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ゆきひらなべが、好き。先ずはその名前。ゆきひら って音、すごく静やかでやんごとない感じがする。それから、(名前とは逆で)ぶきっちょにボコボコしたまあるい形も、好き。かと思えば、両端に絶妙なおちょぼ口を潜ませている、あの"はしっこさ"も、憎めない、好き。でも、それより、なにより、金属と木製の取っ手が、仲良く手を繋いでいる佇まいが、好き。異質なもの同士が、睦み合っている様は、人智を超えて麗しい。異質なもの同士、と言えば、私が作っている石鹸もそうだ。酸性のオイルとアルカリ性の苛性ソーダが溶け合って...
わたし歩記 | 2010.09.02 Thu 19:22
そう言えば一昨日の晩も爪を切ったのじゃなかった?と、リビングのゴミ箱の1つを火鉢の如く前屈みになって囲みながら思った。夏になってから、爪の伸びるのが、早い。恐らくはもう、気のせいとか何とかではなく、"速い"。昔から、爪を伸ばすことに不思議と縁が無かったように思う。子供の頃はずっとピアノを習っていて、爪切りは一種の義務だった。私が師事していた先生は、とても厳しい人で、爪の先端からほんの少しうっすら白い部分が見え始めようもんなら、「はい、これ-」と、レッスン前に爪切りを渡されたものだった。ある時、学...
わたし歩記 | 2010.08.31 Tue 22:37
JUGEMテーマ:エッセイ「宣言するということ〜夏休みの宿題エッセイNo.50」間は空いてしまったのであまり偉そうなことは言えないのですが。無事に夏休み中に50のエッセイを仕上げることができました。有言実行は示せたかな?今の私に伝えられることは、すべて書けたと思います。宣言することは大事、後に引けなくなったら自分を追い込むことができるから。でも、無謀すぎるのはダメ。自分で守れないことを繰り返しすぎてしまったら、やり遂げる力をなくしてしまう。結果的に宣言した相手より誰より、自分を裏切って信用できなくさせて...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 13:11
JUGEMテーマ:エッセイ「夏休み〜夏休みの宿題エッセイNo.49」 細かな思い出ばかりだ。計画性のない過ごし方ばかりしてきたから。小学生の頃は遊びに行った思い出がぽろぽろたくさん。おじいちゃんの病院に毎週のように行ったこととか。中学、高校は部活三昧。大学になったらバイトして小説書いて。大学生なんだからもっと小説に時間を割けばよかった。大半はつまらない時間の潰し方してたなぁと思ってしまう。もったいなかったなあと。きっと、社会人になったからですね。8月になった瞬間夏休みは終わるんだ、って月初に生徒に話...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:51
JUGEMテーマ:エッセイ「本〜夏休みの宿題エッセイNo.48」 小さい頃の母の読み聞かせに、私を作ってもらった。図書館にもよく連れて行ってもらった。絵本から児童書、青い鳥文庫、でも、大人になるまでの中間は?江國香織や吉本ばなな(当時は漢字表記)、赤川次郎など、中学校でも本はたくさん読んだけれど私のための本、と思えるものはなかなかなかった。(たぶんここで古典に目を向けるべきだったのだと思う。とっかかり、というか読書の道筋は必要だと思う、特に自分から古典なんてまず入らないし)中2の冬休みは氷室冴子の『な...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:44
JUGEMテーマ:エッセイ「モザイクの道端に座り込んで〜夏休みの宿題エッセイNo.47」 最初で最後の詩集のタイトル。高校生の頃、衝動を言葉の切れ端にしていた。何冊も何冊も書き留めた恥ずかしい言葉のノートたち。誰も寄り添ってくれない痛みを撫でるように言葉を集めて、詩集を作った。小説という長い蓄積の作業ができる根気がなくて、言葉のきらめきで勝負できる世界に挑もうと思った。高校生だった、たくさんの痛みがあった。でも、今読み返してみると、自分というより誰かの痛みについての方が多かった気がする。やさしい人...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:29
JUGEMテーマ:エッセイ「殻を破る〜夏休みの宿題エッセイNo.46」ずっといい子の殻が破れず、コンプレックス。小説を書き始めてからもそれは同じで、ずっと見ていただいてる大学の先生にも言われ続けていたこと。まだ書けていない、まだ書けていない、と言われ続けて、自分でもそれは何となくわかるのだけどどうにもできない。今年の夏書いている小説では、ほんの少しだけ、ヒビくらいは入れられた気がする。はじめて息を切らしながら書き殴った。新しい世界が見えて、まだやれると思った。本当に本当に、うれしかった。続けた者にしか...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:18
JUGEMテーマ:エッセイ「完璧主義~夏休みの宿題エッセイNo.45」 向上心のないやつはばかだ、『こころ』の台詞を呟いてみたら「そんな言い方ないよ」と言われてしまった。いやいや、人にはこんな言葉向けませんよ。ただ、自分はそうありたいと思う。小心者だから、後悔するのがすごく怖くて苦手。あの時こうしていればって、悔やんでも悔やみきれないから。一瞬はその一瞬しかない、ましてや人と人同士の関係なんて尚更だ。だから手を抜くことが苦手。抜くところはどんどん抜きますが(笑)精一杯やったら、失敗してもどうにか自分を...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:11
JUGEMテーマ:エッセイ「常に頭の中にある~夏休みの宿題エッセイNo.44」できなくても、ずっとそのことは頭の隅にある、という状態。浪人生向けに蛍雪時代でキムタツさんが書いていたことがあった。気分転換したっていい、だけど頭のどこかで常に、受かることを考えていろ、というような内容。夢も同じだと思う。私はずっと、小説を書くことを考えてる。仕事が忙しくて書く時間が取れなくても、ずっと思ってる。そうやって強くしがみついていく気持ちが大事だと思う。だって、忘れちゃったら、きっとそのまま諦めてしまうから。夢なんて...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 12:07
JUGEMテーマ:エッセイ「アルバイト〜夏休みの宿題エッセイNo.43」大事なことは全部、あの店で教わった気がする。大学2年生から4年生まで、個人経営のカフェレストランでアルバイトをしていた。(1年生の時は個別指導塾にいました)できないことばかりで、毎回毎回怒られていた。いつもやめたくて仕方なかった。ケーキのラッピング包装がきれいに結べない。サンドイッチのカットが揃わない。テーブル番号を間違えて伝票に書く。ウェッジウッド、いくつ割ったんだろ……言葉遣い、女性のみの職場での立ち居振る舞い、要領よく仕事をこなすこ...
いちたま.info | 2010.08.31 Tue 10:15
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