[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 気になる本のブログ記事をまとめ読み! 全915件の60ページ目 | JUGEMブログ

>
気になる本
  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

気になる本

このテーマに投稿された記事:915件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c287/9872/
気になる本
このテーマについて
広告で見たり、話で聞いたり。
まだ読んでないんだけども気になる本を挙げてみましょう♪
読んだ方が感想をトラックバックしてもらえば、輪が広がる・・・かも?
このテーマの作成者
作者のブログへ:「ruxu00」さんのブログ
その他のテーマ:「ruxu00」さんが作成したテーマ一覧(4件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 55  56  57  58  59  60  61  62  63  64  65 >

【忘却録音】8

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 8 『式、新しい仕事だ』  と、トウコは電話越しに言った。  一月二日の夜、トウコは今までとは毛色の違った仕事を私に押しつけた。  鮮花の通う礼園女学院におかしな事件が起きたから行って調査をしてほしい、という内容に、わたしは心弾まなかった。  私―――両儀式が蒼崎橙子に協力しているのは殺人ができるからなのに、今回の仕事はただ原因の究明をするだけときている。それでは私の虚ろな心持ちは乾いたままで満たされない。  そもそも、トウコの仕事で何かを殺すコトはあっても人間...

たいむかぷせる。 | 2010.12.31 Fri 00:42

第四章【夏から秋】 4−6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−6  「綾白様」 呼ぶと面がこちらを見た。面の奥に思い詰めた様な目がある。 「火焔は共に」 言うと綾白は、火焔の腕と腰を抱き、馬上あら緑鹿の上に引っ張り上げた。緑鹿は馬よりも体高が高い。やすやすと綾白の胸の前に乗せられた。 乗せられたと同時に、いきなり綾白が緑鹿の腹を蹴る。 「綾白様!」 驚く左近が、綾白を追おうと馬の手綱をさばき駆けだす。 しかし緑鹿は速かった。追ってくる左近を振り切り、柔らかな秋の日差しが零れる森の中を右に左に駆ける。紅や黄に色づ...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:18

第四章【夏から秋】 4−5

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−5 「お前は、俺の妻だ」 言うなり、思い切り腕を引っ張る。背後によろける火焔の肩を押さえ、大木の根方に火焔を押し倒した。 「何をする!」 声を上げると、頬を殴られた。一瞬、目の前がパッと白くはじける。 高峯の左手は火焔の肩を押さえ、右手は火焔の小袖の袂にかかり、くつろげようとする。 のしかかられた体は重く、足を必死に蹴り上げようとしても動かない。押しのけようとするが、片手で簡単に払われる。 高峯が何をする気かを察し、悲鳴をあげた。すると高峰は、自分の腰に...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:17

第四章【夏から秋】 4−4

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−4 その夜から、参内して鳳悠の随身として傍らにいる事が、それほど嫌ではなくなった。 鳳悠の振る舞いには閉口する。それでも参内すれば、綾白の姿を見ることができたからだ。 遠く庭を歩く姿を見かける事もあるし、廊下ですれ違うこともある。 綾白は無表情で行き過ぎるのだが、火焔の視線に気がつくと、その目に僅かな優しさを見せる。 そして、七日に一度の休みが来ると、北山に駆けた。 その時は、体に羽が生えて飛んでいけそうなほど嬉しい。 後ろめたさや不安は、胸の奥にくすぶって...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:17

第四章【夏から秋】 4−3

JUGEMテーマ:気になる本 ☆ 4−3  「優しくてたおやかな絶世の美女であったと、今でも懐かしげに語る人がいます。皇后様は皆に好かれておいでだったと。そんなお方に似ていて、なぜ御嫌なのですか」 「母の儚さが憎かった」 口にして、はしゃぐ青年達を遠くぼんやり見る。 「私は母が好きだった。だから弱々しい今にも消えてしまいそうな危うさがある、あの人の美しさを憎んだ。やはりあの人は、あっけなく亡くなった。私が六つの時だ。もっと強く逞しくあってくれれば、私は母を失わずに済んだ」 儚げな美しさを憎...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:16

