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今週水曜日は能楽師で同時に学者の味方健先生「能本をよむ会」へ行ってきました。会場はJR京都駅前のキャンパスプラザ京都。参加者はかなり多く50人近くいたんじゃないでしょうか。お年を召した方が多いですけれど、普通に研究的な話なども入るのに、味方ファンのレベルの高さを物語っているのでしょうか。 今回のテーマは〈大江山〉。源頼光による大江山の酒呑童子退治の話を仕立てた能です。味方先生は鬼退治ものとして「たわいもない」と仰りながらも、最初が一声から始まることや、地謡の中に小歌ノリがあることなど作者不...
「能楽の淵」管理人日記 | 2011.07.15 Fri 17:29
伝統芸能「能楽」の注目公演の紹介です。 TTR能プロジェクト春公演「小鍛冶 黒頭別習」 【日時】2/16(水) 午後7時開演 【会場】大阪能楽会館(大阪市北区中崎西2丁目3—17 小気味よいテンポで展開する名刀誕生の奇跡譚。見どころ聴き所満載で初心者にも文句なしに楽しめる人気曲です。ですが、この「小鍛冶」、「黒頭別習」と小書がつくと、非常に珍しい曲目となります。この難曲のシテを勤めるのは、芸術祭新人賞を取り、乗りに乗っている上田拓司さん。 地頭には、襲名間もない片山九郎右衛門さんという力の入った...
★benitter★ | 2011.01.19 Wed 00:03
かつてtwitterでは紹介しましたが、手作りの小鼓もどきです。背景は、京都は四条で買った海老の風呂敷です。制作費は800円ほどに抑えました。フリスビー×2と、ポテトチップスの筒(中には雑誌を丸めたものを詰めて強度確保)と、太めの紐を組み合わせました。紐のかけかたは間違いだらけのはずなので、そこはいじめないでくださいwしかし、サイズはだいたい合ってても、当たり前ですが音が出ません。本物が欲しいですが、20万は超えるという代物ですので、学生にはそうそう手が出ません。これまでこの代用品で通してきました。いつか欲...
京都にタミル! | 2010.12.24 Fri 23:29
野々村戒三著『能楽古今記』(春陽社・昭和6年)という本を読んでいます。私が生まれたのと同じ年号「昭和」に書かれた本なのか!?とは思わずツッコんでしまうぐらい、古風な文体で読みにくいのですが(^^;) 難儀したのが、「沒分曉漢」という四字熟語。 △△氏と××氏とは、かなり解りたい人であり、○○氏と□□氏とは、少くとも沒分曉漢とは云はれたくない人であるのを、併せて考へると ちょっと障りがあると思うので、個人名は伏せますが、こんな文脈で「沒分曉漢」という言葉が使われています。何となく想像はつくものの、ど...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.12 Sun 17:26
…と、おっしゃっている方とは、流派が違いますが(笑) 右…『茂山千作 狂言八十年』左…『狂言85年 茂山千作』 右が二世千作の本で、左は三世千作の本です。親子で似た書名付けると、後で読む人(私?)が混乱します。今の(四世)千作師は『狂言○○年』という名前の本は書いてらっしゃらないようで、安心ですが(笑)
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.12 Sun 17:00
地元の図書館で、少しですが能や狂言のビデオがあるのを見つけました。そんなわけで見たビデオの感想。 ---------------------------- 「NHKビデオ能楽特選〜名人の面影 狂言『木六駄』山本東次郎」 ★大蔵流狂言『木六駄』(昭和38年) シテ(太郎冠者)=山本東次郎 (先代・東次郎則重) アド(主)=山本則俊 アド(茶屋)=山本則寿 (現・東次郎則寿) アド(伯父)=高井則安 ---------------------------- 蔵書リストには「狂言木六駄 山本東次郎」とか書かれてなかったので、現・東次郎師とばかり思い込ん...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.12 Sun 16:23
能面に関する論文を読んでいて、登場した面打師の名前「雲岩斎(雲眼斎)美蔓」を「雲黒斎」と読み間違ってました。 「雲黒斎」→「ウンコクサイ」… 『クレヨンしんちゃん』の映画のタイトルにあった気が。見たこともないのに摺り込まれていますね(苦笑) ちなみに「雲岩斎美蔓」は山内容堂(1827-1872、幕末の土佐藩主)の要望で、宝生家が持っている日氷作の面「俊寛」を写したり、財閥の住友家に「翁」「父尉」などの面を納めた明治時代の面打師だったみたいです。
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.12 Sun 16:04
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