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2014.6.20 近年、左翼マスコミは自殺をテーマにして、自民党政権を執拗に批判してきました。 “自殺者は年間3万人を超えて異常事態である” こうした批判は、政権に大きなダメージを与えていると思われます。しかし、なまじっかの反駁は、「揚げ足取り」の標的になるので、政府側も沈黙しがちです。 しかし、こうした状況を放置しておいてよいものでしょうか。 ここで、ブログ管理人は保守主義の立場で、有効な反論を考察してみます。 最初に、次の「社会実情データ図録」を説明します。民間の個人が運営するサ...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.20 Fri 18:36
2014.6.14 最初に、中川八洋氏の中川草案前文を引用します。 日本国民は、祖先より相続した美徳ある自由の満ちる祖国が、未来悠久に存続するために、世襲の義務を果すことを決意して、主権を喪失した占領下に制定された「日本国憲法」を改正し、ここに新しく憲法を制定する。 (赤字ブログ管理人) 中川八洋『国民の憲法改正』、ビジネス社、13頁 この前文は、保守主義の観点からみて真に正しく、一切非の打ちどころはないものです。 ただし、ブログ管理人は、違った観点から、二つの弱点があると思います。 第一に、...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.14 Sat 11:35
2014.6.11 以前のブログ記事では、櫻井よしこ氏と敬称をつけましたが、その価値が無いと認識するに至りました。よって、今後は敬称を付けることを止めます。 1791年制定のフランス憲法は、ヨーロッパで最初の成文憲法である。フランス革命で絶対王政が倒れ、一時共和制に移行したが、恐怖政治に陥った反動から再び王制に戻ったときに、このフランス憲法は制定された。同憲法には国民主権がうたわれ、その後の世界各国の憲法に大きな影響を与えたのは周知のとおりだ。この憲法下のフランスの国家形態は君主制であり、...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.11 Wed 18:23
2014.6.10 中曽根康弘は、中曽根個人で1度、会長を務める世界平和研究所で1度、計2度の憲法改正試案(以下、試案)を発表しています。 結論を先に言いますと、2度の試案は条文こそ変わっていますが、国民受けする材料を提供して、事実上の独裁体制を目論むものです。立憲主義などお構いなく権力集中を是とする試案であり、かつ天皇(皇室)に対する憎悪すら感じられ、暗澹とした気持ちになります。 それぞれの試案の要点をまとめてみます。 日本財団のサイト 序および高度民主主義民定憲法草案 http://nippon.zaidan.i...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.10 Tue 17:34
2014.6.9 立憲主義と聞くと、中学校で勉強した立法・司法・行政の三権分立を思い出しますが、立憲主義=三権分立ではありません。 “立憲主義”は、国家の統治機構のすべての政治機関ならびに国民に対して、憲法によって、それらの権力を制限する主義のことである。だから、制限されない政治権力のことである「主権」の存在を許さない。“立憲主義”は、「国民主権」「人民主権」とは対極的な主義であり、決して両立することはない。 中川八洋『悠仁天皇と皇室典範』、清流出版、288頁 立...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.09 Mon 21:39
2014.6.8 拙ブログ記事では、「伝統」「慣習」「自由」という文言を絶えず使っています。憲法改正私案においても繰り返し使います。そのため、これらの定義が無いと混乱がでるかもしれませんので、改めて定義します。 次のとおり、できる限り一般的な定義を採用しました。 伝統とは、ある集団・社会において、歴史的に形成され、世代をこえて受け継がれた精神の形。 慣習とは、ある社会で、長い間にみんなに認められるようになって、いつもそのようにする決まりとなっているならわし。 自由とは、自分の意思で振る...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.08 Sun 07:31
2014.6.6 中間組織を考えるにあたり、まず、「自由の擁護」について考えてみます。 “自由”を擁護する伝統的な諸「制度」には主要なものが三つある。?「世襲(相続)の原理」が機能していること、?「法の支配」が守られていること、?「中間組織」が繁茂していること、である。 中川八洋『国民の憲法』、ビジネス社 70頁 中川八洋氏の解説は、エドマンド・バーク哲学の核心をつき明解です。 この三つのなかで?「世襲の原理」と?「法の支配」は既に説明済の憲法原理であるので、?の中間組織について考えてみま...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.06.06 Fri 22:45
2014.5.28 ブログ管理人は、教育勅語に関心を持っています。その理由は、明治憲法の起草者の一人である井上毅が教育勅語の起草にも関わり、同じく金子堅太郎が英訳に参加したからです。 まずは、教育勅語を引用します。 ?育ニ關スル勅語 朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト 宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣 民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ 世々厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ 精華ニシテ?育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス 爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和 シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.05.28 Wed 22:13
2014.5.25 現行憲法の下で“死語”となりつつある「万世一系」ですが、かつて明治憲法第一条に使われていました。 大日本帝国憲法(明治憲法のこと) 第一条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス その由来は次のとおりです。また、この「万世一系」は法律用語であり、この一語で保守主義の憲法原理「時効の原理」「相続の原理」を併せ持っています。 だが、「万世一系」は、学者公家の厳垣松苗の著『国史略』(1826年)における「歴世天皇 正統一系 亘万世而不革」から採っている。岩倉具視が造...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.05.25 Sun 06:44
2014.5.22 米国大統領は「世襲」ではないので、保守主義の憲法原理「世襲の原理」は“適用除外”と考えるべきでしょうか。それとも、米国の「大統領制」に準用できるのでしょうか。その可否を検討してみます。 まず、ブログ管理人は「世襲の原理」を次のように定義付けました。 「世襲の原理」とは、英国の「世襲」の国王を、英国国民やその子孫は命を捨てても守るので(世襲の義務)、国王は、国民の自由や権利を子々孫々にわたり守る(世襲の権利)という原理です。つまり、祖先から相続した故に、国家権力から最大...
保守主義の憲法改正私案 | 2014.05.22 Thu 09:20
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