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小説/詩
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魔法野菜キャビッチ3・キャビッチと伝説の魔女 34

JUGEMテーマ:小説/詩   「すみません、じゃあ失礼します」私はその後、きちんとお辞儀をして出口に向かった。  先生や保護者委員会の大人の人たちは、微笑みながら会釈を返してくれたけれど、私は入ってきたときのように微笑みを返したりはしなかった。  そのかわり、ドアのところでふり向き、マーガレット校長先生をまっすぐに見て、言った。「先生、学校のキャビッチ畑からキャビッチを一個、持って帰らせていただけますか」 「え?」マーガレット校長先生は眉を持ち上げたが「ああ、ええ、どうぞ」とう...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.20 Tue 08:39

詩『にくしみ:Hatred』

怖れるべきはそこではない なぜってそこにあるそれはすでにあるものだから どうしようもないものとしてひきうければよいことなのだ 自身のなかにあるものであろうと わたしにむけられた他者のものであろうと ほんとうに怖ろしいのはそれがうまれるそのときだ 意外と 本当に 些細なことでしかない そんなばかな わらってすましてしまうようなものなのだ そしてそうであるからこそ つよくおおきなものへと成長するのだ めをつめばよい ああ、あなたならそういうよね でもその土壌は ひとの感情 ひとの行為 いきているからこ...

with a kiss, passing the key | 2019.08.18 Sun 00:00

葵マガジン 2019年08月17日号

JUGEMテーマ:小説/詩   ◇◆◇◆聡明鬼◆◇◆◇ 第61話 龍馬対降妖師(全100話)    山賊たちはそれぞれの武器を振り回し、鬼を斬り、刺し、叩きのめした。  町の住民たちは尻込みして見守るだけだった。  逃げ出そうにも、背後でも鬼と山賊がぶつかり合い、下手に動けない。  リューシュンは、のろのろと起き上がった。  鬼魂は入り込んで来なくなった。  近くにいるものはもうすべて上天に逝ったのだろう。  体力は、ひと戦を闘い抜いたのとおなじほどに消耗していた。  ばさり、と目の前に...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.17 Sat 18:54

キンモクセイの香りはいい香り

秋の花をテーマにして、シナリオを考えております。 全部で三本、もしかしたら四本作るつもりで、一本は下書きが出来たのであと二、三本。今まで冬・春・夏と書いてきて、そのほとんどが程度は違えど血生臭さを感じるようなシナリオばかりだったので、今回は死人の出ないほっこりするようなシナリオを書きたい…って、前にも書いたことありましたっけ? で、今日ローカルテレビのニュース番組を見ながら仕事行く仕度をしていたら、『まんげつ』の名前のついた曲のCDが発売されると耳にして。     あ...

雪乃に!サイコロ振らせろ!! | 2019.08.14 Wed 23:45

『ポラリスと老いたアルコール』 短編連載SF『'99-Polaris』第6話

この記事は、このブログで短編連載している、SF小説『'99-Polaris』の第6話です。 ------------------------------------- ☆第6話「ポラリスと老いたアルコール」  ポラリスとサザンクロスが行動を共にするようになり、少し時が経った。  季節は進み、すっかり寒さは遠ざかっている。朝晩に肌寒さは残るものの、昼間は服越しにも肌をあたためるような陽射しが降る。空気は薄手の毛布のようにぬくぬくとして、その中でまだ時折、砂ぼこりを含んだ、乾いた冷たい風が吹いてくる。 「おーっ、やっとあったかくなってきて、...

StarGazer | 2019.08.14 Wed 21:24

魔法野菜キャビッチ3・キャビッチと伝説の魔女 33

JUGEMテーマ:小説/詩    その日はいつものように、キャビッチについてや鬼魔について勉強をしたり、校庭に出てキャビッチ投げの練習をしたり、実験室で融合の試験をしたりして時間が過ぎていった。  投げ技練習の時間にはやはりまた、エアリイやマハドゥの修練が行われた。  みんなもう、だいぶその新しい技術に慣れてきていて、いつ妖精が襲ってきてもだいじょうぶだね、なんてことを話していた。  ――まあ、本当のところは妖精が、じゃなくて、その妖精をあやつっているアポピス類が襲ってきても、とい...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.14 Wed 09:56

葵マガジン 2019年08月10日号

JUGEMテーマ:小説/詩   ◇◆◇◆聡明鬼◆◇◆◇ 第60話 生者と死者(全100話)   「無事でやすか」その馬の背に、ケイキョとキオウ、そしてリューシュンが乗っている。 「おれは大丈夫だ」リョーマは頷いた。「鬼どもがわんさかやって来てる」 「コントクさんとジライさんは」ケイキョがフラの背からリョーマの背に飛び移って訊いた。 「さっきどこかで降ろしてくれと言われて、それっきりだ」リョーマは地上をきょろきょろと見回した。「どこにいるのか、わからない」 「テンニを覚えていやすか」ケイキ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.11 Sun 14:39

詩「なにか:Something, A Spirit」

DKに

with a kiss, passing the key | 2019.08.11 Sun 00:00

魔法野菜キャビッチ3・キャビッチと伝説の魔女 32

JUGEMテーマ:小説/詩   「聞けたよ」私は答えてから「おはよう」とあいさつした。  ユエホワは、とくに何も言わなかった。 「あいさつできないの」私はむっとしてそう言った。 「さっきしたじゃん」ユエホワは悪びれもせずそう答えた。「ばあちゃんちの屋根の上で」 「えっ」私は箒で飛びながらびっくりした。  じゃあさっきのは、空耳じゃなかったんだ―― 「んで、何て言ってた?」ユエホワはかまわず質問をつづけた。「妖精のやつ」 「やつって」私は眉をひそめた。「ハピアンフェルだよ」 ...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.07 Wed 10:02

葵マガジン 2019年08月03日号

JUGEMテーマ:小説/詩   ◇◆◇◆聡明鬼◆◇◆◇ 第59話 牛頭馬頭対降妖師(全100話)   「ほう」閻羅王は座して頬杖をついたまま、少し感嘆した。「その眼、誰にやられたのじゃ。聡明鬼か」 「違う」テンニは面白くもなさそうに口の端を歪めた。「あの奇妙な鳥の化け物じゃ」 「鳥の、化け物?」雷獣スルグーンに遭遇しておらぬ閻羅王は、眉根を寄せた。「何者じゃ、そいつは」牛頭と馬頭に問う。 「は」 「ええと」  牛頭も馬頭もまたその獣に遭遇しておらず、彼らは三叉を構え降妖師に対峙したまま答...

葵むらさき言語凝塊展示室 | 2019.08.04 Sun 15:04

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