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小説/詩

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小説/詩
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昔書いたものは全部消してしまったからな…

とある動画を観て、『雪乃が最初に書いた小説って、どんなだったかなぁ』と考えてみました。………そんな感じの動画でして(笑) 雪乃が本格的に小説を書き始めたのは、ぴくを始めた少し前………だったかな?その時に書いたオリジナルの小説は、過去に描いた漫画のスピンオフでした。過去に記事にした作品なのですが、とある帝国の実験体とその保護者のお話三本の中の、『男前でおっぱいのついたイケメン女性と天邪鬼で毒舌厨二病な少年』のストーリーです。     いちおう最...

雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2022.09.28 Wed 23:38

DV幽霊 第1話(全20話)

JUGEMテーマ:小説/詩    この理不尽さ加減はどうだろう。    足は、私の腰をさっきから蹴りつづけている。  いつからだろう。  いや、腰を蹴りつづけられているのがではなく、この、足が私にとり憑いているのは。  きっかけは何だったか。  バグか。  ウイルスなのか。  もしかしたら、エロ動画を堪能した報いの――  と、そんなことを布団の中で横向きに寝転んで考えながら、私は腰を蹴りつづけられている。  随分と余裕たっぷりに対応できるようになったものだ。  ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.09.26 Mon 15:53

詩『昇降機:Getting On The Lift』

HAに

with a kiss, passing the key | 2022.09.25 Sun 00:00

負社員 第83話 負社員惑いて星に立つ(了)

JUGEMテーマ:小説/詩   「なんなんすかねえ、あのおっさん」結城が建物に向かって歩きながら口を尖らせる。「本原ちゃんが怒るのも無理ないよ」 「ははは」女型依代の天津は元々の天津と同様に苦笑した。「まあ、いろんな人がいますから」 「申し訳ございません」本原が謝った。「神さまに対して、あまりにも許し難い行為だと思ったので」 「いえいえ」天津は歩きながら手を振った。「ありがとうございます」 「ああいう人間に対しても、神は感謝を抱くのですか」時中が質問する。 「はい」天津は淀み...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.09.22 Thu 16:37

【本日のSS】さいごのわがまま

彼女はわかっていた。彼が、自分になんて恋愛感情を微塵も持っていないことを。 そりゃそうだ、と思う。私なんて、単なるクラスメイト。まぁ、“クラスメイト”よりは仲はいいとは思うけれど、でもそれだけ。そこに恋愛感情があるかと言われたら、誰が見たってNOだと思う。 でも、それで良いと思っていた。今まで通り仲良く話せて、たまにどこかに出掛けてご飯でも食べて遊んで、彼が自分のことを『遊んでいて一番楽しい相手』と思ってくれれば僥倖だって。   人間は、欲張りだ。 一度満たされたとし...

雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2022.09.18 Sun 22:22

詩『つつもたせ: A Badger Game』

Gに

with a kiss, passing the key | 2022.09.18 Sun 00:00

#負社員 第82話 踏んだり蹴ったりうんざりがっかり(全83話)

JUGEMテーマ:小説/詩    ブナの木肌に、朝日の紅が色をつける。あたかもその皮の下に、血潮が流れているかのように、まるでそこには摂氏三十六度ほどの体温があるかのように、温かそうに見える。  ――君の中には、誰かがいるの。  ふとそんなことを訊ねてみたくなる。  スサノオ。  そう呼んでもいいのか、あの“新参者”は最後、結城の体の中に潜り込むようにも見えたが、同時にこの星に棲息するあらゆる木々の中に潜り込むようにも見えたのだった。どうすればそんなことができるのか、と...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2022.09.16 Fri 14:56

【本日のSS】やっぱり猫が好き

彼のことを猫のようだと思ったのは、いつのことだったか。 物静かで口数も少ない彼は、ふと気がつけば傍にいることが多くなった。私が本を読んでいる時、ご飯を作っている時、日向でうとうとしている時…誰かの気配がなめらかに近づいてきたと思い見れば、そこに彼がいる。何も言わず、私が振り返ってもただ私の目を見返すだけ。『何か?』と言わんばかりの表情。 最初のうちは何か用なのかと思って聞いてみたけれど、特に答えが返ってくることもないので次第にそう問うこともなくなっていた。別に私の邪魔をしてくるでもな...

雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2022.09.14 Wed 20:55

ミュージック

 放課後に寝落ちして、気づいたら誰もいなかった。窓の向こうには茜色。慌ててよだれを拭うも特に慌てる必要はなく。家帰るの面倒くさいなと思いながら教室を出る。人気のない廊下、どの部屋も明かりはついてない。まだ下校時刻じゃないはずだけど。いつも聞こえる運動部の掛け声もなくて、私が寝てる間に世界終わった? とか馬鹿げた妄想。階段を下りる。  三階の音楽室からハーモニカの音が聞こえ、少しほっとする。光を求める夜虫のように吸い寄せられていく。音が橙色をしている。  音楽室に入るのは初めてだった。入口が二...

水平線上の雨 | 2022.09.11 Sun 13:17

詩『生前葬にて:At A Living Funeral』

Iに

with a kiss, passing the key | 2022.09.11 Sun 00:00

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