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60代の男性は慢性腎不全のため週3回人工透析を実施している方でした。意識がもうろうしているとの奥さんからの通報、確かに意識レベルは低下していました。私たち救急隊は3次救命救急センターに搬送することを判断したのでした。3次選定を判断した理由は傷病者の既往症・現病歴、家族からの情報などヒントは現場に落ちているのでした。 ズバリBさんの傷病名は何だったでしょうか?現役の救急隊のみなさん、救急救命士の卵の方、将来消防官や救急救命士になりたい学生の方などなどみなさまからのたくさんのご意見をお待ちしていま...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2010.01.26 Tue 12:52
今月に最高裁、富山地裁と終末期医療を巡る判決が次々に下されました。この判決にも関わる内容は救急隊の現場にも無関係ではありません。挿管してもよいですか?そんな問いを確認してほしい、そんな現場があります。緊迫の救急現場で慌てている、時には狂乱している家族にそれを確認するなんて… 現場の医師の置かれている立場、そして今回のこの2つの判決、そんな事を考えると求められることは非常によく分かります。しかし救急隊の最前線の現場でそれをやることがいかに難しく、またいかにリスクがあるか、大きなトラブルの火種に...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.12.31 Thu 11:01
これ、JRの駅に設置してあるAEDの簡単な使用方法なんですけど、倒れている人の脈の有無を確認せずに、胸骨圧迫&AEDを使っています。 まぁ、不要な場合はAEDは電気ショックを与えないでしょうから、大きな間違いではないと思いますが、私は首とか腕とかで脈を確認するって方法を習ったものですから、ついつい気になります。 ちなみにこれは日本光電のAEDの解説です。 ※追記 上記の記事について、インストラクターの方からメールでコメントをいただきました。 「いまは市民向けの講習では、脈の確認...
プロ作家 松本肇 のブログ \(^◇^)/ ★★★★★★★★☆☆☆△△ | 2009.12.21 Mon 11:29
数年前からEさんは慢性膵炎、病院に行く目的は?…この痛みをどうにかしてもらいたい、ペンタゾシンを打ってもらう事でした。 慢性膵炎に起因する上腹部痛は激痛と言います。この痛みを抑えるために用いられる強い鎮痛薬、そのひとつにペンタゾシンがあります。この薬には依存性があり、中にはペンタゾシン中毒になる方がいます。ペンタゾシン注射を求め様々な医療機関を受診し、トラブルになることも多いのです。いつか医師から問題ある患者が行うペンタゾシンを打ってもらうためのあの手この手を聞いたことがあります。具体...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.12.10 Thu 23:30
自宅にてけっこうな量のお酒を飲んでいた50代の男性は自ら救急車を要請しました。2ヶ月前まで入院していた病院ではお酒を巡るトラブルを起こしブラック、彼の抱えている持病は慢性膵炎、病院に行く目的は?こんな事案には時々出会います。 慢性膵炎をお持ちの方でこの手の行動をする方がいます。自ら病院を受診する方も多いようで、救急隊より病院に勤務されている医療従事者の方たちの方がすぐにピンとくるのではないでしょうか?今回はこの救急救命士のため息現場では初めての試み、クエスチョン編とアンサー編に分けての更新...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.11.27 Fri 13:44
私たちが救命救急センターに運び込んだ20代の女性の体温は26℃、原因は?後日、医師より告げられた原因は劇症型?型糖尿病でした。 この事案では現場で活動に当たった私たち救急隊にはFさんが何故、意識を消失し、26℃にもなる極度の低体温に陥ったのかはまったく見当も付きませんでした。極度の低体温、微弱であった呼吸に脈拍、バイタルと状況から3次救命救急センターに運びこんだのでした。 引き継いだ医師も分からないと言った状況です。プレホスピタルケアの現場ではこの事案の場合、病態を推定する事より、傷病者の置か...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.11.24 Tue 13:00
真冬の救急現場、下着姿で倒れていた女性を救命救急センターに搬送しました。女性の体温は26℃、原因は?私たちはもちろんのこと、引き継いだ医師さえも原因は分からないと言います。 後日、この病院を訪れた際、医師から納得の原因が告げられました。なるほど、そういう事だったのか!彼女が意識不明に陥り極度の低体温になってしまった原因は何だったでしょうか? この記事に対する皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。ここ最近、この緊迫の救急現場ではクエスチョン編とアンサー編に分けて更新していますが、今までで...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.11.16 Mon 13:14
熱中症、疑わなかった炎天下の回答編です。 さすがはみなさん、心筋梗塞の答えを導き出していますね、すばらしいです。この事案では傷病者は明らかにショック状態でした。コメントでもご意見を頂いた通り狭心症の線もあり得ると思いますが、これといった既往もなかった事、ショック状態が著明であった事、あとはST上昇が決め手だったでしょうか、まず心筋梗塞だろうと3次選定しました。実際、心筋梗塞でしたし救命センターに搬送したのは大正解でした。 仮にそうじゃなくてもショックなのですからプレホスミタルの現場ではこれで...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.11.15 Sun 12:48
新型インフルエンザが猛威を振るっている今日、今回の話はつい最近のお話です。当サイトのテーマである救急車の適正利用を訴えること。当然それを訴えなければならない立場にある私たち現場の救急隊たち…。 医師にひどい事を言われたと言う傷病者の奥さん、ひどいのは医師か、患者か、救急隊か?そんなお話です。皆様はどう思われえるでしょうか? この記事に対するご意見・ご感想をお待ちしています。皆様からのたくさんのコメントをお待ちしています。↓にほんブログ村ランキングサイトに参加中、クリックして...
救急救命士たちの待機室-パラメディック119ブログ- | 2009.11.13 Fri 23:52
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