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JUGEMテーマ:禅 知的障害福祉施設ヤマユリ園植松被告の裁判結果を見て(その1) 丸川春潭 昨日(令和2年3月16日)、表題の裁判において植松被告に死刑判決が出されました。この事件は2016年7月に起きた殺人事件ですが、この事件は日常茶飯事に起きている殺人事件とは大きく異なる性格を持っており、この裁判には少なからず関心を持ち続けていました。 特異点の一つは、本人が本件の殺人行為を正当化する考えを確信して持ち続けていることです。本人は、「意思の疎通の取れない重度障害者は人間ではない。...
老師通信 | 2020.03.21 Sat 10:27
JUGEMテーマ:禅 検事&禅(その2) 人間は生まれながらに共感力を有している 人間には、生まれながらに他者に共感できる能力を有しており、このことは、「社会生物学」における研究結果からも裏付けられている。 乳幼児の社会性の発達に関する最近の研究によると、生後6か月の赤ん坊でも、困っている他人を助ける個体と意地悪な個体とを区別し、後者よりも前者を好むことが明らかにされている。 また、ヒトが他者に対して協力的に振舞うことの基本に、「共感」という感情があるが、共感の脳神経基盤に...
座禅ブログ | 2020.03.21 Sat 09:43
JUGEMテーマ:禅 2020年3月4日〜8日愛知県知多半島の先っぽ南知多町にある 大宝寺もくれん会館に於いて摂心会が開催されました。 新コロナウィルス問題で開催が危ぶまれ、悩みましたが、こういう時こそ修行に専念すべきではないか?また日頃、結制茶礼(始まりの式)には「戸板に担がれてでも来い!と言われておる!」という先輩がたの指導(現代では通じないかも知れませんが)からすると… 「まだ戸板に担がれてないしな」という判断もあり(笑)開催に至りました。 ...
座禅修行だより | 2020.03.21 Sat 09:25
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その6) ――数息観座禅の効果としての入眠力―― 丸川春潭 前回は、数息観座禅の質すなわち三昧の深さについての正念息と忘息観についてブログしました。 今回は、前回の応用編として、数息観座禅によってだんだんと深い数息観三昧が身に付いて行くにつれて日常生活で出てくる効果のささやかな事例の一つを紹介したいと思います。 20代30代ではいつでも何処でも寝ようとして直ぐ入眠できるものですが、40代50代と歳を取るにつれてなかなか寝就かれな...
老師ブログ | 2020.03.16 Mon 17:09
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その5) ――数息観座禅の質的研鑽と向上(その2)―― 丸川春潭 前回は、数息観座禅の質すなわち三昧の深さについて、数息の1から10までを厳密に雑念なしでやる数息観座禅を連続して5回やり切る、しかもそれを一日一炷香の中で日常的に達成する段階までの経緯をブログしました。 先日仰月庵老師から、釈迦牟尼会(人間禅と同じ在家禅会)の罷参底の方にお目にかかった際にその方から拙著の『座禅の効用』の後半部分が良かったと評価していたと...
老師ブログ | 2020.03.16 Mon 16:38
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その4) ――数息観座禅の質的研鑽と向上(その1)―― 丸川春潭 前回は、一炷香の中身の解析(その2)として、一日一日の数息観座禅において、三昧レベルが自分の上限レベルに達するまでの時間をだんだん短くする努力をしていると云うことをブログしました。 今回はいよいよ数息観座禅の質すなわち三昧の深さについて詳細に点検して見たいと思います。 大分以前に小生よりも若い師家方10名ほどに一週間の数息観評点付けをお願いしその結果を...
老師通信 | 2020.03.13 Fri 22:35
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その3) ――一炷香の中身の解析(その2)―― 丸川春潭 前回は日常での数息観座禅の中での三昧レベルの変化に注目し、中期の雑念が盛んで三昧レベルとしては低い状態が最後には雑念が減り三昧レベルが上がるという実感が大切であり、これが一日一炷香実践の駆動力となるということをブログしました。 今回は、一炷香の中身の解析(その2)として、三昧レベルが上がるまでの時間について小生の過去の経験から検証してみたいと思います...
老師通信 | 2020.03.12 Thu 22:11
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その2) ――一炷香の中身の解析―― 丸川春潭 前回は数息観評点記録によって座禅の三昧がマンネリにならず着実に向上するというお話しをブログしました。 今回は、もう少し綿密に座禅の中身を解析し、一炷香(45分間)の座禅の中での三昧レベルの変化について見てみたいと思います。一炷香の座禅の経過時間と共に三昧が深まり、数息観の評点が段々と上がるのが正常な座禅行です。この正常な座禅行においてもつぶさに見ると、最初は雑念が...
老師通信 | 2020.03.12 Thu 21:54
JUGEMテーマ:禅 数息観についての最近の思い(その1) 数息観評点によるマンネリ打破 丸川春潭 座禅における数息観法は臨済宗が主として採用している三昧を深める方法(ソフト)であり、座禅を始める人にとってもまた人間形成の禅の究極を究めるためにも極めて有効なソフトです。 耕雲庵老師を始めとし歴代の師家方が円了茶礼の垂示で、異口同音に一日一炷香の数息観座禅をするようにと説かれておられます。まことにその通りでありその数息観座禅を365日、一日に30分なり45分実行することは...
老師通信 | 2020.03.12 Thu 21:43
JUGEMテーマ:禅 路遙かにして馬の力を知る 丸川春潭 人間禅の創始者耕雲庵英山老師が喜寿の時に小生は「路遙知馬力歳久識人心」(路遙かにしてその力を知り、歳久しくして人の心を識る)という漢詩の書を拝受し、今 目の前に掛け軸として掛かっています。 拝受した時期は、小生が20代の後半で50年前のことです。耕雲庵老師は喜寿以降の晩年にこの詩をよく書かれているようです。 頂いてから50年近く経過した最近になってからこの詩が非常に近しい感じに思えてしばしば床に掛けるようになりました...
老師通信 | 2020.03.12 Thu 21:38
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