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2011年5月5日の最終日はボランティア・ワークはせず、石巻市内が見下ろせる日和山公園にのぼった。美しい花が咲き乱れるこの公園から港や町を見下ろすと、津波の被害がいかに大きかったかが実感できる。あまりに悲惨な風景に泣きだす生徒もいた。その風景を見つめながら、私たちは活動を振り返り、一人ずつ感想を語り合った。 言葉が出なかった。出たのは涙だけだった。津波の恐ろしさを肌で感じたが、自分がここに立っている気がしなかった。映画のような、夢をみているような、そんな感情...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.18 Tue 12:03
2011年5月4日、石巻市大街道地区のアパートでボランティアをした。2メートル以上の津波により、アパートの一階部分にあった家財道具はほとんど全て使えなくなっていた。皆でバケツリレーをしながら、家の中に入り込んだ泥と家財道具を外に出して行った。 ヘドロの臭いはマスクをしていてもわかって、本当に部屋の床全部がヘドロで埋めつくされていて、それを全部かき出すのは大変でしたが、それ以上にヘドロの中から出てきた物を見て心が痛みました。数多くの思い出の写真や小さい子...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.17 Mon 15:57
2011年5月3日、いよいよボランティア活動開始である。この日は石巻市渡波町祝田地区で、いくつかのグループにわかれてボランティア・ワークをした。内容は、?被災家庭の庭や側溝の泥出し、?被災家庭の畳出しや、家財道具の整理、?畑や庭に流れ込んだガレキの撤去、?支援物資の提供、?炊き出しの手伝い、などであった。 学校から持っていった支援物資のコメは全て配ることができた。「無洗米があるんですか? 嬉しい!」「東京から持ってきてくれたんですか? ありがとうございます!」と大好...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.15 Sat 10:46
「陸前高田市は、ほとんどなにもない状態でした。とても2年前の第6陣で来た時と同じ場所とは思えず、言葉が出ませんでした。2年間という時間のズレは非常に大きなものに感じられました。以前そこにあったものが今はもうない、という状況に何度も出くわしました。着々と撤去が進んでいるんだなと感じられ、そこに人が住んでいた跡が段々と消えていくようでした。自分の住んでいた地区がどんどんさら地と化していくのを見続けている方々の気持ちを考えると、何と言っていいかわかりません。こうして感じた違いをなんとか分かり...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.15 Sat 10:33
2013年8月22日、第15陣が「がんばろう!石巻」看板を訪ねた。ちょうどこの看板の制作者である黒澤健一さんが来られていて、短時間だったがお話しを伺った。東松島で津波と遭遇して、車を降りて逃げたこと、あっという間に水が首のあたりまで来て、木にしがみついて助かったこと、翌日何とかたどりついた門脇町は変わり果てていたこと、ここには最大6.9メートル(写真のポールの高さ)の津波が来て、まだ行方不明の方々も沢山いらっしゃること、そして下ばかり向いて歩いている石巻の人たちに少しでも上を向いてほしいと願って、...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.11 Tue 11:47
「現地の方から『ここまでは大丈夫だろう』と思っていたが予想を越えた津波がきて多くの方が亡くなったという話を聞き、あと少し上に逃げてたら助かったのに…と、何度も思ってしまう。しかし私がその場にいてもきっと逃げていなかったと思う。今回の地震はたまたま東北で起きただけで次はどこで起こるかわからないから他人事に思ってはいけないし、絶対に過去のものしにしたくない。どんどん私達は学んで行かなければならないと思った。」(第14陣参加生徒の感想文より、当時高2)写真は2013年8月6日、女川町で撮影 &...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.05.11 Tue 11:34
「被災地に行って思ったことは、テレビで見るものと自分の目で見るものとでは、感じるものが全然違うということ。テレビでは自分の目にしか映らなくて、どうしても本当のこととは思えませんでした。しかし、実際に地震・津波の被害を受けたところにいくと、自分の五感を使って感じることができました。辺りを見ると、草や石や泥などがあり、『被災地』という感じがしました。けれど、残った家や日用品を見て、ここには私たちと同じように当たり前の日常を送っていた人たちがいて、ここに住んでいたんだ、ということがわかりまし...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.04.23 Fri 10:34
2013年3月23日、東松島市大曲浜 「家を解体するところを初めて見ました。ショベルカーの先でつついて、轟音と共に瞬く間に崩れてゆく家の姿を見てショックを受けました。家や建物を解体することは凄く難しい問題だということが身に染みてわかりました。解体したらすぐ復興するかと言われればそんなことはないだろうし、こうして私達がボランティアとして訪れて色々感じることもできなくなります。でも中には思い出したくないという方もいて、『解体』『復興』と言っても簡単なことではないのだと痛感させられました...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.04.21 Wed 13:24
「最終日に行った石巻のあまりにも生々しすぎる状況を見て、息が苦しくなって、涙が出てきて、一体自分は何のために東北に来たのかすらも分からなくなりました。何度も何度も考えて悩んで、でも結局私たちは、一緒に肩を抱いて歩くことしかできないのだと思いました。実際にあのような、震災を経験しないと分からないことがきっとほとんどで、でもだからと言って、他人事でいては絶対にいけないと思います。ありのままの状況を見て、つらい気持ちにもなりましたが、現地の方々の、優しさや元気、暖かさに触れて、私はとてもあた...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.04.14 Wed 13:40
JUGEMテーマ:東日本大震災 「BBT」→「ニュース」→「03/11(木)」 →「“地獄を見た”介護現場に届いた支援物資…宮城の夫婦が富山へ“恩返し” 初めて県外で迎えた3月11日」 2021.03.11(木)の他のニュース >>
中川岳志のブログ | 2021.04.11 Sun 04:16
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