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浄土真宗

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浄土真宗
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親鸞聖人の明らかにされた浄土真宗のテーマです。
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「まだ信心を獲られないのか」という人の正体

真面目に聞法している同行に対して 「まだ獲信できんのか」 と言ってくる人があります。   それは、浄土真宗の異端で、 夜中に儀式で信心を授ける土蔵秘事というものです。 土蔵秘事の信心は、儀式で授けるので簡単です。 儀式をしたその日にもらえます。 それで、まだ獲信できないのかと言ってくるのです。 それに対してどう答えるのが適切かというと、 「そんな程度の信心ならね」 というほどのものです。   なぜかというと、 3年聞いてても獲信できてないからといって、まだできんの...

仏教とは? | 2018.07.19 Thu 11:47

信心をもらった年月日時に覚えがないといけない?

信心を貰った年月日時に覚えがなくればならぬ、 とやかましく言うのは間違いです。 それは土蔵秘事です。   一念の水際をハッキリとかれる正しい仏教の先生を 「あいつは土蔵秘事だ!」と言った者がありますが、 土蔵秘事では、信心を頂いた年月日時に 覚えがなければならないと言うからです。   しかし、信心決定すれば、 一念の体験はハッキリしているので、自覚があります。 それがいつかということについては、 仏教では、   「実時」と「仮時」があります。 &nb...

仏教とは? | 2018.07.18 Wed 12:20

他力信心は十劫安心でも三業帰命でもない

浄土真宗の本願寺では、江戸時代に三業惑乱という流血の大事件が起きました。 その結果、たのむ一念にふれてはならないという裁断が出されました。   しかし、浄土真宗の8代目の蓮如上人が 「たのむ一念のところ肝要なり」 といわれています。 「肝要」とは、一番大事ということです。 一番大事といわれる「一念」を説かないので、 本願寺は、要が抜けて、 十劫安心になってしまいました。   振り子は中央にはとまりません。 そのように、正しい信心はなかなか明らかにはできません。 必ずどちら...

仏教とは? | 2018.07.17 Tue 12:39

土蔵秘事との遭遇

土蔵秘事という浄土真宗の異安心があります。 こうした異安心は、蓮如上人の頃もありました。 ですので御文章の中に教えておられます。   「それ越前の国に弘まるところの秘事法門といえることはさらに仏法にてはなし。 あさましき外道の法なり。これを信ずる者は永く無間地獄に沈むべき業にて徒事なり。 この秘事をなおも執心して肝要と思いて、人をへつらい誑さん者には相構えて相構えて随逐すべからず。 急ぎその秘事をいわん人の手を離れて早く授くるところの秘事をありのままに懺悔して人に語りあらわすべ...

仏教とは? | 2018.07.16 Mon 12:58

親鸞聖人の著作の相互関係

浄土真宗を明らかにされた 親鸞聖人にはたくさんの著作がありますが、 親鸞聖人の教えのすべてがおさまっているのは、 主著の『教行信証』です。   それ以外は、その一部を教えられています。   たとえば親鸞聖人の著作に、 『末灯鈔』と『一念多念証文』というものがあります。   『末灯鈔』とは、親鸞聖人のお手紙、あるいはお言葉をまとめられた本です。 これ親鸞聖人がまとめられたのではありませんが、 親鸞聖人のお手紙、あるいは法語をまとめられたもの。   末...

仏教とは? | 2018.07.14 Sat 20:34

七地沈空の難

さとりの位は、52段中、 47段まで登ると七地沈空の難というのがあります。   七地沈空の難という菩薩の墓場と言われます。 こういう危ないところがあるぞ とブッダはおっしゃっています。 47段まで、実際いないけれど教えで説かれています。   そこまで登ったら大変大きな喜びが起きます。 それが仏のさとりと間違ってしまう。 それ以上求めなくなります。 その菩薩の墓場と言われる所があります。 こう言われるんですね。 ここまで登ったら物凄い大きな喜びが起きて 私は仏のさとりを開...

仏教とは? | 2018.07.12 Thu 12:15

立派な人ほど何が善で何が悪かわからない理由

歎異抄に 善悪の二つ総じてもって存知せざるなり とあります。 これは、何が善で何が悪かわからない といわれています。   泥棒や人殺しが言うならわかりますが、 これは、世界の光といわれる親鸞聖人のお言葉です。 なぜこんなことを言われたのでしょうか。   それは何が正しいか何が間違っているかは、 時代、場所によって大きく変わるからです。   日本では泥棒といわれると侮辱、 アメリカではチキン臆病者といわれるのが屈辱です。 その辺違います。   ...

仏教とは? | 2018.06.15 Fri 13:10

何百年にもあえない花

大無量寿経にこのようなお言葉があります。   無量億劫にも値い難く見難きこと、 霊瑞華の時あって時にすなわち出づるが如し   霊瑞華とは優曇華の花といって、何百年・何千年にもあえないものです。 その花を見るにはその時代に生まれなければならなし、 その場所に生まれなければなりません。   それも花の価値などわからない私達は 滅多に見れないものだと教えられる方がいなければわかりません。   霊瑞華のようにあい難いのが阿弥陀如来の本願であり、 本当の仏教の先生か...

仏教とは? | 2018.06.08 Fri 12:53

私たちの本来の性質

親鸞聖人は無常の風に驚いて9歳の春に出家せられてより、 20年間の求道は名誉を得る為でもなければ 地位を得る為でもありませんでした。 未来永劫の地獄を逃れて絶対の幸福を得んがためでした。   これ一つ忘れたら世間ごとになって仏教にはなりません。 親鸞聖人は後生の一大事に立たれて、 後生の一大事の解決が あなたが求めるべき問題にすべきことなんですよ と私たちに教えられています。   どういうような名誉、 どういうような地位につくかでなくて、 後生の一大事を解...

仏教とは? | 2018.06.06 Wed 09:49

天台宗と浄土真宗どっちがいい?

三重廃立の二つ目は聖浄廃立です。 仏教に聖道仏教と浄土仏教の2つがあります。 親鸞聖人は9歳で出家されて天台宗の僧侶となり、 29歳まで20年間、大変なご修行をされました。   滝に打たれたり、雪の中を走り回られたり、 大曼の難行という大変厳しい修行をされました。   それでも後生の一大事の解決はできませんでした。   口や体は心が命じるままに動きます。 口や体で悪を作らないようにしようとされました。 当時、源氏と平家が戦って、平家が敗れました。 敗れた平家は...

仏教とは? | 2018.06.02 Sat 12:55

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