[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
2007年10月11日の記事を最後に非公開にしていた藍建て奮戦記でしたが、「こういうまちがいもあります」と言う事でさらす事にします。もし検索でこの記事を読まれましても決して参考になさらぬように。あ、でも、失敗の参考にならOKです。 ということで、今藍の状態はこんな感じです。染めたものが少ないので実に3年目に突入です。実のところ爆発的な還元の状態を見ることができず、終わりかけだったインド藍に瓶の藍を加温出来るポリバケツに入れ替えて湯煎で加温して2008年の春にハイドロを投入しました。此処でようやく藍が建っ...
艸そう | 2009.05.30 Sat 12:12
久しぶりの絞り。絞り、しぼり、、、と言えば、、「ビョウインザカノクビシボリノイエ」と言った彼女は元気で居るのだろうか。28年も前のこんなしょうもない事をいちいち思い出す。 そうだ。絞りは私の原点だった。括り際の微妙なぼかし加減やにじみは人の手によらないものだ。陶芸で言えば「窯出しまでわからない」と言う感じでしょうか。括りひもの触れたとこ、中に入り込んで染まらないとこ。表面の濃い色から何枚か下の淡色までのグラデーション。括りをほどくまで解らないドキドキ感。直接染料を下地にして絞り、藍や、スレン...
艸そう | 2009.05.22 Fri 05:00
2008年収穫の綿は17日にようやく全部の種を取り終えた。選別した弓ケ浜の白 種付きで6.4kg、葉混ざりとその他1.5kgもゴミを取りながらの作業。約8kgの種付き綿から2.2kgの綿がとれた。雨模様で綿が少し重くなっているかも。 その他と言うのは、自力ではじけなくてちょい割れで持ち帰りストーブの部屋で乾燥させはじかせたもの。繊維の質としてはどうなのか。。。繊維の質といえば、弓ケ浜伝承館で嶋田悦子さんとお会いしたとき、「同じ種でも土地が違うと質は変わる」というお話を聞いた。野菜でも土が違えば味も栄養価も少しは変...
艸そう | 2009.05.22 Fri 03:14
山苧の季節がやってきた。久しぶりにこの葉っぱを見るとむずむずといてもたってもいられなくなる。今年の繊維はどんなぐあいか、車で通るたび気になってしょうがない。ああもう20cm大きいのは50cm。雑草と言っても人んちの土地だから、まだご挨拶に行ってないのでこそこそと数本手折って帰る。カラムシの里ではこの時期のは刈り取ってしまうようだが、収穫率の良くない野のものは、もったいなくて手間ばかり掛かっても糸を取る。海のものと川縁のもの。あれこれ比較しても断然川縁のものはあくが少なくて、節も少なくまっすぐで繊...
艸そう | 2009.05.15 Fri 02:14
かろうじて、幻の終了作品にならずにすんだ。初めて経緯とも手紡ぎ糸を使った無骨な荒っぽい布を、ぽろぽろと耳糸が出っ張ったまま、きれいな地面の作品たちの中に放り出すのは忍びなかった。3日しか無い展示会、当日の朝ようやく織り上がった布を、一日目は糊抜きゆのし。2日目を丸一日使って仕立ての本をたよりに、なんとか着物の形に仮縫いして最終日の朝まだ誰もいない会場で飾り付けた。 そのことは、皆にいろいろな思いを抱かせてしまっているだろうとは思っていた。ただ、ごめんなさいとしか言いようが無かった。間に合わ...
艸そう | 2009.03.30 Mon 09:47
柄が上向きなので掛け襟の分を別に織らなくちゃいけないことすっかりわすれてた。地糸の一色が足りなくなって急きょ糸を紡いで藍染めして糊付けして、半日つぶれた。 41cm幅で織って縮めて38cmで完成それと、強い糊をおとさねば。だから織りっぱなしでも未完成。市松になるように見せるには、仮でも仕立てなくては未完成。麻の暖簾もあと一日学校で織らねば。。。まぁ〜どうしましょ。私がもう一人欲しい。 手紡ぎは一時間できっかり15g紡げるようになったものの、今回は一度に糸準備ができないので紺屋さんにも出せなかっ...
艸そう | 2009.03.21 Sat 03:21
本書は、著者が織物をはじめた一九六〇年前後から染めて織った織物の残り裂を、「小裂帖」として紹介するものである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 印刷では有るが、大きさ、色なども実際の小裂に忠実に再現しているらしい。作り手の悩みや発見、制作の道のりが見えて来るようだ。大型本で高価だが、「日本の古本屋」http://www.kosho.or.jp/servlet/topで探してみるのもいい。 JUGEMテーマ:染織
艸そう | 2009.03.14 Sat 12:49
絵絣の型紙と、ひな形と、ひな形の反物展開図と、経糸が切れたときの修理用の糸と。この前学校に行った時先輩がこうして絣の型紙をぶら下げていたのを見てまねしてみる。そうか、此処なら織るときに邪魔にならないのだわ。柄を一方方向に並べたいのでひな形を切って反物に展開している。方向を間違えないように織るごとにチェックをする。 柄密度が窮屈な感じがして、リピートの寸法を急きょ変えた。ひな形も見本織を写真に撮ってフォトショップで加工している。リピートの変更もちょっといじるだけですむ。便利なものだ。着物の完...
艸そう | 2009.03.05 Thu 10:33
数日がかりで紡ぎ終えた弓ケ浜綿の手紡ぎ糸をお湯で煮て撚り止めしたあと綛にとっておく。1g=1.7mとする英式番手で調べる。12番手から9番手、初期のものは慣れない事も有って太さにムラが有る。やや太めなものは綛のまま置いておき、細めのものから経の準備をする。数日後に、残しておいた太めの糸を小枠に巻こうとすると、途中でするすると糸が抜けてしまう。すぐ染めるのならばのり付けまで持ちこたえられるが、このままでは緯絣の整経はできない。糸車で追撚りをする。よりはなるべく掛けすぎ無いように、でも抜けない、ほどほ...
艸そう | 2009.02.18 Wed 09:10
全137件中 71 - 80 件表示 (8/14 ページ)