皆さんはこの自粛期間中どのようにお過ごしでしょうか。 何かしたくてもなかなか外に出られずにもどかしく思っている方も多いのでは? そこでこの自粛期間を利用して、 是非とも読んでいただきたいお茶の本を少しずつご紹介いたします。 お茶の本といっても点前教則や道具の本ではなく歴史小説です。 歴史小説と聞いてゾッとする方もいらっしゃるかもしれません。 しかし茶道と歴史はとっても密接。 歴史を知りひとつの物語として捉えることで、 ...
茶菓日日 | 2020.04.20 Mon 15:41
裏千家では4月になると透木釜をだします。 我が家にある透木釜は桜川地紋のもの。 この季節にぴったり。 この釜は平たいので炉を覆うように置くこととなります。 そうすることにより火を遠ざける役割があります。 さて、そもそも透木とは何なのか。 この平たい釜の下には灰と炭が入っているのですが、 3月の釣り釜の時点で五徳を外してしまいます。 そこで、炉壇の上に拍子木のような小さな木を置いて、その上に釜の羽をのせているのです。 炭手前の時などは透木の扱いが...
茶菓日日 | 2020.04.19 Sun 13:17
外出自粛の期間中にやりたいことがいくつかあります。 そのうちの一つが和菓子を作ること。 和菓子作りは好きで、 気分転換をしたいときに餡子を炊いたりもします。 部屋の中に広がる、豆のむっくりとした香りが好きなんです。 秋の栗のころには丹波まで栗を拾いに行って、 栗きんとんを作ったりもします。それはまた追々… 今回は夜さくらの羊羹を作りました。 桜色に染めた道明寺粉を忍ばせて作った羊羹。 まぁまあ上上(*^^)v この機会にいろいろチャ...
茶菓日日 | 2020.04.18 Sat 11:27
こんなにいい季節なのにお外には出られないので、 家での一服を楽しむことにしております。 近所の御菓子屋さんで綺麗な御菓子をいただいてきました。 ショウケースを見てみると「岩根のつつじ」や「木の芽薯蕷」などが並んできて、先週とは季節が変わってきています。 もうぼちぼち桜もおしまい。 以前アンティークショップで購入した桜の蒔絵の小さな菓子器にお菓子をいれてみて、一人でにんまり。 「散る桜 残る桜も 散る桜」 良寛さん 菓子 :うら桜 紫野源水 菓子...
茶菓日日 | 2020.04.17 Fri 16:31
「美しいものにできるだけふれるようにしましょう。 美しいものにふれることで、あなたも美しさを増しているのですから」 中原淳一 最近、読んだ本にこんな言葉が載っていました。 イラストレーターや人形作家として有名な中原淳一の言葉です。 あまりにもニュースが騒然としていて 忘れてしまっていましたが、 自分が好きなものや、美しいと感じるものを見るということの 大切さを思い出させてくれました。 前代未聞の緊急事態ではございますが お...
坂井春明堂 | 2020.04.09 Thu 15:29
先日の稽古場は見学者が来られたので、 お菓子も菓子器も少しだけ特別に用意してみました。 田楽箱は陶器でできているのでずっしりとした重みがあります。 持ち上げる際にはちょっと用心深く。。。 でもこういった菓子器を使うだけで一気に華やかになります。 写真には撮れませんでしたが、 裏山の大きな桜の木も満開に。 生徒さんたちとお花見気分を味わいました。 世の中コロナコロナで少し気が滅入ってしまいますが、 良寛さんのこんな唄を口ずさむとほっこり...
茶菓日日 | 2020.03.28 Sat 15:46
自粛制限がかかる中、 皆様どうお過ごしですか。 お茶会も中止されていますが、 おうちで家族とお抹茶を楽しむのも いいかもしれません。 こんなときはゆっくり普段できない時間を お過ごしください。 本日は先の季節の品ではございますが 縁起の良いお茶碗をご紹介いたします。 <而妙斎書付 永楽即全 「かねのなる木」織部茶碗 共箱> (直径:11?、高さ:9?) 而妙斎宗左(じみょ...
坂井春明堂 | 2020.03.26 Thu 21:56
JUGEMテーマ:茶道 ご巡錫の合間を縫って、名誉総裁(葆光庵丸川春潭老師)は北寮に泊まられた翌朝、日課のお茶を点てられます。 この日、床の間には如々庵芳賀洞然老師の書「桃李一蹊春」。 菓子は、くるみの入った西洋風の菓子で桜の絵が描かれた絵懐紙が綺麗でした。 茶碗は、亭主葆光庵丸川春潭名誉総裁老師お手製。赤い茶碗には濃い抹茶の緑が映えます。 花は、一子椿に黒芽柳。まさしく春を満喫、二服いただき、美味しゅうございました。 ...
My First JUGEM | 2020.03.24 Tue 19:16
JUGEMテーマ:茶道 今房総支部の摂心会はコロナウイルス騒ぎがあって期間を短縮しての開催でしたが、好天に恵まれたせいもあってか、平生よりも寧ろ気合も入って、終わってみればなんのことはなく、「大変気持ちの良い摂心会であった」との円了垂示を頂いたほどでした。 円了日のお茶席は、名誉会員の裏千家准教授宮近先生とその社中が担当してくださいました。前日お昼から夕刻までかけてお茶室内外の清掃、特に露地は念入りに、そこまでやられるのか! 小さな雑草までもなくなって見違えるほどになりました...
My First JUGEM | 2020.03.24 Tue 16:57
今房総支部の摂心会はコロナウイルス騒ぎがあって期間を短縮しての開催でしたが、好天に恵まれたせいもあってか、平生よりも寧ろ気合も入って、終わってみればなんのことはなく、「大変気持ちの良い摂心会であった」との円了垂示を頂いたほどでした。 円了日のお茶席は、名誉会員の裏千家准教授宮近先生とその社中が担当してくださいました。前日お昼から夕刻までかけてお茶室内外の清掃、特に露地は念入りに、そこまでやられるのか! 小さな雑草までもなくなって見違えるほどになりました。お花、お軸の準備など万端整えられ...
My First JUGEM | 2020.03.24 Tue 16:41
全1000件中 51 - 60 件表示 (6/100 ページ)