第四章【夏から秋】 4−2

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−2 別邸に隠れ住む姫も、火焔も同行していた。 二人の女人がいるにも関らず、若者達は上半身裸になり、水に飛び込んで遊んだ。 彼らと共に水に入るのは、面白そうだった。 しかし、胸の印を見せられない。仕方なく綾白は、水の上に突き出した岩場に腰をおろした。足首まで水に浸し、遊んでいた。 ぐるりと周囲を見回すと、足を冷やす姫の姿が見える。しかし、火焔の姿がなかった。 ・・・何処へ行った。 綾白は北山に来ると、火焔の姿を探す癖がついていた。 突然、綾白の足首を誰かの手...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:16

第四章【夏から秋】 4−1

JUGEMテーマ:気になる本 ☆4−1 自らを恥じた。 火焔には律家の惣領娘の立場があり、秋には婚儀も控えている。 なぜ頷いてしまったのか。 北山に行くことを、強制されている訳ではない。行きたくなければ、行かなければいい。 なのに自分は「頷いてしまったから」と、それを理由にして七日に一度、北山へ足を運ぶ。 火焔の行動が、鳳悠の耳に入り、律家が不興をかう不安。婚儀を目前にして、綾白と会う事に喜びを感じる、後ろめたさ。 そんな物を抱えながら、しかし火焔は、北山へ向かって馬を飛ばす。 自らの行いを、...

たいむかぷせる。 | 2010.12.19 Sun 09:15

何も書くことがないのだけれど

毎日ブログを書くという自分ルールを定めているので、無理やり話題を搾り出す。ということで、今回はブログテーマに挑戦〜!JUGEMテーマ:気になる本 今はピストルズと里見八犬伝の二冊を読んでいます。前者はようやく400ページを超えて、後者は中盤ぐらいかな。それぞれの感想は読み終わったら書くことにして。次に読みたいなー、って思ってる本がいくつかあります。海辺のカフカノルウェイの森が上映されているってこともありますが、数年前に単純に買ったのに1ページも読まずに放置しているからです。(笑)村上春樹さんの本だ...

つくねこ.com | 2010.12.18 Sat 23:09

世界に1つだけのオリジナル絵本。

世界に1つだけのオリジナル絵本。 お子様のお名前が絵本に入り、主人公となって登場するセミオーダーの絵本がご注文いただけます。 贈る方も、受け取る方もみんなでずっと楽しめる素敵なプレゼント。 それが、お子様の名前の入った世界でたった1冊しかないオリジナル絵本です。 詳しくはバナーを↓クリック↓クリック↓ ↑↑ブログランキング参加してます。 お薦めホムペが良かったら、クリックお願いしマ〜ス。 ☆☆ お薦めホムペ集Part-4★ ■ヤマハミュージックメディアの楽譜DL販売サイト「ぷりん...

土田舎早苗のお薦めホムペ | 2010.12.18 Sat 07:54

第三章【恋心】 3−6

JUGEMテーマ:気になる本 ☆3−6 「左近。もうよい。火焔に害意があるとは思えない。還してやれ」 「良くはありません。火焔は理由もなく、突飛な行動をする奴ではない。何らかの理由があり、ここにいたとしか思えない。それを、はっきりさせないことには、安心できません。ことにこれは、綾白様の身の危険にも繋がる。俺の役目は、綾白様の身を守ることだ。いくら綾白様の命令であろうとも、聞けないことがあります」 「まったく・・・これほど主人の命令を聞かない随身も珍しい」 綾白は困った様に溜息をつく。 「火焔...

たいむかぷせる。 | 2010.12.06 Mon 10:53

このテーマに記事を投稿する"

< 55  56  57  58  59  60  61  62  63  64  65 >

全915件中 591 - 600 件表示 (60/92 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!