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火の山のマリア ♯043 わくわく、どきどきする作品もいいが、 ゆっくりと、気づけばそのシーンの中に居るかのように思える作品は、さらに魅力的だ。 この作品が、そうだ。 グアテマラ共和国、マヤ文明の地でたくましく生きる先住民一家の暮らし。 言葉は、マヤ族のカクチケル語。国の言語であるスペイン語すら通じない。 故に、物語の終盤で大きな問題を引き起こすことになるのだが。 現代文明からは遠く、貧困に耐えながらも日々の恵みは神のご加護と祈りを忘れない。 マリアは、そうした一家のひとり娘、17歳...
映画、観たまんま | 2016.01.25 Mon 18:42
JUGEMテーマ:試写会 ディーパンの闘い/DHEEPAN ♯042 ディーパンは、主人公の名前である。では、彼は何と闘うのか。 スリランカでは、民族間の対立による内戦が2009年まで続いた。 その混乱の中で反政府勢力〈タミル・イーラム解放の虎〉が結成され、 ディーパンは、その兵士として戦ったが家族は殺害されすべてを失い、もう戦うこと、暴力を捨てる。 そして、難民となってフランスへの移住を決め、見知らぬ女、少女との3人家族を装い難民審査を通り抜ける。 そうすることで移住許可が下りやすいのだという。 ...
映画、観たまんま | 2016.01.17 Sun 11:28
JUGEMテーマ:試写会 千年医師物語 ペルシアの彼方へ ♯041 分厚い冒険小説を一気に読み切った思いの大作である。 これには同じ表題の原作があり、世界中で2100万部以上の販売記録をもつという。 でもって、ヨーロッパ作品としては異例の3600万ドル(なぜかユーロ換算ではない)もの巨額を投じて制作。 その、気合いの入れようは確かに細部にまで表われている。 11世紀、イギリス。あどけない少年:ロブ。彼は。不治の病とされた虫垂炎で毋を亡くす。 当時、旅回りの理髪師が医術を行っていた。 ロブは、毋の命を...
映画、観たまんま | 2015.12.26 Sat 19:16
JUGEMテーマ:試写会 千年医師物語 ペルシアの彼方へ ♯041 分厚い冒険小説を一気に読み切った思いの大作である。 これには同じ表題の原作があり、世界中で2100万部以上の販売記録をもつという。 でもって、ヨーロッパ作品としては異例の3600万ドル(なぜかユーロ換算ではない)もの巨額を投じて制作。 その、気合いの入れようは確かに細部にまで表われている。 11世紀、イギリス。あどけない少年:ロブ。彼は。不治の病とされた虫垂炎で毋を亡くす。 当時、旅回りの理髪師が医術を行っていた。 ロブは、毋の命を...
映画、観たまんま | 2015.12.26 Sat 19:08
JUGEMテーマ:試写会 ビューティ–・インサイド ♯040 けったいな、韓国映画である。ひとりの役を123人が演じる。なぜ、そうなるのか? 主人公のウジンは、目覚めるたびに姿が変わってしまうという病気にかかっている。 その姿は、老若男女、人種まで越えてしまうのである。 つまり、ウジンを123人が演じるわけで、ウジンの真の姿は、観る側にもわからない。 そんな彼は、年頃で、アンティーク家具専門店で働くイスと出会いひと目惚れ。 彼女に会いたい一心で店に通うが、イスにしてみれば、毎回新しい...
映画、観たまんま | 2015.12.22 Tue 21:20
愛しき人生のつくりかた ♯039 ぶるぶるっと冷えたこころに、温かいスープがうれしい、そんな思いの秀作である。 はじまりは、パリ右岸・モンマルトルの墓地。 最愛の夫を亡くした85歳のおばぁちゃんがヒロイン的存在。 その長男息子は、郵便局を退職したばかりで、これからどう生きるかを決められず、妻からは離婚を告げられてしまう。 そうした夫婦の一人息子は、ホテルで夜勤のアルバイト。おばぁちゃんと仲がいい。 そして、どこの家庭でも起こりうるドラマが繰り広げられる。 となると、有り体の展開になりそ...
映画、観たまんま | 2015.12.15 Tue 16:29
ゆめのほとり -認知症グループホーム福寿荘- ♯038 ひとりのおばぁちゃんが軍歌を唄い終え「満州から引き揚げ子どもを育て、苦労したわ」と、つぶやく。 すると、傍に座っていたおばぁちゃんが、突然怒った勢いでくってかかる。 「苦労したのは、あんただけじゃないよ。みんな大変な目にあったんだから。それが戦争よ。 そんな歌なんか唄っちゃうけない」 娘さんの押す車いすで出掛けた公演で、子どもたちがシャボン玉を楽しんでいるシーンでの出来事も印象的だ。 「おばぁちゃんにもシャボン玉を見せてあげて」と娘...
映画、観たまんま | 2015.12.10 Thu 09:39
妻の病 -レビー小体型認知症- ♯037 「こんなことになるとは思わなかった」。夫:浩市の言葉がズシンと来る。 誰だって妻が認知症になるなどとは想定していないだろうから。わたしも、同様であるが。 でも、浩市の妻:弥生は、10年前に統合失調症と診断され、3年後にレビー小体型認知症であることが判明した。 それから今日に至るまで、夫婦の生きる闘いが続いている。 近ごろ固有名詞をことごとく思い出せなくなり、“認知症”の前兆ではないかと怖くなる、わたしである。 そう、“認知症”に...
映画、観たまんま | 2015.11.28 Sat 15:21
JUGEMテーマ:試写会 黄金のアデーレ 名画の帰還 ♯037 映画を観ての感想で、手あかのついた「感動」という言葉は使いたくない。 「感動」をいかに表現するかが肝心なこととわきまえている、つもりだから、だ。 しかし、今回はやむなく使わざるを得ない。 1938年、ヒトラー率いるナチスは、オーストリアを占拠し、同時にユダヤ人が所有する 価値ある家財や金品、美術品などを略奪する。尊い命までも。まるで強盗だね。 そのなかに、1907年に画家グスタフ・クリムトが描いたオーストリアのモナリザと称される『...
映画、観たまんま | 2015.11.10 Tue 17:03
ヴィヴィアン・マイヤーを探して ♯036 ふと、“事実は小説よりも奇なり”というフレーズが浮かんだ。この作品を観終えた時である。 2007年のこと。青年は、古いシカゴの街並の写真を集めようとオークションで大量のネガフィルムを 段ボールの箱ごと落札した。価格は、380ドル。 しかし、彼の意向に添う写真はなかった。が、フィルムの一部を現像してブログにアップしたところ 写真への賛辞が次から次へと寄せられ、あっという間に評判に。 そこで撮影者はどんな人物かということになったが、わからない。探す...
映画、観たまんま | 2015.10.20 Tue 16:43
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