[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
来月から大阪お手盛り利権カジノ誘致被災地置き去り未完成レガシー土壌汚染万博が始まる。わざわざチケットを買うのは癪だが旅費交通費及び無料券を貰えるなら何かのついでに行ってやっても宜しい。維新の会の合法チンピラ議員様がお金を出すからどうか訪れてくれと頼んでくるのであればそれもまた吝かではない。 本当のことを言うと、どのくらい惨憺たるものになっているのか実地で見てみたい。海水注入後わずか三日で根元を侵食された柱とか、メタンガスで爆発する透明なトイレとか、プレハブだらけで旧共産圏と協賛企業のパビ...
記4 | 2025.03.18 Tue 22:20
JUGEMテーマ:小説/詩 レイヴンは正直なところ、日が暮れた後はただちに、殻の自動浮揚推進機能をフルモードにして、もちろん収容籠を伴い安全に進みつつ、自分も素粒子状態と化して休養およびダメージ修復に移りたかった。 だがそれは、動物たちをきっちりと収容籠内に保護した状況でないと実施できないプランだ。 オリュクスをオーストラレーシアの夜の野に解き放ってレイヴンだけがぐっすり休むことなどできるはずもない。 そしてオリュクス。 この『天真爛漫でやんちゃな生...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.03.15 Sat 12:45
JUGEMテーマ:小説/詩 『絶筆。』 山は今日も、雪を残し、雲が流れる空に見守られ、 ”すがすがしい風が吹いていたあの日のように” Endingを迎える。 人の心の醜さと残虐さに、どれだけ心を痛めたのだろうかと 「世尊」の闘いを思う。 己の為に書く文はなく、 2019年に、再び、書くことを決意した時には、 『何日も悩んで』 ”人を傷つけないだろうか、それよりも、書くこと...
Jupiter〜夢を失わずに〜 | 2025.03.13 Thu 18:49
年下の知り合いが突如死んでしまい、一ヶ月くらい呆然というかぼんやり過ごしていた。 十年以上前に高校の同級生が家ごと自分を燃やしてしまった時も大層ショックを受けたが、それは死後一年経ってから友人つてに聞いたもので、どこか遠い土地の事件でも知ったような輪郭のはっきりしない死だった。今回の死について言えば、先週まで普通に喋っていた知り合いが今では彼岸の存在というものであって、目の前から攫われるのをなすすべもなく見送ったのに近い。衝撃から立ち直りつつある今ですら、どう受け止めて良いのか分からない...
記4 | 2025.03.08 Sat 02:24
JUGEMテーマ:小説/詩 レイヴンは、赤く乾いた土地の上を引き続き浮揚推進しながら、差し向きエミューから得た助言に沿ってディンゴなる動物を探してみようと考えていた。 アカギツネ同様ディンゴもイヌ科ではあるが、エミューの言っていたことをひとまず確認しておこうという気持ちになっていた。 すなわち、ディンゴはアカギツネを毛嫌いしているのか。 アカギツネから害を及ぼされそうになった時、ディンゴは助けになってくれるのか。 そんなところだ。 しかし日が沈む...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.03.08 Sat 00:28
「大丈夫、影に生きる犬たちは、ケーキは食べないの。この子たちが食べるのは、言葉だけよ」 中編の最終話12000→15700。文字数カウントはExcelでちまちま入力することに。俺、筆おっせえなあ……。 「夜に」最新を読み返し、面白いじゃん!期に入ったので再開。5400→7500。例によって黒い女の子を登場させたら、すぱんと欲しかった台詞が出てきて興奮した。こういう瞬間のために書いてる。最近は5000〜7000字くらい書かないと行きたいところまで行けないらしい。筆が遅いからしんどいけど、いい傾向だと思う。 Youtubeで藤田和...
水平線上の雨 | 2025.03.01 Sat 17:46
JUGEMテーマ:小説/詩 「うん、なぜギルドがレイヴンを狙っているのかについては、国を挙げて考察し、場合によってはギルドへ直談判を試みるとのことです」 モサヒーからそういった報せが届いたのは、彼と実際には分かれてからしばらく時が経った頃だった。 「そうか。ありがとう。国にもそう伝えておいてくれ。それから」レイヴンは少し間を開け「可能ならば、ぼくの家族にも──すべて順調にいってるから心配しなくていいと、伝えてもらえると嬉しい」 「うん、承知しました」モサヒーはし...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.03.01 Sat 14:42
JUGEMテーマ:小説/詩 ふさふさの尻尾を揺らめかせながら、大地を歩く。 今日届いた情報を頭の中で整理しつつ、だが周囲の状況が見えなくなったりは決してせず、それでも一定の速度を保ちながら前進する。 とはいえ事態は予測を越えて複雑になってきたようだ。 まず、タイム・クルセイダーズの動き。当初は確かに、半月の頃奴らが大挙して押し寄せて来るという情報が来ていた。それが、前倒しに次ぐ前倒しといった形で、今となってはまるで無法地帯のごとくに『奴らだらけ』となって...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2025.02.21 Fri 21:28
全1000件中 1 - 10 件表示 (1/100 ページ)