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難民、貧困、紛争に虐殺。暗いイメージがまとわり付くアフリカ。作中でも、カメラを向けられることに凶暴な嫌悪を示すマサイ族やエイズが発生した土地で売春婦と連れ立って歩く米軍兵が登場する。が、ともすれば重いテーマになりそうな出来事をあえて追求せず、明るく旅行記に徹しているところがいい。そんなにあっけらかんとされたら、逆に気になる。旅行記とは、知識を与えてくれるものじゃなくて、知識欲を引き出すものらしい。>大学時代の教科書を読みたくなった! JUGEMテーマ:Book review
n. | 2011.03.27 Sun 20:39
著者がアジア各国の作家を集めた会議に出席するため訪印した際の手記。インド人の自国の発展への熱意が特に印象的で、古典宗教への人々の執念とも言えるむせ返しそうなエネルギーの爆発が、そのまま国の発展を押し上げてきたのだと感じる。一方、日本には熱心な信仰も、国の発展に対する執着も少ないと気づいたとき、急に頼りを失ったような心細さに襲われた。国民が日本について語れないという事実が、将来の不安を増大させる。JUGEMテーマ:Book review
n. | 2011.03.24 Thu 14:20
絶対的な読書量が足りないと指摘され、あまりにも自己完結的な読み方していたことに気付いた。その漠然とした気付きを『冒険に出よう』(椎名誠)が実感にしてくれた。知識欲を持って読むことを意識すると、次に読みたい本が無限に広がる。当書は旅の話だけど、知識欲の塊のような著者に感化されて、わたしも1冊読んだだけで著者推薦本以外で9冊も読みたくなった。読みたい本が無い、というのは結局知識欲が無いことの言い訳だ。 JUGEMテーマ:Book review
n. | 2011.03.06 Sun 17:35
一応軽く謎解きがある四季+お正月の5つの物語。和菓子の見立てがダジャレとばっさり言われて苦笑い、その通り!まぁ見立て好きな私には少々簡単過ぎたかなー。和菓子屋さんが舞台、といってもデパ地下で それが面白かったです。こなし 食べたい。貫地谷ちゃんの『あんどーなつ』というドラマを思い出したのであった。JUGEMテーマ:Book review
**lanlanlan!** | 2011.03.04 Fri 21:24
実在の人物という前提で読んでも笑っちゃう 目茶苦茶なクヒオ大佐の言い分!トラウマがはっきり書かれていなかったのがもどかしいぃぃ。最後の2択でそっちを選んだので終わりが締まった気がする。クヒオ大佐でいる為の涙ぐましい努力、特に無線っぽいやり取りとか最高です。おばちゃんもいいー。JUGEMテーマ:Book review
**lanlanlan!** | 2011.03.03 Thu 21:23
JUGEMテーマ:本:電子書籍:Book review〜2月の毎日新聞の記事より〜ジュンク堂書店難波店店長のエッセイ世界最大のネット書店Amazon(アマゾン)が「日本上陸」して10年を超え、昨年「上陸」したキンドルやiPADは、これまでの電子書籍とは違い、すぐに読めるコンテンツを十分に用意して登場した。今や読者は、家にいながら書物を宅配してもらい、コンテンツを即座に電子書籍に送信してもらうことができる。自宅のパソコンは、インターネットの情報の海に直結している。それでも人は書店にやってくる。何を求めて?それは偶然...
新たなる出版への道標〜Wille/ヴィレ | 2011.03.01 Tue 14:27
腹をくくる、という言い方が今ならできる。あの頃、わたしはどんなことも胸におさめた。そうしたらすぐにあなたがあらわれた。暗く重たいカーテンが開き、魔法のようにあなたがあらわれた。何かのふりをしないこと。わたしはわたしのままで振動すること。どんな黒い考えも白い考えも、お天道様にはガラス張りだから歓び基本で動くだけだ。それによって何にも損することはない。想像以上の毎日になるばかりだ。JUGEMテーマ:Book review
星の合図 | 2011.02.27 Sun 17:30
世界を巡るバックパックの旅、元からどの位の目的を定めていらしたのかは定かではないけれど『小さな声を聞く』という目的はあったそうで前半のアジアは普通のバックパッカーをやってこの辺に興味はなさそうな感じがした。先入観もマイナス思考。アフリカに辿り着くと かなり核心に迫って ぐっと迫るものがあった。(ヨーロッパはほとんど削られて)さくっと終わったのが良かったと思う。女はいつも働いている男は夢を見る施しを受けるのは危険 受けるのが当たり前になると人生に喜びが生まれないこれは私もいつも思う事です。本に...
**lanlanlan!** | 2011.02.26 Sat 19:20
〈story〉何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。米澤穂信さんの本を初めて読みました。だいぶ前に読んだので少し記憶が薄れているかもしれませんが、ご勘弁を(´Д`A;)この本を読むキッカケは雑誌のダ・ヴィンチ。ミステリーということと「古典部」に惹かれました。主人公のホータローはいい感じに力の抜けた感じの子で脇を固める里志・千反田・伊原は個性的で読みやすさもあっ...
book space | 2011.02.26 Sat 15:45
十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。責任を問われた麻酔担当医窪島は、独自に調査を開始し、意外な真相に辿り着く。しかし、その時、彼は大学の医局間の複雑な対立の中に、足を踏み入れてしまっていた。’92年度江戸川乱歩賞受賞作。乱歩賞初の医学ミステリー。内容(「Book」データベース)より抜粋医療ものを続けざまに読んでみたが、2冊目にしてはちょっとライトだったかな。そして久々にごく普通の厚みの本だったので、クライマックスが早かった…内容は、うーん。私は正直言って、...
Nao's scribble | 2011.02.16 Wed 23:58
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