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住宅建設地で少年が人骨を見つけた。一報を受けて現場に向かったエーレンデュルは発見された人骨が最近埋められたものではないと知る。人骨は発見場所に昔建てれていたサマーハウスの住人の関係者なのか。エーレンデュルは過去を探り始めるが。 「湿地」に続くエーレンデュル捜査官シリーズの四作目。相変わらず簡潔かつ乾いた文体で読みやすく、内容の暗さ、陰鬱さを和らげてくれている。一方でストーリーは虐げられる女性と言うか女性に対する様々な種類の暴力と言うか、上手く言い表すことが出来ない本作のテー...
敬称略にてお願いします | 2017.10.24 Tue 17:38
JUGEMテーマ:ミステリ マイケル・ロボサム作 現金強奪犯として10年の 刑に服していたオーディ・パーマー 700万ドルの行方を知ろうと 受刑者や看守から暴行され続け、 あと1日で釈放される日に脱獄… 彼の目的は何か? 彼は本当は無実なのか? そして、彼を追う人々の目的は? オーディの若い日の恋と 失われた愛しい人の面影 暴力と切なさが入り混じる 映画化が待たれる作品です。
大河の一滴 | 2017.10.18 Wed 21:45
小学5年生の高見森は友達の少ない乱暴者。父親の転勤のために北九州に引っ越すことになった森は不思議な少年パックと出会う。転校先のクラスメイトやパックと共に幾つかの謎を解いていく内に森も変わり始め……。 講談社ミステリーランドから出版された作品。「かつて子供だったあなたと少年少女のための」業書らしく普通の児童小説のように見せながら裏には結構な毒が潜んでいる。 主人公の高見森はコミニケーション能力に難があり悪い人間ではないものの周囲には馴染めないまま北九州の工...
敬称略にてお願いします | 2017.10.17 Tue 17:00
JUGEMテーマ:ミステリ 〇内容 “天眼”と呼ばれた香港警察きっての名刑事クワンと愛弟子ロー。 雨傘革命前夜の2013年から反英暴動が勃発した1967年へ、 逆年代記で語られる名刑事の事件簿から見えてくる香港現代史の闇とは! 〇感想 前評判で連城三紀彦や横山秀夫の系譜と語られていて期待して読み始めた。 作者のあとがきで「私が書きたいのは、ある人物とこの都市とその時代の物語」と言ってる通り、 本作は香港のとある名探偵の人生を2013年から1967年へ...
のーみそコネコネ | 2017.10.15 Sun 02:36
1985年、メイン州デリーで連続して殺人事件が発生する。被害者の大半は子供だった。27年の時を経て再び「IT」が復活したのだ。27年前の約束に従って「IT」と対決するためにデリーに戻ってきた7人のかつての少年少女たちは失われていた記憶を徐々に取り戻していき……。 キングの代表作のひとつ。買ってはみたものの全四巻、三千頁超という長大さに尻込みし続けて数年(十数年か?)。一ヶ月ほど費やしてようやく読み終わった。偶然だが今アメリカではリメイク版の映画がヒットしているとか。日本でも公開...
敬称略にてお願いします | 2017.10.10 Tue 20:14
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 19世紀ロンドン、ボウ街の下宿屋で起こった事件は奇妙な展開を辿りつつあった。 当初は自殺かと思われていた労働運動家の死は何者かによる殺人だと判明したのである。 だが一方で、現場となった部屋は誰も出入りすることができない密室状態だった! この不可思議な謎に夢中になった世間の人々はこぞって“解決”を新聞に投書、事態はさながら推理合戦の様相を呈していく……。 世界最初の長編密室ミステリにして不朽の名作 ...
のーみそコネコネ | 2017.10.09 Mon 13:06
JUGEMテーマ:ミステリ 〇内容 ウェスト・ヴァージニアの田舎町、アロヨで不可解な“T”だらけの殺人事件が発生。 死体はT字路にあるT字形の標識に磔にされ、その頭部は切り落とされていた。さらに被害者の家の扉には、血塗られた不気味なTの文字が―。 エラリーは単身捜査をするが、真相は分からずじまい。だが半年後、再び奇怪な“T”にみちた殺人事件の知らせが届き…。 サスペンスあふれる展開と緻密な推理で人気を誇る“国名シリーズ”第5弾。  ...
のーみそコネコネ | 2017.10.09 Mon 12:12
JUGEMテーマ:ミステリ 〇内容 密室、ダイイングメッセージ、オカルト。本格ミステリ・ファン必読のラジオドラマ版「エラリー・クイーンの冒険」シナリオ集第2弾。 「国名シリーズ」と「ライツヴィルもの」両者の要素を備えた表第作を含む7編に加え、法月綸太郎による解説を収録。 「シナリオ・コレクション」第5弾。 〇感想 「〈生き残りクラブ〉の冒険」 基金を設立して二十年後に生き残った人たちで十二万ドルを均等に分ける〈生き残りクラブ〉という設定の時点で面白い。 ...
のーみそコネコネ | 2017.10.09 Mon 11:17
JUGEMテーマ:ミステリ フォルカー・クッチャー著 ドイツ・ミステリの第一弾 1929年のベルリンが舞台。 風紀課にいたラート警部は 殺人課に出向を命じられるが、 上司や同僚は冷たい… 唯一の味方で、愛する女性からも 背を向けられてしまう… ロシアから持ち込まれた金塊、 犠牲者は増え、歌姫は消えた… 警察、悪の組織、共産党、国粋主義者、 さまざまな人々が入り乱れて、 ラートは、逆境を切り抜けられるの...
大河の一滴 | 2017.10.03 Tue 18:16
夜勤刑事を止め失踪人課の長となったパウダー。しかし、失踪人課に割り当てられた予算は少く、ようやくやってきた正規の部下は職務中に負傷した車椅子の女刑事。ままならぬ環境で相も変わらず山積する事件の山と格闘するパウダーだが……。 傍から読んでる分には面白いが上司にはしたくない男リーロイ・パウダー刑事を主役にしたシリーズの二作目。相変わらず根本的には善良でありながらコミニケーション能力に難を抱えるために周囲と衝突を繰り返すパウダーを見守るのが主となる小説。俯瞰で読んでる...
敬称略にてお願いします | 2017.09.26 Tue 16:57
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