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「…服…買ってあげるよ」 「え?ほんと?」 「持ってないんでしょ?」 「うん」 少年が、あごを引いて、媚びるような目でマナミを見た。 「いっつも、同じ格好はアタシが嫌なの」 「うん、ありがと」 二人は朝食を終え、アパートを出た。会社が終わってから移動時間を含んだ18時くらいに、アパートから最寄の駅に待ち合わせることにして、二人は 別れた。トーイはマナミと反対方向に出て行った。マナミが会社にいる時間、彼が何をしているのかは知らない。というか、マナミはまだトーイに「家に帰るべ き...
コウスケの官能小説 | 2009.01.13 Tue 18:17
「お姉ちゃん」 「…」 マナミが、布団の中でモゾモゾとする。シーツが肌にすれて、心地いい温かさが湧く。耳の後ろ辺りがジンジンと鳴った。 「う…うぅん?」 「朝ごはんできたよ」 何日か経つと、トーイが朝ごはんを作るのが当たり前になった。居候している負い目か、元々そういうことが好きなのか、少年は手際よく、スクランブルエッグやサラダを作った。朝ごはんを食べる習慣が無かったマナミには、妙に嬉しかったが、絶対に顔には出さなかった。 不機嫌そうな顔をして、出された朝食を食べる。 「おい...
コウスケの官能小説 | 2009.01.13 Tue 18:16
仕事を始めると時間を忘れた。こういう時間が結局心地いいんだろう。会社には数えるほどの人間が出社していたが、同部所には他に誰も居なかった。自分の真面目さと自己犠牲の精神に呆れてしまうが、誰も居ない方が気が楽だ。静かな方がはかどる。 13時になり、一旦仕事を終え、食堂に下りると、さっきの先輩が昼食を取っていた。手を振って呼ばれたので、横に座り、くだらないやり取りをしてランチを楽しんだ。こういう時間がキライなわけじゃない。人並みに楽しむことはできる。 「オレはこれで帰るよ」 「お疲れさま...
コウスケの官能小説 | 2009.01.13 Tue 18:15
※写真は、スポットライト。 そう。 我が失踪先の勤務先、 「ストリップ劇場」の演出用照明器具である。 最近は、照明係を任されている天勉也氏。 裏方の花形スポットである。 花形とはいえ、 失踪行為自体が日の目を見ないものなので、 ある種、皮肉な職業でもあるが、まぁ気にすまい。 さてそんな ちょっぴり世知辛い思いにかられていると 今日も今日とて、アノ声が聞こえてきた。 「テツヤシー!テツヤシー!」 そう。 You Tubeで、「デリカシーがない」で検索...
JERRY-LOVE 天勉也の 「愛と死を見つめて」 | 2009.01.13 Tue 00:02
冷たすぎただろうか?かわいそうにも思えてきた。だけども、甘やかしてはいけない。これ以上居座ってもらったマナミが困る。これでお終い。昨日の事は交通 事故のようなもの。大したことじゃない。一回セックスしたくらいで、一生モノのトラウマを負うほどの年齢じゃないし、相手に一方ならぬ深い愛を抱くほどウ ブじゃない。そりゃ恋愛経験は多いほうじゃないが、心の整理の付け方くらいは心得たものだ。 それが大人の女というもの。 最後の思いやりという感じに、少年の分の朝食も用意してやる。それを食べながら、顔...
コウスケの官能小説 | 2009.01.12 Mon 20:53
トイレから帰ってくると、少年は床に正座して、モモに両手を置き、かしこまって、マナミを見つめた。 「お姉ちゃん、なんでもするから、泊めて欲しいんだ」 「だめよ」 マナミは冷たく即答する。 「どうして?」 「どうして?って、それが普通よ。子供は家に帰る。それが常識。ここにいつまでも居てもらうと、いずれアタシが困るわけよ」 「…おねえちゃん…」 うつむいてチラチラとマナミを見上げる。出来上がった、かわいいポーズだ。出来上がりすぎて、わざとらしい。 「とにかく、帰って」 「…そん...
コウスケの官能小説 | 2009.01.12 Mon 20:52
朝、目が覚めると、マナミの胸に少年の顔が、昨晩のままにうずまっていた。寝息はか細く、生暖かい息が脇辺りに吹きかけられて、じめっとしている。 「…」 急に少年のことが気持ち悪くなって、払いのけ、ベットの下に突き落とした。 ドサ 大きな肉の塊が床に着地する鈍い音がした。そしてもぞもぞと少年は起き上がり、眠い目を擦って、マナミにぼやけた顔で朝の挨拶をした。 「おひゃおう」 朝の日の射す中で見ると、少年の顔は、男とも女とも見える中性的なものだった。肌は白く、キメ細かく、血管が透けて見...
コウスケの官能小説 | 2009.01.12 Mon 20:51
「んああぁぁぁぁ…」 喘ぐメスを少年は嬉しそうに見下ろしている。 「気持ちいい?」 褒めてもらいたい、という顔で見つめてくる。 「すごく…いいよ」 マナミが恥ずかしくて認めたくない気持ちをどうにか、心の隅に追いやって、認める。 「よかった…」 少年は安堵しているようだ。 マナミの心にあった最後の痞(つか)えが溶けて流れた。 「ああぁぁぁあああぁぁぁぁ…!!!あああぁぁぁ!!」 「お姉ちゃん!」 少年がマナミにしがみつく。しがみついても、身体が小さいので顔の位置が丁度、...
コウスケの官能小説 | 2009.01.11 Sun 20:22
「うぐ…」 膣に大きなペニスがクサビを打ったような、重い快楽がある。身動きが出来ない。 「ちょ…ちょっと…」 ペニスの感触が異様に生々しく感じ取れる。コンドームをしていないからだ。ペニスに浮かんだ血管の形すら感じ取れそうな気がする。 「なんで…」 コンドームをしないで挿入したことなんて、覚えている限り一回も無い。マナミはそういうセックスをしないし、したくもない。興味もない。それに、女性とセックスする祭にスキンを拒むような男と付き合うこともなかった。 お腹を手でさぐる。お腹の中の...
コウスケの官能小説 | 2009.01.11 Sun 20:21
ペニスの先は大き目のミカンくらいの大きさがあったものだから、少年がその先を入り口に押し込んでも、上手く入らなかった。濡れていたのも手伝って、左右に滑って、的を外した。 「…」 マナミが視線を少年に落とすと、その太い肉棒を掴んで、ビラビラの中にどうにか、埋め込もうとしている。でも、マナミは長いことセックスそのもの をしていないので、入り口が狭まっているのもあるし、少年のそれはマナミが見たことも無い、経験したことの無い太さだったから、当然、上手く入らない。 「…ん…」 それでも、海綿体...
コウスケの官能小説 | 2009.01.11 Sun 20:20
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