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JUGEMテーマ:書評 イザナギナミの二柱の神は、原典では「兄妹関係」で、いちゃいちゃハグハグしてゐたらしい上、 「ラヴラヴだなぁ、おい」 とか仰る親に呪はれてどうのかうの、と言ふ伝承があったらしいのだが、その昔からの兄妹の神話的空間を描く。 夢野久作先生に妹萌のナニはないと思ふけども、多分さうであるがゆえに、恐るべき聖なる妹を描いたと思はれる。 夢野久作が描いたごたる文章じゃねー とパパから言はれたので、さうした作者の田舎では、妄想こく人は「夢んたん」とか言ったらしい。杉山パパもあれである。...
書評とか | 2014.11.10 Mon 16:01
まずはコイツから。個人的初伊坂作品、面白くて一気に読みました。 ライトな読み口なのにどっしり重い内容、会話をはじめとしてウィットに富みまくりな文章も好み。こりゃ売れるわ。ただなんとなく、ちょいと完璧すぎる気もする。。カンペキすぎる人とは仲良くなれないタイプです(笑)。 それがなんだか悔しいからまだファンにはならないけど、もっと読みたい。そんな感じ(笑)。 村上春樹さんに対して当初感じていた印象に少し近いかなぁ。ちなみに今は村上さんはかなり好きです(笑)。 重力ピ...
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.10 Mon 12:59
JUGEMテーマ:書評 やちまた〈上〉 (朝日文芸文庫) やちまた〈下〉 (朝日文芸文庫) 足立巻一著。 よく判らないが、読み出したら止まらない 読んでる間はこの本以外の活字は追ひかけたくない、で、中身は “神道系の大学へ通うバカ学生が、本居宣長の息子春庭の伝記を調べる” といふ 退屈なものなので、まあ読みにくいったらありゃしない で読了後「やっちまった」とか後悔する話である。 けっこう売れたので、このやうな評伝が 後にえらい事...
書評とか | 2014.11.05 Wed 19:35
JUGEMテーマ:書評 荒俣宏 の諸作品 『幻想皇帝』 なんか剣と魔法物だな 作者はさう言ふのの翻訳やってるだけに。歴山大王(アレクサンドロス)の勲功 ただ七つのテアマタを知るだけにとどまるか。歴山大王が、七つ目のテアマタを作ってどうのかうのと言ふナニがある 魔書アントライオン 前世と後世の間の話 「まどか☆マギカ」のやうな欲望の描き方がアレなら、産卵>>受精>>養育>>祖霊の継承>>精神の目覚め>>知への欲求に関するステップの方はモチベーションになるか。 『ダークマ...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:31
魔法使いの伝記 (てのり文庫) 佐野三津男作。 ナカトミヨーコは、ゴールデン・ドーン系の魔術結社を主宰しているナカトミフジのおばあ様のもとで、そのスジの魔法使いになる。 ひたすら、濃い。「アカシャ」「ブァユ」といふそのスジのエレメントが符牒として登場する。中臣氏が魔術師の系統でどうのとか言ふ、折口信夫以来(水の女 とか)の説が出る。トリネコでなくてトネリコの大樹がどうとか出る。 マジカル・ハイスクール (富士見ファンタジア文庫) 朝松健作。 ラノベの前身の、その枠で、やはり魔術に関するいろいろを著...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:29
JUGEMテーマ:書評 サロメ 平穏な女とかの意味。新約聖書で登場。「SLM」が付く名前はあの辺としてはありがたい物 一応原典 オスカー・ワイルド「サロメ」ソレへ取材して耽美の極みへ突っ走ったもの ロバート・E=ハワード『魔女誕生』 魔道女としてサロメが出る。カウラン国の王アスカウラン家には悪魔と契約して建国した条件により鼻祖以来百年に一遍、双子の娘が生まれ、その二人目(三日月マークのあざが胸にある)は自動的にサロメと名付けられる。彼女は国と言ふ暴力機構の補完の契機であり、同時に呪ひでも...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:21
JUGEMテーマ:書評 小熊英二「単一民族神話の起源」 単一民族と言ふのは一応(なんか大東亜戦争時一応できてたらしいけど)アメリカの押し付けによるもので、ソレまで厳密には明治期から「さう言ふわけで日本は多民族国家なんだから、アジア程度は支配ができる」と言ってアジア解放のために奔走したさうである。 ネイションはしょぼいので、それを築く為にと称して、トライブ フォーク&ピープル、レースのいろいろを使ふとか、それやれば崩壊するからとか言ふ、「用ネイション案」はまじでない。
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:21
JUGEMテーマ:書評 折口信夫によれば、秋津島の人の霊魂観は「マナ」であり、 セジ、スジ、イツ、ケ ヒと言はれ、ミチ(マナとアザラシの呼称)、シャチ(は外来魂を指す語)とかの形で居ると説明された。 で、ぽわぽわしたもの、カプセル状の物、スプーンのやうなものに沸くとされ、さういふものがイコンぢゃなくてフェティッシュとして拝まれた。 で、憑き物。 谷川健一『魔の系譜』 差別は、「高い物へ向けられる」と説く。マナが多いものに対する恐怖と差別を論ずる。 「蛇を恐れる」信仰が、だんだんもふもふになった...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:16
JUGEMテーマ:書評 ハリネズミのハンス グリムの パパが「ハリネズミみたいなのでいいで子が欲しいなあ」と「呪ひ」をかけてさういふ子を造る。ハリネズミのハンスはちゃんとお父上へ「バグパイプください」とか言ふ。で息子は鶏へ蹄鉄付けて家畜連れて独立。まづ愚王が助けられ、馬鹿なそいつが救出後ハンスを適当にあしらふと ハンスは王の娘を強奪し、「針で体中血だらけに」して返す。で、次の王様に会ふ前「豚を育て」繁殖させまくったソレを連れて実家へ一旦帰る。ドイツ人は**みたいな輩なので、村のみんなで...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:15
JUGEMテーマ:書評 色川地球王『レーシング・ガール』オートレースに挑む、元アイドルのお姉さんの話 郁子匠『レーシング少女』 オートレースに挑むお嬢さんの話。「通称皮ツナギ」と呼ばれるレーシングスーツの描写がちょろっとある。 角野栄子『ラストラン』 年寄りの冷や水でバイクに乗るババアの話。
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:13
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