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2014年3月から始まったラオス・ヴィエンチャンの暮らし
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ヴィエンチャン暮らし その (53) 空への憧れ

 この写真は半年前にヴィエンチャンから車で3時間少々、北の山の方向へ走ったヴァンビエンで撮っている。 ヴァンビエンはラオス国内では有数の観光地で、海外から訪れる人も多く、特にラオス国内に2つある世界遺産の1つ古都『ルアンパバン』に向かう中間点でもあり、金を使わない欧米のバックパッカーが大きなザックを背負って街中で歩いている姿を多く見かける。 そういった貧乏旅行者とは別に、金を落とす団体旅行客も多く、そんな観光客を対象に各種のプログラムが待ち構えていて、ヴァンビエンは山と川に囲まれているので、川を...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.12.06 Sat 14:05

ヴィエンチャン暮らし その (52) ノンカイの暇なスターバックスにて

 タイ・ノンカイにある暇なスターバックスの店のことを昨日取り上げたので、この話題に関連した内容で書いてみる。 写真はその暇なノンカイのスターバックス店内の様子で、時間は開店して間もなく、10時頃になる。 店はショッピング・センター(SC)の一角にあって、SCの入り口ドアが開くのは10時のため、スターバックスは道路に面したドアを設けて9時から営業している。 と営業努力していても9時台に入る客などほとんどなく、私が10時近くにヴィエンチャンからここへ到着しても、淹れるコーヒーはこの日初めての様な感じがする。...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.12.04 Thu 22:45

ヴィエンチャン暮らし その (51) 映画 『男はつらいよ』など

 先日、高倉健が亡くなって記憶がまだ残っている内に、菅原文太が亡くなった報が流れた。どちらも80歳を超えていたから天命といえば天命だが、俳優というのは全盛期時代の印象が強く焼き付けられているから老いた姿を見るのはつらい感じがある。 高倉健の最後の映画作品は2012年の『あなたへ』だったが、その翌年に文化勲章を受章していて、映画で着流し姿の高倉健の姿を知る私としてはヘぇ―という感じを今も持つが、恐らく受賞に動いた政府の人間は皆、学生時代に高倉健の映画を観ていて、その影響からかなと思ったものだった。 そ...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.12.02 Tue 14:26

ヴィエンチャン暮らし その (50) ノンカイで買った蘭

 セブの自宅では蘭の花をずいぶん持っていた。過去形になっているのはそのほとんどが死んでしまったためで、家人は『ン十万円をダメにした』という。 こういった植物を育てるには長期間家を留守にする人間には向いていないことは確かで、2006年に中米で2年間暮らした間など、植物にとっては大打撃だった。 一応、留守宅の人間にはそれなりに世話を頼むが、人の趣味物にはこっちが思うほど、そんな愛情をかけられないのが東西を通じて共通するようだ。 それ以降、セブの植木市などで欲しいなと思う植木や蘭を見かけても特に蘭類だけ...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.23 Sun 12:14

ヴィエンチャン暮らし その (49) 台風『ヨランダ』被災から早や1年−100年に一度の台風を体験して (下)

▽ 炊き出しの効用と物資  町は人口約7万人、20のバランガイを持ち、トウモロコシ栽培と零細な漁業で生計を立てるが、セブ島でも貧困率の高い地域で身内のフィリピン人海外就労者(OFW)からの送金で生活を頼る、フィリピン中どこでもある典型的な町の一つになる。 【写真1−台風被害を免れたトウモロコシ畑』  今回の炊き出しでも「物資を」の声もあったが、炊き出しの場合は近隣の者が集まって会話やつながりを生じ、物資配布のような一方通行の関係ではないのは確かである。 また、1カ所で炊き出しを続けると他の地域に...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.13 Thu 21:46

ヴィエンチャン暮らし その (48) 台風『ヨランダ』被災から早や1年−100年に一度の台風を体験して (中)

▽ 日本のNGOや自衛隊  【写真1−セブの国際会議場地下での救援物資袋詰め作業、24時間体制で全てボランティア】  災害救援には国連や赤十字といった大きな組織を思い浮かべるが、いろいろな立場の各国NGOの活躍も目立つ。日本にはこういった自然災害の緊急支援用に「ジャパン・プラットフォーム(JPF)」という、政府、財界、NGOの三者が設立した変則的な組織があって、今回のヨランダ被災には5億円余の支援を決定。 【写真2−被災した学校を支援するNGO】  JPFは1NGO当たり1千万円から4千万円を配分、16のNGOがレイテ島や...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.09 Sun 18:26

ヴィエンチャン暮らし その (47) 台風『ヨランダ』被災から早や1年−100年に一度の台風を体験して (上)

 →台風『ヨランダ』(国際名はハイエン)が2013年11月8日、フィリピン中部ヴィサヤ地方を襲い未曾有の被害をもたらして今日で丸1年。【写真1】 復旧、復興の核となるフィリピン政府は掛け声ばかりで、先日には数千ページに及ぶ復興計画(誰がこんな膨大なページの計画書を読むのか)を作成したが、こういう机上のプランは大得意のフィリピン人。 またもや悪い癖は治らず、大見得切っても計画だけで何にも進まない、何もできないと満天下に白状、裏付けたような代物で、分かっているとはいえ馬鹿馬鹿しい限り。それでも被災者は生き...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.08 Sat 10:50

ヴィエンチャン暮らし その (46) 保税倉庫のハーレーから

 仕事でヴィエンチャンにある『保税倉庫』へ行った。ラオスは内陸国なので、あらゆる輸入商品は陸路経由で来る。 今回、日本から40フィートのコンテナに機械を積んでヴィエンチャンに運んだが、このコンテナはタイ・バンコク経由で日本の横浜を10月3日に出航して、10月13日にバンコク郊外にあるコンテナ専用港に到着している。 そこまでは順調だが、バンコクからヴィエンチャンへ運び入れるのにラオス政府の輸入許可やら免税措置やら書類仕事になり、こちらはきっちり仕事をしていても、能率などどこ吹く風のラオ人相手では一向に進...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.04 Tue 21:50

ヴィエンチャン暮らし その (45) メコンの夕陽−11月

 東京では木枯らしが観測されて、冬が確実に近づいているらしい。都市開発によって東京の気温は子どもの頃から見ても数度は上昇していて、例えば冬の朝は水道が凍って蛇口にお湯をかけて溶かしたし、庭には毎日『霜柱』が立った。 住んでいたのは東京郊外ではなく下町の真っただ中で、かつての東京はこのくらい普通に寒かった。木枯らしも、日が落ちるとピューピューと繁華街の電線を鳴らし、寒さを嫌でも感じさせた。 今の東京はコンクリートで塗り固められたせいもあって、こういう現象は少なくなった。ただし高層ビルなどによる...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.11.01 Sat 21:03

ヴィエンチャン暮らし その (44) 日本人会バザーで買った本

 ラオスには在留邦人が400人くらい居るという。これは日本大使館に届けを出して把握されている人数であって、どこの国でもそうだが大使館に在留届を出さない人間は多く、ラオスの場合は旅行者を除いてほぼ把握されている人数ではないかと思う。 これがセブやマニラなどのフィリピンになると届けを出さない、いわば『幽霊邦人』が非常に多い。セブの場合、届けを出しているのは2000人近くというが、幽霊邦人は届け出以上に居住していて、届けを出している人数の倍近く居るのではなどと推測されている。 罰則規定のない届出だから、さ...

セブ島工房  『日本人はそんなに戦争をして人を殺したいのか』 | 2014.10.25 Sat 23:36

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