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このテーマについて
掌編。超短編。など、名前は様々。
一瞬を切り取って、読んでくれる人に届けたい。
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作者のブログへ:「silbe」さんのブログ
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空想:過去からの嘲笑

JUGEMテーマ:ショート・ショート   「――あと、はんぺんと卵も……あ、ツユ多めにお願いします」   会計を済ませて家路へと向かう。今日は、いまコンビニで買ったおでんを肴に熱燗を飲もう。徳利に酒を注いで、水を張った鍋に置いて火にかける。沸騰するまでの間にシャワーや着替えを済ませる。熱燗にするのだから、酒は安いやつでいい。この間買ったやつがまだ結構残っているはずだ。   おでんが冷めないようにと足早になる。しかし走ってしまうとツユがこぼれてしまう。ツユは食べ...

ねじまき鳥よ、おれの幸運を願え | 2018.10.17 Wed 08:38

マーサ・Wの仄かな恋

JUGEMテーマ:ショート・ショート    七十三歳の誕生日を迎えた翌々日から、マーサ・Wは奇妙な幻覚を見るようになった。彼女は自宅のサンルームでたくさんの植物を育てることを趣味とし、そこで午後のティータイムを過ごすことを日課としていた。その日も植物に囲まれた小さな丸テーブルにティーセットを並べようとしたという。しかしテーブルの上は既に彼女の見たこともないものたちで占拠されていて、ティーカップもポットもクッキーも置くことはできなかったという。 「それはもう不思議な状態でしたのよ、先生...

pale asymmetry | 2018.08.26 Sun 21:07

空想:はじめてのビーフシチュー

JUGEMテーマ:ショート・ショート   どうやら俺は結婚をするらしい。 「らしい」と言ってしまうくらい、実感がない。おまけに妻のお腹には子どもがいる。 俺には、いや、俺たちにはなにもない。カネもなければ食事を囲むテーブルすらもない。だけど、未来だけはある。 仕事が終わり、アパートへと帰る。「おかえりなさい」という妻の言葉が妙な気持ちにさせる。 こんな俺が、妻を、そして子どもを幸せにできるのだろうか。   俺の家は平屋のボロい一軒家で、そこで兄貴と姉ちゃんと両親の5人で...

ねじまき鳥よ、おれの幸運を願え | 2018.08.14 Tue 14:59

居場所を探して3

JUGEMテーマ:ショート・ショート 「ここは風が抜けないんだなあ」 窓硝子に手を伸ばした先輩の腕の中に尚史が包まれる形になった。 「尚史、喉悪いんだからもう少し環境のいい所住めたらなあ」 背中に先輩の体温を感じながら尚史は戸惑った。   「早くプロになっていいとこ住もうな。あ‥そうだ、俺のアパートに来れば?」 大きな瞳を見開いて尚史が振り返る。 「え、‥先輩?」 「ちょっと広すぎるし一緒ならいつでも勉強出来るし、環境もいいから尚史の体にもいいと思う。どうかな?」 答に窮している尚...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:59

居場所を探して2

JUGEMテーマ:ショート・ショート 「まだ、帰ってないかと思ってたよ」 "え‥" 「大家さんに何度も電話したけど、ずっと留守だって言うし」   嘘だ。 今日はどこにも行ってない。 わざと電話を取り次いでくれないのだ。 そんなことはしょっちゅうだった。 謂れのない嫌がらせだった。 けど、先輩には知られたくない。 尚史はただ微笑むしかなかった。   「今度の土曜日に一門で食事会しようって。 尚史も来るよね」 「でも、僕‥」 ためらっている尚史に先輩が答えた。...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:58

誰もしらない私の悩み4

JUGEMテーマ:ショート・ショート JUGEMテーマ:ショート・ショート しばらく頭を冷やし、慎太郎が部屋に戻ってきた。 明かりを消し布団に潜りこんだ。 "はあーっ" 眠れそうにない。 寝返りをうち彼の方に顔を向けた。   その時、暗闇から小さな声が聞こえてきた。 「慎ちゃん‥そっち行ってイイ?」 「ア、アカン、もう寝てや」 慎太郎は頭から布団を被った。 「慎ちゃん、雷なってるから、お願い‥」 「え?星が見えてた‥」 「鳴ってるもん!」   慎太郎は迷ったが...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:57

誰もしらない私の悩み3

JUGEMテーマ:ショート・ショート JUGEMテーマ:ショート・ショート 「夕ご飯も美味しかったし良かったね」 彼が布団に寝そべり頬杖をついてニコニコしている。 「うん、そやねえ。勉強も出来たし」 慎太郎は側で正座して衣服を畳んでいた。 バッグに荷物をしまい終わってふと彼を見やる。   "あれ寝ちゃったの?" 微笑んだ表情のまま彼が寝てしまった。 "あんだけはしゃいで疲れちゃったんやなあ" 子供みたいな寝顔を見ていたらふと顔に触れたくなった。 ゆっくり...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:56

誰もしらない私の悩み2

JUGEMテーマ:ショート・ショート JUGEMテーマ:ショート・ショート 翌日、待ち合わせに珍しく慎太郎が遅れてきた。 「ごめん、遅くなって」 大きめのバッグを抱えた彼がふてくされている。 「おっそーい、なにしてたのお。慎ちゃんにしては珍しいじゃん」 「うん、ちょっと」 今から温泉に行くのにお風呂に入っていたとは言えなかった。 なぜか、そうせずにはいられなかった。 「電車、ここから乗れば良いんだよね」 2人は駅のホームに掛け上がった。   「慎ちゃん、こっちこっち」 宿の...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:55

約束の日vol.2

JUGEMテーマ:ショート・ショート 「上がっていって」 マサユキは頷くと彼の後をついていった。 久しぶりに近くで見る彼の背中、あの頃より背が伸びた気がする。   マンションの自室に入ると彼がタオルを手渡してくれた。  同い年なのに、彼の方が年上に見える。 「リュウちゃん、大人っぽくなったね。それに‥」 続く言葉を慌てて飲み込んだ。 ゛カッコよくなった゛ 日焼けした肌に彫りの深さが相まって男らしい面立ち。あの頃とは違う大人の男だ。 「あはは、マサユキ、同い年やんか」 「そう...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:53

尽きせぬ想い〜最終章

JUGEMテーマ:ショート・ショート JUGEMテーマ:ショート・ショート 一足先に駅の改札に着いた彼は振り返り慎太郎に歩み寄った。   「あの、誤解してるかもしれないけど」 慎太郎は小首を傾げて聞いている。 「慎ちゃんの料理が旨かったのは慎ちゃんと食べたからってのもあるんだよ。ご飯ってさ、誰と食べるかが大事なんだよ」 「何、恥ずかしいコトいうてんのん」 思わず視線をそらした慎太郎の瞳に涙が あふれた。   「慎太郎‥」 慣れない呼ばれ方にハッとして彼の方に顔を向けた。 ...

青白き月に薄墨の雲 | 2018.07.19 Thu 20:51

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