知らないままだったかと思われる)。 「マークスの山」で直木賞を受賞された高村薫さんの作品です。  ...
好きなものに囲まれて暮らす。 | 2017.06.04 Sun 15:21
単行本 新潮社 (2014/10/31) 19.5 x 13.2 x 2 cm ISBN-10: 4105901125 ISBN-13: 978-4105901127 内容紹介 私は自分の生まれについて何も知らない。母が誰かも――。映画の撮影技師だった父は、膨大な女優達のポートレートだけを残して死んだ。父を亡くした日、スクリーンのなかに母を探す私はマイリスと出会った。そして死と隣り合わせの愛の欲望にかき立てられていく。パリを舞台に映画と現実を行き来するように語られる、ある男の愛の彷徨。ル・モンド紙元編集長による《フェミナ賞受賞作》。 Literary Awards *Prix Fe...
Book Castle -my list- | 2017.05.31 Wed 11:42
JUGEMテーマ:小説全般 引用:pixabay 今、話題になってますよね~。貫井徳郎さんの新刊"宿命と真実の炎"。私はすでに読み終わりました。2日で読破。旦那もビックリ! ミステリー小説なので内容には触れません(内容を期待してこちらのブログにたどり着いた方はごめんなさいm(__)m。) この本には、5年前に出版された"後悔と真実の色"の主要人物が数人登場します。"後悔と真実の色"を読まなくても"宿命と真実の炎"は...
好きなものに囲まれて暮らす。 | 2017.05.30 Tue 18:00
JUGEMテーマ:小説全般 クラウドガール / 金原ひとみ(朝日新聞出版) 個人的な評価 ☆☆☆☆ 姉妹にしか分かりえない、濃密な共感と狂おしいほどの反感――。 刹那にリアルを感じる美しい妹・杏と、規律正しく行動する聡明で堅実な姉の理有。 二人が「共有」する家族をめぐる「秘密」とは? (感想) んー、結局何が真実なのかも、誰を信じたらいいのかもわからず、 スッキリしないままに終わっちゃったけど、読ませる力がある。 文章、やっぱり若い...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.05.26 Fri 11:49
何の予備知識も無く、唯、名前を知っている。その程度のものから。 「伊豆の踊子」川端康成 「伊豆の踊子」「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」全四編からなる短編集的なもの。 所々、表現が言葉足らずに感じられ、上手く映像が浮かんでこない場面もある。 会話の言葉遣いに、独特の柔らかさが感じられ、読んでいてとても心地良い。 川端康成という作家に、初めて触れ感じるには丁度良い塩梅の一冊だと思う。 BGM:blur/blur
読書元年 文庫録 | 2017.05.25 Thu 21:40
JUGEMテーマ:小説全般 i アイ / 西加奈子(ポプラ社) 個人的な評価 ☆☆☆☆ 「この世界にアイは存在しません。」と入学式の翌日、数学教師は言った。 ひとりだけ、え、と声を出したのはワイルド曽田アイ。 その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。 ある「奇跡」が起こるまでは――。 (感想) 西加奈子さんが内面に抱える孤独感やアイデンティティが この作品を書かせたんだと思います。 この人が書くから...
隣り近所のココロ・読書編 | 2017.05.25 Thu 12:02
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