[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 田舎町の旧家・天知家で遺言が公開された夜、事件は起こった!一人、また一人と凶行に倒れる相続人たち―。 遺言の内容は決して殺人を引き起こすようなものとは思えなかったのだが…。 弁護士・森江春策が、連続殺人事件の深層に切り込んでゆく!屋敷を埋め尽くした和時計に隠された秘密とは? 魅惑的な謎と鮮やかな論理に彩られた本格推理の金字塔。 ○感想 和時計を扱ったミステリーとしてまず、綾辻行人の『時計館の殺人』が思い浮かぶが、 芦辺拓はあの傑作と同じアイテムを使っ...
のーみそコネコネ | 2014.06.21 Sat 07:56
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 6つめの「館」への御招待―自分が何者なのか調べてほしい。 推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。 手がかりとして渡された「手記」には彼が遭遇した奇怪な殺人事件が綴られていた。 しかも事件が起きたその屋敷とはあの建築家中村青司の手になるものだった。惨劇に潜む真相は。 ○感想 トリックのスケールは一番大きいはずなのに、全体的に一番地味な館である。 事件らしい事件は二つ。どちらも密室状況であるが意外性は全くない。 一つ目に関しては、そりゃぁ...
のーみそコネコネ | 2014.06.01 Sun 11:58
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 その街に連続して起こった殺害事件。共通するのは死体と犯人の不可解な「消失!」。 そして、殺されたのがいずれも赤毛の持主であったことだ。赤毛を恨む人 間の復讐行なのか。 最初の「驚愕」は、名探偵新寺仁が解き明きした真相にある。 だが、その奥には二重三重の途方もない真実が…。22歳作家鮮烈デビュー。 ○感想 以前から気になってはいたものの手に入ることはないだろうと諦めていたのだが この度、偶然古本屋で見つけて慌てて購入した。 てっきり2007年の復刻版かと思い...
のーみそコネコネ | 2014.05.30 Fri 23:25
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で顔の皮をはがされた若い女の死体を発見! だが、割り出された死亡推定時刻に彼女は、「はやぶさ」に乗っていた。不可能を可能にしたトリックは何か? 時間の壁と“完全犯罪”に敢然と挑む捜査一課の吉敷竹史の前に、第二、第三の殺人が…。 ○感想 吉敷竹史シリーズ第一段 タイトルから自分が苦手な時刻表旅情ミステリーなのではないか、という不安があったが 読んでみれば時刻表は大して関係なく、私好みの本格ミステ...
のーみそコネコネ | 2014.05.30 Fri 23:16
JUGEMテーマ:ミステリ 人の影響を受けやすいA型です。小市民シリーズが面白かったのでこれを機会に別の作品もと思い手にとりました。 構造美のある作品ですね。これまで読んできた学生モノと比べると重い雰囲気の話ですが、そのわりには文章が読みやすいのでさくさく進みます。 以下ネタバレっぽい要素も含みます。
スモログ。 | 2014.05.20 Tue 18:51
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 京都某所の古めかしい洋館・戸梶邸で、資産家が刺殺された…。 柵もあってしぶしぶ依頼を引き受けた名探偵・木更津悠也を待ち受けていたのは、ひと癖もふた 癖もある関係者たちの鉄壁のアリバイ。 四角く切り取られた犯行現場のカーテンが意味するものは?一同を集めて事件の真相を看破しようとする木更津だが…。 (「白幽霊」)。 京都の街に出没する白い幽霊に導かれるように事件は起こる。本格推理の極北4編。 ○収録作 白幽霊 禁区 交換殺人 時間外返却 ○感想 デビュー作...
のーみそコネコネ | 2014.05.03 Sat 12:39
藤崎翔の「神様のもうひとつの顔」が、 KADOKAWAの第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しました! 藤崎翔は、元お笑い芸人で、セーフティ番頭というコンビで コントを中心にネタをやっていたようです。 ネタを見てみましたが、内容はいいので、 それが作品の良さにつながったんでしょうね〜 神様のもう一つの顔はこちら JUGEMテーマ:ミステリ
みたか日記 | 2014.04.20 Sun 12:04
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 見た目は「太ったチャップリン」の謎めく男、林茶父は神出鬼没。変死事件にたびたび遭遇して、犯人と、犯人が隠匿しようとした事実をカラリと鮮やかに暴いてみせる。 普段はおかしみのある雰囲気でも、洞察鋭く、奥に潜む真実にたどりつく。さあご覧あれ、類い稀なる見事なロジック! 全六話のうち三作が日本推理作家協会や本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーに入った傑作ミステリー短編集。遊び心もたっぷりで、凝った趣向にニヤリだ。 ○収録作 六つの玉 五つのプレゼント 四枚のカード...
のーみそコネコネ | 2014.04.05 Sat 21:11
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 都内のマンションでOL殺される。死者の胃から現われたメッセージ。小さな鍵が秘めた謎とは!? 探偵法月綸太郎が出馬した矢先、容疑者は京都で死体となって発見、 そして鍵の正体が明らかになるにつれ、名探偵を翻弄する迷宮の扉が開いた…。 ○感想 『一の悲劇』が一人称視点で、『二の悲劇』が二人称視点の物語であるらしい。 そういう話を小耳に挟んで二人称視点の小説とは、どういうものだろうかと期待して本を開くと、 ページぎっしりの読みにくい風景描写が飛び込んできた。 ...
のーみそコネコネ | 2014.04.05 Sat 20:49
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。 鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く『鍵』など、 おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全六篇。読者待望の「国名シリーズ」第三弾。 ○各短編感想 『ブラジル蝶の謎』 表題作。ある条件を成り立たせるための配慮があちらこちらに書いてあって感心した。 (ネタバレ反転→移動中は腕組みをしながら目を閉じる。な...
のーみそコネコネ | 2014.04.05 Sat 20:17
全1000件中 511 - 520 件表示 (52/100 ページ)