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「津波で被災した気仙沼向洋高校の校舎を見ました。校舎内は元はどんな様子だったのか想像がつかなくて、もし自分の学校に津波が来たら毎日見慣れているあの教室はどうなってしまうのかと怖くなりました。同時に私たちが毎日平穏に学校に通うことが出来ているのは本当に有り難いことなのだと気付くことが出来ました。」(第34陣参加生徒の感想文より、当時高1,2019年8月3日撮影) 「請戸小学校の一階部分は壊滅的で、曲がった鉄骨などが見えていた。鉄骨は人が力を加えて曲げたのではない。ただ、...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.08.05 Thu 09:09
8月2日、第8陣の最終日は東松島市の宮戸島にある、月浜へ行きました。奥松島月浜海苔生産グループ「月光プロジェクト」代表の山内良裕さんからお話しを伺いました。 震災前は漁業と民宿と海苔生産でにぎわっていた月浜ですが、東日本大震災の津波被害により、自宅や海上の養殖施設、海苔乾燥工場などすべてを失いました。 (震災前の月浜) (震災後の月浜、2011年7月) (2012年現在の月浜) しかし彼らは絶望せず、生活再建のために、高台に建てた仮設住宅に暮らしながら、工場を再建し、9月...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.08.01 Sun 11:39
「フィールドワークで特に感じたことは、地域による復興スピードの格差です。南三陸町の防災対策庁舎とその周辺は中学二年生の時に一度訪れたことがありました。その時と比べて、土地は防災対策庁舎の二階あたりの高さまでかさ上げされていて、かなり物理的な復興が進んでいると感じました。しかし、同じ町内でも、道路が一本通っているだけで周りの土地はかさ上げどころか整地すら行われておらず、荒野と化している地域もありました。案内してくれたSさんの『復興どころか復旧すらできていない』という言葉がとても印象的でし...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.07.17 Sat 09:32
「震災から7年経ち、やっと海水を抜いて陸が見えた所にも行った。もちろんそこには誰も住んでいない、水道もない、仮設の道路しかない。今もなお、たくさんの工事が行われていた。そのような場所がまだ多く残る中でも東日本大震災は過去の出来事になってしまうのだろうか。そして大切な人を失った方々の心の傷は一生残ってしまう。それでも過去の出来事だとまとめられてしまうのだろうか。決して過去の出来事ではないということを痛感させられた。」(第32陣参加生徒の感想文より、当時高2)写真は石巻市長面地区、2018年8月4...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.07.17 Sat 09:22
「私にとって2回目のフィールドワークでした。1年しか経っていないからあまり変わっていないだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、1年の間に新たに震災遺構として残そうとしている施設が増えていたり、仮設住宅が無くなり復興住宅になっていたりするなど、前に進むために常に変化しているということが分かりました。さらに、同じ場所に訪れても、2回目では新たな発見をすることがたくさんあり、何回も訪れる大切さを学ぶことが出来ました。」(第30陣参加生徒の感想文より、当時高2)写真は2018年3月27日、仙台市で撮...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.07.06 Tue 11:19
「驚いたことは、子どもたちのたくましさです。夏祭りの前に荒浜小学校に訪れたのですが、そこでの説明で屋上からヘリで救出された子どもたちも夏祭りに来るということを知りました。でも、震災の被害に遭ったことが子供たちの心の中に隠れているということを夏祭り当日は忘れてしまっていました。私たちと同じくらいの年の子やそれより幼い子たちもあの恐ろしい光景を見て育っているということを忘れさせてしまうくらいに大はしゃぎし、たくさんの笑顔で喜ばせてくれたことに対して、たくましいと率直に感じるとともに、驚きも...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.07.06 Tue 11:12
「今回東北を訪れるまでは、東日本大震災というのはどこか遠い国でおこった地震というような感覚があって、震災の被害をテレビや新聞などで見たり聞いたりしても、うまく想像できませんでした。しかし今日初めて被災地に来ることによって、前よりは当時の出来事や状況、そこから様々なことを乗り越えて復興し続けているのか、わかりました。むき出しのパイプや鉄骨、割れた窓ガラスや食器などから、その場所にかつては人が住んでいて、突然その生活が奪われてしまったんだと実感しました。」(第28陣参加生徒の感想文より、当時...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.06.21 Mon 10:59
「実際の被災地は、想像していたものと大きく違っていました。私の中には、5年もたてばほとんど復興していて、みんな震災前のように生活しているのだろうという甘い考えがありました。しかし、実際はまだまだ復興が終わっているとはいえない状況でした。放っておいた草花はぼうぼうにのび、津波の被害を受けた建物が残っている場所もありました。写真や動画でその地域の状況は知ることができます。しかし、実際に行ってみないとわからないこともあるし、いろいろな話を聞くこと、いろいろなものを見ることが大切だと思います。...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.06.21 Mon 10:51
「仙台市の荒浜は、今回4度目の訪問となりました。ここは幼い頃家族と遊んだ思い出の場所でした。市内の唯一の海水浴場で、穏やかな波にふわっと乗るのが大好きでした。多くのお客さんで賑わっていたのが私の中の一番古い荒浜の記憶です。 震災1週間後には父に連れられ、変わり果てた荒浜を見ました。道が船によって阻まれ、ガレキは散乱していました。街の面影はなく、知らない場所に来たようでした。どんよりと曇った空の下、思わず涙がこぼれたのを今でも覚えています。 3度目に訪れたのは震災から一年後、初めて仙台に...
明学東村山有志ボランティア・チームのブログ | 2021.06.16 Wed 11:40
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