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プログレッシヴロックに付いて、あれこれ…。
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怪物映画

JUGEMテーマ:progressive rock ドイツの代表的プログレバンド、CANがなぜか未紹介でした。とりあえず’69年発表の1st「Monster Movie」を。大魔神かマジンガーZみたいなジャケですね。この作品は当初、どこからも相手にされず、自主制作で発表されました。進みすぎていたんですね。メンバーもクラシックの専門家のおじさんたち、ギタリストはその弟子で、逆にロックをおじさんに教えてた。ドラマーはジャズのベテラン、ボーカルは黒人彫刻家(後に発狂)といった不思議なメンバー。反復ビート主体でドイツ...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.20 Sat 19:41

怪人はカラフルに

JUGEMテーマ:progressive rock グリーンスレイドのジャケに登場する怪人は、当時情報も少なく意味不明でしたが、マスコットになったのは解散後か。ラストアルバムの4th’75年「Time And Tide」ではやけにカラフルになって登場しました。前作あたりから、二人のキーボードが時に調和し時にバトルを繰り広げるという特徴が崩れ始めています。各人のカラーが強まり、さらにヴァラエティに富んだ内容になってます。ハードロック調ですが、これも悪くありません。解散後再活動を始め、ライブなども出してます。視聴...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.18 Thu 07:53

ロージャー・ディーンの次はキーフ

JUGEMテーマ:progressive rock グリーンスレイドは2ndアルバム発表後、同年に早くも3rdアルバム「SPYGLASS GUEST」を出しました。ジャケは大きな銅鑼の写真で、なんということもないと思ってましたが、デザインはなんとキーフが担当と。改めて見直すと、下の方にクロヒョウが。ギター、ヴァイオリンなどのゲストも参加。一曲ごとに、二人のキーボードが、個性を主張するという内容になってます。 視聴はここYouTubeは以下1.Spirit Of The Dance:2〜3.Little Red Fry up 〜 Rainbow:4.Siam Seesaw:5.Joie de vi...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.16 Tue 06:46

ブリティッシュ・プログレの名作

JUGEMテーマ:progressive rock まっとうなプログレ・ファンはブリティッシュ・ロックから入っていったもんです。グリーンスレイドは、まさに英国的なのですが、やや地味なせいか、ELP、クリムゾン、フロイド、YESなどと比べると人気は今一歩。でも通向きなのでしょう。ファン泣かせのツイン・キーボード、特にメロトロンがいいです。彼らの最高傑作ともいわれる、’74年発表2nd「Bedside Manners Are Extra」の紹介。ロジャー・ディーン作のジャケに描かれる「グル」は彼らのマスコットになりました。ボーカルはもう一つで...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.15 Mon 16:16

ニーチェの超人思想哲学を体現

JUGEMテーマ:progressive rock 幻の名盤の中では特に評価の高い今回紹介のムゼオ・ローゼンバッハの1st「ツァラトゥストラ組曲」は、LP当時日本に数枚しか存在しないにもかかわらず、評判が日本を駆け巡り、数万円のプレミアで取引されていたというもの。ニーチェの思想の影響を受けているという。シンフォニック・ヘビー・プログレの名盤。特にメロトロンに泣かされる。イル・バレット・ディ・ブロンゾ、オザンナあたりに近い。’73年に唯一の本作を残したのみのMUSEO ROSENBACHは全く謎のバンド。2000年再編されて新譜も...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.08 Mon 15:22

そして誰もいなくなり、テクノ・ジャズまで登場

JUGEMテーマ:progressive rock ソフトマシーンをはじめカンタベリー系は好みではないのですが、ソフツはなぜか聞いてしまう。メンバーチェンジが激しい彼らです。そういえば犬HKの歴史番組「世紀を超えて」のBGM(Adiemus)にも使用されたカール・ジャスキンスのソロ・プロジェクト?作品もありましたね。感動的な曲でした。オリジナルメンバーが誰もいなくなった後に出されたパリでのライブが、’76年発表の10th「Alive & Well」。相変わらずのテクニシャン揃い。ギターのジョン・エサリッジも、前任のアラン・ホールズ...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.07 Sun 21:32

イタリアン・キーボードトリオが一気に最高峰へ

JUGEMテーマ:progressive rock  キリコさんが加入したとはいえ、The Tripの前作は、「粗野なジャズロック」と、評価は今ひとつでしたが、4thにしてラストアルバム’73年作「Time Of Change」は評価高いですね。LP原盤は、マイナーレーベルのせいかすごいプレミアが付いてましたね。キリコはまだまだですが、大作も含み、とにかくキーボードががんばりました。視聴はここYouTubeは以下 3.De sensibus: 5.Ad libitum:

熱湯浴の右回りは続く | 2010.03.01 Mon 07:27

ゴジラの子供はミニラだが?

JUGEMテーマ:progressive rock  日本が誇る怪獣であるゴジラ。子供の名は「ミニラ」。当然フランスでもゴジラは人気なのでしょう。日本では知られてないが、イケメン仏キーボード奏者PATRICK GAUTHIER パトリック・ゴーティエというミュージシャンがいます。エルドンやマグマ、ヴィドルジュに参加していたことでマニアには有名。彼の’81年発表ファースト・ソロアルバムに「Bebe Godzilla」(独文字や仏文字はしばらくすると文字化けしますね)というのがあります。ゴジラの子供のことらしいですが、さすがにフランス人は本名ま...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.02.25 Thu 07:19

八面六臂のドラマー登場

JUGEMテーマ:progressive rock  フリオ・キリコといいますとプログレ界のドラマーで一番人気といっても良いでしょう。手数なら誰にも負けないという、超高速ドラマー。ヒンズー、チベット系の神々、仏様には多面多臂といって、顔、手足が多い姿をよく見ますね。超人的パワーを表してるのでしょうが、そんな神様にとりつかれたかのようなキリコさん。アルティ・エ・メスティエリ(Arti&Mestieri)初来日時にはそのテクニックを伝授する「ドラム・クリニック」も開いたそうです。彼らの3rdアルバムあたりから何となくパワ...

熱湯浴の右回りは続く | 2010.02.24 Wed 07:02

フランス猿の髑髏

JUGEMテーマ:progressive rock  フランスのSHYLOCKが’78年に発表した2ndアルバム「ILE DE FIEVRE」を紹介します。昨年の前作にギター兼ベーシストが加入し、叙情性が後退してかなり攻撃的な音になりました。ややHELDONに近づいた感じで、キーボードもがんばってます。ジャケで猿の頭蓋骨みたいのが強調されてますが、どんな意味が?でも傑作です。リーダーのギタリストはその後PHILHARMONIEを結成し、現在はソロ活動をしてるそうです。1st&2ndの視聴の一部はここ(動画も)でここにも少し

熱湯浴の右回りは続く | 2010.02.23 Tue 07:01

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