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東京の晴海には株好きな仲間が集まって、ワイワイと賑やかな集まりをする場所があるらしい。 トリトン株同好会というこの集まりには株投資のベテランから初心者まで約20人のメンバーがいて、月1回の懇親会ではお酒を酌み交わしながらお互いに持っている株を披露しているとのこと。 先週もまたこの集まりがあったらしい。 会長「この間、買った株はまた下がったけど、安いよな。でも本当によく下がってくるな。」 この会の会長はいわゆるバリュー銘柄が好きで、延べ40余りの銘柄に投資しているようだ...
殿堂入り株式メルマガ 億の近道 | 2019.06.26 Wed 12:02
JUGEMテーマ:小説/詩 「パパはさ」私はわりと大急ぎめで話を変えた。「このマハドゥって魔法、何歳のときに使えるようになったの?」父にきく。 「それがさ」父は、まるでその質問をされることを心待ちにしていたかのように顔をぱっとかがやかせ、人さし指を立ててウインクした。「ちょうど、ユエ」けれどそこまで言ったとき父は、はっと大きく息をのんで自分の口を手でおさえたのだ。 「え?」私はびっくりして目を丸くした。 「ええとね、十――九歳の時だったかな」父は急いで、ごまかすように早口で答え...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.06.25 Tue 10:11
テーブルの椅子に座ってご飯を食べ始めたら、母親が懐かしそうに思い出話を始めた。 ・・・珍しい・・・。 「諒はねー、小さく生まれたのよ〜。小学校の時は、4年生位まで?並ぶと一番前だったのに、それが今じゃ、こんなでかくなってー。いつの間にか、あっという間にまゆこの身長、抜かしたものね。あの時の産婦人科の先生もきっとびっくりだわね。バスケやってたからかなぁ〜・・・。」 「・・・生まれた時、俺、どうだった?・・・すぐ生まれた?」 「そうねー、ちょっと時間かかったかなー、玲ちゃんの...
碧海 | 2019.06.23 Sun 13:10
ねてみた ひさしぶりだ しかもたったのひとり そうする必要もそうしなければならない要請もない すっかりわすれていた 白布のあの感触 それを全身にかんじる まどろむ そしてゆめをみる めざめてみればそれだけのこと ねあせをかんじて あぁこうやって不純物がながれおちるのかとおもう そうおおもいたい きょうもいやなあさだ これからはじまる
with a kiss, passing the key | 2019.06.23 Sun 00:00
JUGEMテーマ:小説/詩 ◇◆◇◆聡明鬼◆◇◆◇ 第53話 罪の景色(全100話) −−コントクとジライを、呼んでおいた方がよいだろうか。 茶をすすりながら、リンケイはそのようなことを考えていた。 傍では二匹の犬、リョーマとフラが組んづほぐれつしながら牙を剥きうなり合っている。 −−しかし、此度は陰曹地府にての闘いになるのだろうからな、ジライの力は頼めぬし、コントクも土地爺という任を負う立場からすると…… そこまでを思って、リンケイはふっと軽く吹いた。 そ...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.06.22 Sat 21:51
前回の「思い出アラカルト」では、自分が学生の頃までによく見ていた音楽番組のベスト5を取り上げましたが、今回は自分がかつて夢中になって見ていたクイズ番組とお笑い番組のベスト3を取り上げることにします。 自分が小・中学生の頃は特に、クイズ番組やお笑い番組もかなり面白いものが多かったなぁ〜と感じてしまいますが、どの番組がベスト3に入るかを楽しんでいただきながら、このブログをご覧の皆さまが当時見ていた番組を懐かしんでみてください。 まずは、自分がよく見ていたクイズ番組のベスト3は、こちら…。 ?マ...
素晴らしき出会いに…乾杯!!〜良き人・良き物・良き話〜 | 2019.06.21 Fri 14:32
この記事は、このブログで短編連載している、SF小説『'99-Polaris』の第2話です。 ------------------------------------- ☆第2話「ポラリスとタブレットシート」 ポラリスは、強化ガラスの屋根の下で目を覚ました。 辺りはまだ暗いが、東の空の青色が、水でぼかしたように薄くなっている。じきに夜明けだろう。 ポラリスは頭の下で組んでいた、枕代わりの腕をほどき、上半身を起こした。ここは屋外。大きなビルの一階から外に張り出している、強化ガラスのひさしの下だ。分厚い草の上に、敷くものもかけるものもな...
StarGazer | 2019.06.20 Thu 07:17
なんだよー!これ! ・・・ こんなの、俺が調べた時、なかったよ! ・・・ ・・・ だって! 俺、九州のあの人の家で聞いたんだよ! あの人が泣きながら、諒ちゃんを特別養子にしたの後悔してる!って言ってたよ! 俺の母親の事、責めてた! ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ もしかして・・・、俺、違うの?・・・ ・・・ 特別養子じゃないの?・・・ ・・・ 普通に、両親の実子で、まゆこの実の弟なの・・・?・・・ ・・・ ...
碧海 | 2019.06.19 Wed 18:29
JUGEMテーマ:小説/詩 マハドゥ。 その魔法の起源は古く、神がこの世にキャビッチという不思議な力を持つ野菜をお作りになり、それを人の手にゆだねたとき、最初に人びとにお授けになった魔法のひとつとされている。 けれどその魔法を使える者はけっして多くはない。 なぜなら、神はその魔法を行使するさいに唱えるべき呪文に、ある特別な“条件”をつけ加えたからだ。 その条件とは―― 「無理だよ」私は空気を求めて青空にぐっと顔を向け、思い切り息を吸って、はいて...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.06.18 Tue 21:34
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