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旧サイト4567Hit、雪華さまのリクエスト、 『初めて知った言葉』で何か… で書いたのですが…………ですが……… ………書き始めはもっとほんわかしていたはずだったのに。 思ってたのと違うと思われたら書き直ししますのでご連絡ください。 ----------------------------JUGEMテーマ:ショート・ショート
星月夜〜gestirnte nacht〜 | 2010.04.10 Sat 23:36
JUGEMテーマ:ショート・ショート JUGEMテーマ:詩 ――ハルはどこですか?――ハルはこの下で眠っています――この土の下にですか?――はい――起こしましょう――まだいけません――まだ眠らせておきますか?――はい――土の上に張り付いているのは何でしょうね?――ハルの布団です――凍っています――フユで作りました――フユは冷たすぎます――それがいいです――ハルが霜焼けになります――いいえ――ほんとうですか?――ハルの布団はフユでなくてはいけません――信じられません――フユの冷たさがハルを育てます――そういうものですか?――そういうものです――...
桃源情歌 | 2010.04.09 Fri 19:16
JUGEMテーマ:ショート・ショート 患者|先生、足を挫きました!医者|それはいけませんね、どこでどうしました?患者|夢に向かおうと、理想から現実へ踏み出したんですが。医者|ふむふむ。患者|てっきり一歩目は上りの階段か、そうでなくとも平行な床だと思ってたんです。医者|はい。患者|それがいきなり下りの階段で、おまけに段差もかなりついてまして。医者|ああ、なるほど。上るつもりで足に力を入れて、思い切り踏み込んだら下りだった、と。現実より理想が高過ぎたんですな。患者|肩透かしを食らった足がドスンと凄い...
桃源情歌 | 2010.04.09 Fri 19:10
はぁ、ああん、だめ、あかん、いやぁ、ああっ。なんか、感じてるとき、こんなこと、ゆってるんやと思う。なんか、意味ありげで、わからない、そんなことば。でも、ああん、いい気持ちになってるときって、無意識。はぁ、あああん、いやぁ、あかん、ああ、ああ、ああっ。感じてるとき、わたし、そんなことばを、言っちゃう。オナしてるときも、はぁ、はぁ、はぁああ、ですぅ。ううん、とっても、わたし、ああ、もうだめ、いっちゃう。ヌルヌルしてて、ぺちゃぺちゃ、おとがしちゃう。あああん、だめ、だめ、もう、いっちゃう、いっちゃ...
あっこの愛の部屋 | 2010.04.07 Wed 13:25
JUGEMテーマ:ショート・ショート 私は彼女たちのために泣いたり悲しんだりする資格があるのかと考えた。誰かが亡くなって悲しむというのは、近しい家族と、亡くなった人のために誠心誠意尽くした者にだけ与えられる特権だと思っている。私は亡くなった彼女のために悲しむ資格が与えられるようなことは何一つできなかった、というかしていない。遠い昔に交わした彼女との約束はあったが、それすら間に合わなかった。多くの人が彼女のために泣き、悲しんだりしている。多少なりとも見知った人が亡くなるのはショックではあるが、悲し...
Infinity With You | 2010.04.05 Mon 13:46
JUGEMテーマ:ショート・ショートJUGEMテーマ:自作小説 夢語(byNAYUTA)マエガキひさしぶりに夢語を書くような気がします。色々とストックはあるんだけどねぇ、第弐譚の評判が良すぎて、変に書けなくなっちゃったみたいな。でもそろそろ書かないとなぁっと思って書くことにしました。3月号のキッペの”海老鯛”って言葉が妙に気に入って、じゃあそんな物語にしよう!って思ったんだけど、少々外れたかも・・・。まぁ、よしとしましょうか。では、どうぞ。夢語〜第肆譚「海老鯛」 「こんなのはどうかね。D君。」そういうとソ...
MAG-NAYUTA | 2010.04.03 Sat 15:22
JUGEMテーマ:ショート・ショート 白い壁を見るとはなしに見つめていた。クロスの細かい模様が虫のように浮かんでくる。男が女の両腕をベッドに押さえつける。女は眼を閉じる。舌が白い肌の上を動き出す。思わず声が漏れた。女は眼を閉じる。 掴んでいた腕から男が離れると、女は腕が軽くなると感じた。男の指も女をまさぐりだす。女の声は、甘く湿ったように変わり、吐息と共に空に消える。頭の中だけは白々としている。それでも溢れ出す声は止まらない。身体中が粟立ち、白すぎた肌はいつしか上気して、淡い桜色となった。やがて全...
自由になりたい | 2010.04.01 Thu 20:18
先日、「twnovelの不思議なところ」というブログを書きました。http://nichi-nichi-s.jugem.jp/?eid=14そのあと、とあるtwnovelを書いたのです。それは自分でも会心の出来! と思えましたし、お気に入りにも多かったのでとても満足しています。それがこちら。【自己評価、他者評価ともに高かったtwnovel】王女は悩んでいた。私の悲しみをもっと世間へアピールする方法はないかしら。ああ、憎らしやクレオン。許すまじイアソン。王女は手始めに雑誌で浮気夫への恨みエッセイを連載。ラジオでは啜り泣きを漏らし、テレビでは病んだ顔を...
ニチニチ報 | 2010.03.30 Tue 11:50
JUGEMテーマ:ショート・ショート 豆腐洗い猫は宇宙の天上にいた。一神教の神の手下として働いていた。一神教の神の部屋は、公団団地の一階で、サッシの扉を開けると、庭にはゴミとかピザの包み紙とかが落ちていた。いつも暗い天上で、苔が微妙に発光していた。宇宙の天上だから神々がたくさん暮らしていた。公団住宅は神々でいっぱいだった。神々は多い。大体、我が国だけで八百万の神がいますのだ。ギリシャローマ神話とかを元ネタにしたイタリア映画を「サンダルもの」というそうだ。もちろん仏教の大量の仏様たちもおいでになる。...
モグラ帝国の地下 | 2010.03.30 Tue 03:55
JUGEMテーマ:ショート・ショート静かな昼下がりに公園のベンチに腰掛けていると、子供たちがやってきて急に辺りは賑やかになった。子供たちは殆どが少年だったが、一人だけ大きなピンクのリボンを髪につけて、ピンクのフリルがたくさんついた服を着た少女がいた。公園を取り囲む、満開の桜と同じ色の大きなリボンの掛った、ピンク色の大きな箱を両手で抱えていて、それが邪魔で友だちと遊べずに所在なさげにしていた。淡いピンクの良く似合う小柄な少女は、大きな箱を抱えたまま僕の横へやって来ると、ベンチに座りもせずに友だちが遊...
Infinity With You | 2010.03.29 Mon 23:29
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