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時代小説
このテーマについて
史実を題材として扱う歴史小説とは一味違った、完全なフィクションの「時代小説」。歴史小説とは違うジャンルとして考えたいと思います。江戸時代が主で、剣豪小説、捕物帳、伝奇小説、など内容も多岐に渡ります。作家としては、藤沢周平、池波正太郎、宮部みゆき、柴田錬三郎、栗本薫、山本周五郎など多数。町人から侍まで、江戸から地方まで、人々の悲喜こもごもを通して、昔の生活ぶり、社会構造なども浮き彫りにしていくそのジャンルは、歴史を身近なものに感じる格好の入口でもあります。
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つまをめとらば(青山文平)

JUGEMテーマ:時代小説  短編集。。「春山入り」の感想にも書いた青山文平は短編の名手というのを再認識した。六編とも女性との距離感を描いているといえる。遠いようで近い、あるいは急に近くなる、近くなるから見えなかったものも見えてくる。見えてきたものは悲しみであったり喜びであったり色々だが、どの主人公もそれを受け入れる。あと簡単に。「ひと夏」の剣術シーンは藤沢周平を思い出した。「つまをめとらば」のラスト2行「んなことは、ない。ぜんぜんない。」には唸った。素晴らしい締め方だと思う。(2019...

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 22:57

吉原手引草(松井今朝子)

JUGEMテーマ:時代小説  高名な花魁が起こしたらしい騒ぎの真相を関係者たちへの聞き書きによって徐々に明らかにしていく構成。そのせいか回りくどい。例えば、騒ぎの内容が明らかにされるのは(文庫本だと)203ページだし、聞き手の正体が明かされるのはラスト2ページ。真相は敵討ちなのだが、それではその敵討ちへの動きがどこから始まっていたのかというと、はっきりしない。まだまだ明らかになっていないことを残したまま物語は終わってしまうが、それを不快に感じさせないところが作者の腕か。(2019.10.27読...

本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 21:37

遠縁の女(青山文平)

JUGEMテーマ:時代小説 3作品収録。「機織る武家」は、織るという行為に様々な物を重ねた描写が素晴らしいが、ラストが唐突な印象。最後のエピソードは必要だったのか。「沼尻新田」は時代小説のお手本のような作品。ふと知り合った娘との関わりから新田開発に取り組む主人公。一点だけ、父親が土地に持っていた関わりを明らかにしてほしかった。「遠縁の女」では主人公が父の死を機に5年の武者修行を終え帰藩すると藩政改革の失敗の責を取り友が自裁していた。その失敗の本当の理由は? 骨格のしっかりした話だが、...

本、読みました。 | 2020.05.06 Wed 11:47

燦 8 鷹の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ最終巻だがドタバタだった。前冊までに展開してきたいろんなエピソードをこの一冊で締めくくろうとするから駆け足になって慌ただしい。與次が田鶴にやってきた静門院一行を襲ったかと思うと、その一行に加わり伊月の屋敷に入っているし、悪の親玉の次席家老はストーリの表に出ずに自害しているし、静門院は亡くなったものの、最終的に田鶴の人間はみんな無事に揃って目出たいが、何より、圭寿が筆頭家老の子で伊月が藩主の子だったって大どんでん返しがあって、もう目まぐる...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:29

燦 7 天の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ七冊目にして、この手のお話に不可欠の藩政上の敵役が登場してきた。しかも、かなり過激。本格登場から藩主暗殺という最高級の悪企みに手を染めるまでが早すぎる。もっと敵役としての肉付けをじっくりしてからの方が良かったんじゃないのかな。次冊が最終巻らしいので、著者も慌てているのかもしれん。その他では、篠音が生きていたものの女郎になっていた。また、お吉を田鶴藩の圭寿の傍に置こうとする静門院の狙いは本当に奥の統括だけなのか。そして静門院と伊月との関係はど...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:28

燦 6 花の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説 図書館本。シリーズ六冊目。藩主となった圭寿が伊月とともに領地に戻ることになったが、そうなるまでの江戸での出来事が記されている。この後に続く物語の下準備といった一冊。やはり闇神波のバックには前藩主の常寿が…。伊月の父である筆頭家老の吉倉伊左衛門はどこまで関わっているのか…、伊月と静門院がとうとうそんな関係に…、静門院のお付女中になった女掏摸お吉はこれからどうなるのか…、そしてお吉と藩主圭寿の関係は…等々、この「…」が今後の...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:25

燦 5 氷の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ五冊目。前冊に出てきた圭寿の亡くなった兄の側室。怪しげな存在だと思ったが、そうでもなかったみたいだ。闇神波の一人として意外な人物の正体が明らかになる。一方、江戸屋敷御年寄の山口兵庫之介典久も、伊月の父の旧友であるとはいえ、謎の残る存在。そもそも伊月の父さえ、謎めいたところがある。前藩主の常寿さえ、すでに亡くなっているとはいえ、付きまとう怪しさを拭いきれない。さて、黒幕は一体、誰?(2017.8.27読書メーターにUP)   にほんブログ村

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:23

燦 4 炎の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ四冊目。前冊で名前の出てきた闇神波が本格的にうごめきはじめたが、正体をハッキリ現してはいない。闇神波とは別の勢力がいるかもしれないことが仄めかされる。次期藩主圭寿の亡くなった兄の側室が登場。エロさ担当だが、それだけではない謎めいた存在。圭寿の出自についても剣呑なひと言を漏らす。田鶴では燦の幼馴染がさらわれ、江戸では伊月も毒を飲まされる…。四冊目になっても、これだけ新しい燃料が投下され、物語の行く先はまだ見えない。現代の常識が顔を出...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:22

燦 3 土の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ三冊目。サブタイトルを付けるなら「戯作者への道」になるか。主人公が仕える藩の世継ぎがとうとう戯作者への道へ踏み出した。この三冊目はその進捗状況がずーっと書かれている。世継ぎの作品を持ち込んだ版元の主人が神波の一族であること、闇神波という存在があること、藩屋敷で世継ぎが襲われたこと等々、作者は更に新しい燃料を投下してきた。戦後民主主義的な平等主義が時々持ち出されるのには鼻白むが(だって、時代劇だよ。今の理屈を持ち出しちゃダメでしょ)、スト...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:20

燦 2 光の刃(あさのあつこ)

JUGEMテーマ:時代小説  図書館本。シリーズ物には全編を通っている大きな話とは別の小エピソードが一冊ごとに完了するものがあるが、このシリーズは小エピソードは特に設定せずに全編通したひとつの話だけで引っ張っていくようだ。同じ作者の弥勒シリーズに出てくる小間物問屋と同じ雰囲気の町人(読み本の版元)が出てきた。主人公が仕える藩の世継ぎも何やら不思議な危機察知能力を持っている様子。その世継ぎを亡き者にしようと一派が藩内にいそうでもあり、いやあ、長編はこれくらい色々放り込んでくれると楽しみ...

本、読みました。 | 2020.05.05 Tue 09:19

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