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小説・その他に関する書評、とまでは行かなくても読書感想文も。
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荒野 桜庭一樹

◎ あらすじ 山之内荒野は、中学校入学の日に偶然出会った少年神無月悠也になんとなく惹かれていく。 そんなある日、祐也の母蓉子と小説家であり荒野の父である正慶が再婚することになり、荒野と悠也も同じ家に住むことになる。 ◎ 感想 中学1年生の女の子が周囲の変化に対応しながら成長していく話だが、家庭環境が変わりすぎていて現実感がない。 主人公が素直すぎて、そんなわけあるか、と思う部分もあるし、そういうものかな、と思う部分もある。 ただ、登場人物のキャラクターがそれぞれしっかりしているので、わかりや...

奄美・沖縄の店  ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2021.02.03 Wed 01:48

草草不一 朝井まかて さん

朝井まかてさんの時代小説、武士編、 8編からの短編集なのですが、 私には、武士物は不向きなのか、 途中で気が重くなってきた。 JUGEMテーマ:書評

でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2021.01.19 Tue 17:33

福袋 朝井まかてさん

朝井まかてさんは、 時代小説アンソロジー「晴れ湯」で初読み、 ちょっと読んでみようかなと、 図書館で何冊か借りて読んでみました。 JUGEMテーマ:書評

でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2021.01.14 Thu 12:26

孟嘗君4巻 宮城谷昌光

孟嘗君4巻 宮城谷昌光 ◎ あらすじ 斉の国では、丞相である鄒忌と田文の父である田嬰との権力争いが激しさを増しつつあった。 その一方で田文は、奇妙な運命で結ばれた隻蘭と許されぬ恋とわかっていながら、惹かれあっていく。 ◎ 感想 4巻まできても、いまひとつ田文が主役という感じが薄い不思議な小説。 結局、ここまで田文が胆力に富んだ魅力あふれる人物であるということはわかるが、白圭の方が存在感が大きい。 まあ、それでも面白い。 ◎ オススメ度 ☆☆☆☆ (5点満点) JUGEMテーマ:書評

奄美・沖縄の店  ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2021.01.14 Thu 00:30

マカロンはマカロン 近藤史恵さん

ビストロ「「パ・マル」 近くにあったら、私でも通えそうな、 優しい接客と庶民的な値段のお店の、 ギャルソンが語る、人の死なないミステリ、 謎解きの8話からなります。 JUGEMテーマ:書評

でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2021.01.08 Fri 18:29

カサンドラ 桑原水菜

カサンドラ 桑原水菜 ◎ あらすじ 大臣児波源三のボディガードとして、「アグライア号」に乗船することになった入江秀作。 しかし、それは表向きで入江には、保安隊の隊員としての裏の顔を持っており、極秘任務を命じられての乗船だった。 その船上で、入江は亡き親友佐賀英夫の弟、道夫に出会う。 それは、この戦場でこれから起こる惨劇のプロローグでしかなかった。 ◎ 感想 う〜ん、典型的な作者の自己満足小説のような気がする。 展開やストーリーがどんでん返しの連続なのだが、読んでて誰と誰がどういう関係なのかわ...

奄美・沖縄の店  ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2021.01.03 Sun 16:49

商売繁盛 時代小説アンソロジー

銭湯、古道具屋 江戸の100円ショップ、 5人の人気作家が「お店」をテーマに描く、 傑作アンソロジー   賑やかで温かい、江戸の町へようこそ、   と帯に書いてあります。 JUGEMテーマ:書評

でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2021.01.02 Sat 13:54

帰蝶 諸田玲子

帰蝶 諸田玲子 ◎ あらすじ 美濃斉藤家より織田信長のもとに嫁いできた帰蝶。 何をしでかすかわからない夫や、子ができない葛藤に苛まれながらも他の女が産んだ信長の子を実子として育て、織田家を陰ながら支えていく。 その一方で、立入宗継という不思議な魅力を持つ商人に心を惹かれていく。 ◎ 感想 いわゆる信長婦人である濃姫を書いた小説は珍しいと思い、読み始めたが最初はちょっと違うなあ、と感じていた。 やはり、女性ならではの視点ということで、妻として、母として、またひとりの女性として濃姫が描かれている...

奄美・沖縄の店  ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2020.12.14 Mon 03:21

ふたりみち 山本幸久さん

山本幸久さんの本は、 潜在意識の中で選んでいるのかもしれませんが、 読めば皆好きになり、私には甲乙つけがたく、 これが一番はないのです。 JUGEMテーマ:書評

でえくの娘 職人エステティシャンの独り言 | 2020.12.12 Sat 14:03

孟嘗君3巻 宮城谷昌光

孟嘗君3巻 宮城谷昌光 ◎ あらすじ 白圭のことして育てられてきた田文は、遂に本当の父が斉の威王の弟である田嬰であることを知らされる。 そしてそのことは、父である田嬰にも伝えられ、田文は田嬰のもとに引き取られる。 その頃、後に孫子の兵法として名を馳せる天才軍略家孫びんが、斉の軍師として歴史の表舞台に登場しようとしていた。 ◎ 感想 ここまで主人公である田文の影が薄かったが、半分終わった頃にしてやっとメインに。 ちょっと、成長の度合いといい、大物風な存在感といい、やや唐突感がありありだが、ま...

奄美・沖縄の店  ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2020.12.03 Thu 01:36

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