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明日27日13時からNHK教育で放送される『芸能花舞台』の内容は「伝説の至芸・八世観世銕之亟」! シテ方観世流分家・銕之亟家の先代で、人間国宝でもあった方です。 私は残念ながら実際のお舞台を拝見する機会はなかったのですが、たまたま手に入れた先代銕之亟師の遺稿集『勁き花』の、表紙を開いてすぐのページにある師の舞囃子『野守』の写真で、一気に魅せられてしまいました。以後、実際の舞台は拝見したことがないにも関わらず、とっても好きな方です。 ---「芸能花舞台」サイトより引用
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:45
大鼓方大倉流・山本哲也師のサイト掲示板に、昨日書いた長能会定期能で初めて能楽を見た、という人が感想を書き込まれています。 能『項羽』をとっても楽しまれたようで、初めて能をご覧になる方にも楽しめる良い舞台だったんだなぁと改めて感じました。同時に前回の記事に「好演」と書いたのが、能にハマりきっている私の、特別な偏った見方ではなかったことが分かって嬉しいです。(割と好きな演者の方が揃っていたための贔屓目などもあるでしょうし) ただ「客席の私語が耳障りだったことが気になりました」と。定期能...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:37
13日は神戸の湊川神社神能殿に長能会定期能を見に行ってきました。 面白かったのは能『項羽』。あまりメジャーとは言えない能なので、大まかなあらすじを書きますと。 舞台は中国・烏江の野。草刈男たち(ワキ・ワキツレ)が秋草を刈り終えて家路につこうとしていると、ちょうど舟に乗った老人(前シテ)が来合わせたので、乗舟を頼む。対岸につくと老人が舟賃として、秋草を一本欲しいと望むので、草刈が秋草を差し出すと、迷うことなく朱色の花を選び出す。その花は項羽の后・虞氏の亡骸を埋めた塚から生えた虞美人草だ...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:35
私が開設しているサイト「能楽の淵」30万HIT記念を兼ねて、企画に参加させていただいた志芸の会「四季の狂言の会」が6月に催されました。会が終了してから4ヶ月も経ってしまいましたが、先日ようやく能楽狂言方大蔵流・善竹忠亮師とゆっくりお会いして、反省会をすることができました。 忠亮師には舞台出演の後で、お疲れのところだったにも関わらず、延々とお付き合いいただき、ありがとうございました。忠亮師はプロの能楽師ですから、能や狂言のどんな話題をふっても返して下さるので、話は尽きません。会前の打ち合わせの時...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:32
8日の話、最終編です。壬生狂言の『土蜘蛛』が終わると、友人と別れて京都駅へ急ぎました(友人に、残りの壬生狂言の感想レポを頼むのは忘れません・笑)。目的地は約10日ほど前に行ったばかりの彦根城博物館。 前回の時に「彦根藩の能楽史」を知れたことが嬉しくて嬉しくて。「彦根藩の主な流派だったという喜多流と、井伊直弼ゆかりの狂言『狸腹鼓』の上演です。面白そうですね」と書きましたが、その日が偶然ながら休みだったので、これは行くっきゃないと! 寂昭法師さんに教えていただいたのですが、演じられた『竹生...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:30
大鼓の師匠が、稽古場として使ってらっしゃるのが大阪・山本能楽堂。前回稽古に行った際に、山本能楽堂所蔵の能面を虫干しを兼ねて展示するというチラシを見つけたので、8日、面打ちを習っている友人を誘って行きました。 見所に展示されていたのは能面が12面。他に装束や鬘帯・扇もありましたが、全体に少なめ。もっとたくさん展示してくれたら良いのに、との思いはありましたが、無料なので、文句は言えません(笑) 展示品には、近江のような江戸時代の作者のものもある一方で、初代堀安右衛門さんのような現代の面打ちの作品...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:21
滋賀県の彦根城博物館に行ってきました。博物館のサイトに「幽玄−井伊家伝来・能面と能装束の名品−」という展示しているとあったからです。
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:17
はなぢ【鼻血】 鼻の粘膜からの出血。(三省堂『新明解国語辞典』より) 鼻から血が出る、アレです。マンガなどでは性的な興奮を表現する手段として、よく鼻血を流す表現がありますが…先日、私、能を見ていて鼻血が出ました(笑) 冗談のようなホントの話。9月1日に大阪・山本能楽堂で催された「たにまち能」。それで演じられた山本順之師の能『天鼓-弄鼓之楽』でのことです。
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:10
道成寺は和歌山県にある奈良時代創建という古寺院。…というよりも、伝統芸能ファンにとっては、能『道成寺』を始めとする、安珍清姫伝説を元にした「道成寺」ものの舞台として有名な寺です。(以下、『道成寺』は能の演目。カッコなしの道成寺は寺の名前。) 来月17日、その道成寺の境内で能『道成寺』が演じられます。シテをつとめられるのはシテ方観世流宗家・観世清和師。「宗家」という肩書きを抜いても、私は舞姿が好きな能役者です。
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 18:06
京都の河村能舞台に、昨日、初めて行きました。河村定期研能会を見るためです。同志社大学のすぐ北にありました。 このあたりって、同志社に進学した中学以来の友人宅に泊まり込みで遊びに行くたびに、彷徨い歩いていた場所なんですが(笑)、ここに能舞台があるって全然気付きもしてませんでした(^^;) 見所は畳で、古き良き能楽堂という感じ。橋掛かりの欄干の曲がり具合は山本能楽堂そっくり。初めて行く場所だしと早めに行ったら、一番前の席が取れてしまいました。 関西で定期的に能会を開いている能楽堂・能舞台を...
世の中に昔語りのなかりせば―― | 2010.12.10 Fri 17:46
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