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JUGEMテーマ:インソール(足底板) ダチョウが速く走れる理由は2つ。 1つは、矢状面方向の中足趾節関節のパワーが大きいこと。 もう1つは、脚の水平面方向の関節のパワー が大きいことです。 水平面方向のパワーは、言い換えると、走る姿勢を保つ ために必要なパワー! これが、ダチョウの場合、ハンパじゃないんです。 では、ヒトの場合、走る姿勢を保つために、どんな筋肉が働いているのでしょうか? 地面を蹴るパワーの源と言えば、ふくらはぎの裏に付いている下腿三頭筋。 こむら返り...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2014.01.03 Fri 01:00
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 速く走ることに特化した動物は、みんなつま先が硬くて細長いんです。 だから、つま先が広がったヒトの足は、速さという点でマイナス! でも、ヒトは、二本の足で歩くでしょ? 動物は、四足歩行だから、細長くても倒れないんじゃない? そんなことはありません。 哺乳類ではありませんが、ダチョウの足を見れば、納得出来ます。 二足歩行最速のダチョウは、指が二本で、他の鳥よりも少ない。 しかも、そのうちの1本は、身体のバランスをとるための補助用みたいなもの...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.27 Fri 21:39
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 理学療法士は、基本的に、ヒトの身体だけを勉強します。 だから、知らず知らず、そこに機能の合理性を求めていまいがち。 でも、実際はそうじゃない・・・その例として、前回、踵の出っ張りをお話しました。 見方を変えれば、ヒトの足は、非常に中途半端です。 というのも、ヒトは、樹上適応から地上適応に変化したから! 最初から地上適応した動物と比べると、その中途半端さがよくわかります。 左から順に、クマとイヌ、シカの脚の骨の長...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.25 Wed 20:48
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 踵が後ろに出っ張っている理由は、膝小僧と全く同じなんです! 膝小僧・・・正確には、膝蓋骨と言って、膝を伸ばすパワーを大きくする働きがあります。 踵が出っ張っているのも、つま先で 地面を蹴るパワーを大きくさせるため! 簡単に言えば、速く走るため なんです。 パワーを大きくする方法の1つが、モーメントアームを伸ばすこと。 つまり、つま先から足関節までの距離を伸ばせばいい。 だから、地上適応した動物は、総じて中足骨が長くなっています...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.21 Sat 21:32
JUGEMテーマ:インソール(足底板) ヒトの足の特徴の1つとして、踵骨が非常に大きい ことが知られています。 足を見ると、踵がポッコリと 後ろ に出っ張ってますよね? この出っ張っている部分が、踵骨という1個の骨で出来ているんです。 この踵骨って、どうして後ろに出ていると思います? 学校で教えていた頃、同じ質問をすると、こう答える学生が多かったんです。 立っているときなど、後ろに倒れないように、身体を支えるため。 ヒトの踵骨が大きいと知っているからこそ、そう考え...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.19 Thu 20:57
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 足の動かす順序がヒトに与えたメリットって何でしょうか? 結論から言うと、足の出す順序は、二足歩行を可能にした大きな要因 なんです。 その理由を、説明しましょう。 まず、1本の足を動かすサイクルを、下図のように分解します。 遊脚期とは、地面から足が浮いている間のこと。 歩いているとき、1本の足は、立脚初期から遊脚期までのサイクルを繰り返すと考えます。 さらに、四足歩行では、1本の足を上げている間、他の3本で常に地面を支えているとします...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.06 Fri 17:54
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 前回、ヒトの鈍足っぷりを指摘しました。 でも、進化の過程を考えたら、仕方がないとも思うんです。 下図を見て下さい。 哺乳類は、木の上で暮らす動物と地上で暮らす動物に分かれて進化しました。 その中で、再び地上に舞い戻った動物 が、わずかに存在したんです。 黄色で示した ヒヒ と ゴリラ、チンパンジー・・・そして、ヒト です。 つまり、ヒトという動物は、まだ地上に戻って日が浅い(?)。 最初から地上に適応した動物に比べたら、足の性能...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.04 Wed 22:48
JUGEMテーマ:インソール(足底板) ヒトの特徴と言えば、まず 二足歩行 が思い浮かびます。 でも、上図のように、二足で歩く動物は意外と多いんですよ。 恐竜・・・絶滅してしまいましたが、かの有名なティラノサウルスもそうです。 また、初期の恐竜は、ほとんど二足歩行だった と言われています。 鳥類には、ダチョウやキウィのように、走鳥類 という二足歩行に特化した鳥がいます。 それに、走鳥類ではありませんが、ペンギンだって二足で歩けますよね? こうして見ると、二足歩行は...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.03 Tue 17:49
JUGEMテーマ:インソール(足底板) ブログを書いていると、話がいつの間にか横道にそれがち。 お忘れかもしれませんが、このお話は、「膝の痛みはインソールで治せるのか?」から始まりました。 論点は、外側ウエッジの付いたインソールの効果! 外側ウエッジを付けたインソールで足の裏を外側に向けると、膝の負担が減少する! これが、インソールの有効性を唱える方々の考え方です。 根拠は、「外側ウエッジを付ける根拠って何だろう?」で説明した通り。 ところが、Matthewは、外側ウエッジの効果を否...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.12.02 Mon 20:57
JUGEMテーマ:インソール(足底板) 前回お話したように、本格的な稲作が始まったのは 弥生時代から。 それと距骨の変形に、一体どんな関係があるのでしょうか? お米を作るためには、当然、水が近くにある 平地 が必要ですよね? ということは、私達の生活圏が平地に移ったのも、弥生時代からと言えます。 縄文時代は狩猟生活が中心で、必ずしも平地で暮らす必要はありませんでした。 でも、弥生時代から、私達の生活圏はずっと平地中心に変わったのです。 つまり・・・ 平地で暮らした方...
世界を動かそうと思えば、まず自分が動くことから始めよう! | 2013.11.30 Sat 19:03
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