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宮部みゆきさんは昔からとにかく好きで、古めの作品はほとんど読んでしまっております。そんな中でこちらは久しぶりに新しく読んだ宮部作品。ホラーチックな短編集です。 やっぱこの人はすごい。さりげないのにいちいち胸に刺さる文章。内容もバリエーションに富んでいて良いです。オススメ! チヨ子 (光文社文庫) 新品価格 ¥514から ■「チヨ子」を楽天ブックスで検索! JUGEMテーマ:書評
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.18 Tue 10:34
直木賞作家が、ミステリの「お約束」をネタにふざけ倒した怪作。連作短編モノです。 …時々笑えて、まぁ面白くはありますが、、正直言って時間をムダにした感も否めない。。こーいうの、一度やってみたかったんだろうなぁ、という感じでしょうか。 ■「名探偵の掟」を楽天ブックスで検索! 名探偵の掟 (講談社文庫) 新品価格 ¥659から JUGEMテーマ:書評
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.17 Mon 23:59
2013年おそらく一番ハマった作家の、直木賞受賞作。休職中の刑事が主人公の連作短編集で、一話ごとの展開がスピーディ。 さくさく読めてイイ反面、中身的にはあっさりしすぎて物足りなさも…。他の作品はかなり読みごたえがあるものも多いので、正直、これが直木賞?という感じ。一般受けはしやすそうですけどね。。 廃墟に乞う (文春文庫) 新品価格 ¥669から 「廃墟に乞う」を楽天ブックスで検索! JUGEMテーマ:書評
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.16 Sun 23:00
JUGEMテーマ:書評 岩波旧約聖書翻訳委員会訳 旧約聖書 創世記。ノアが神を和ませるからとか、地口による解釈が暴走 オナンさんが膣外射精したとか、ヤコブがマンドラゴラの力で嫁をこましたとか、サラ(九十歳)がおめでたを告げられて 「信じられへん」 と言ったとか、結構面白い。
書評とか | 2014.11.12 Wed 21:12
JUGEMテーマ:書評 旧約聖書 外典に入りかけ篇。 ルツ記 豊穣神話の一 冥府としてのモアブの野へ追ひ遣られた偉大なる王統が、いろいろあって帰ってくる話。 まあヘブライ語のウリナラマンセーがきつい割に、結構読ませる。 コーヘレト書 凡ては空しい と説く。ので仏教のアレンジでは説がある。 宮崎駿御大がよくふり回し「これ読んでちょっと楽になった」とか言ってゐる。なんかカミサマもヤハウェが出ない。 ただ、原典は地口ダジャレが暴走してゐるらしい。 エステル記 ヘブライの「民族主義」を高らかにうた...
書評とか | 2014.11.12 Wed 21:06
丸谷才一「忠臣蔵とは何か」 御霊信仰の儀礼として、藝能があった説を基に、 まず曽我物語が「多分源氏に祟ったかも」といふ可能性を示唆し、「なんかしらんが十郎(兄)五郎(弟 「御霊/ごりゃうと似る」といふ点を指摘)が『おのれ源頼朝ぉ!』とかいふ」旨を書く。 で、忠臣蔵は「春の王VS冬の王の果てしない戦い」といふ自然神話のテキストへパラフレーズされてゐる、といふ旨を書く。そのおまけa「体制批判」と、おまけ2「忠臣蔵ノワールとしての「四谷怪談」」も指摘。 寅申信仰は季節に規定入れてた気がするが、ミハ...
書評とか | 2014.11.12 Wed 20:35
JUGEMテーマ:書評 イザナギナミの二柱の神は、原典では「兄妹関係」で、いちゃいちゃハグハグしてゐたらしい上、 「ラヴラヴだなぁ、おい」 とか仰る親に呪はれてどうのかうの、と言ふ伝承があったらしいのだが、その昔からの兄妹の神話的空間を描く。 夢野久作先生に妹萌のナニはないと思ふけども、多分さうであるがゆえに、恐るべき聖なる妹を描いたと思はれる。 夢野久作が描いたごたる文章じゃねー とパパから言はれたので、さうした作者の田舎では、妄想こく人は「夢んたん」とか言ったらしい。杉山パパもあれである。...
書評とか | 2014.11.10 Mon 16:01
まずはコイツから。個人的初伊坂作品、面白くて一気に読みました。 ライトな読み口なのにどっしり重い内容、会話をはじめとしてウィットに富みまくりな文章も好み。こりゃ売れるわ。ただなんとなく、ちょいと完璧すぎる気もする。。カンペキすぎる人とは仲良くなれないタイプです(笑)。 それがなんだか悔しいからまだファンにはならないけど、もっと読みたい。そんな感じ(笑)。 村上春樹さんに対して当初感じていた印象に少し近いかなぁ。ちなみに今は村上さんはかなり好きです(笑)。 重力ピ...
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.10 Mon 12:59
JUGEMテーマ:書評 やちまた〈上〉 (朝日文芸文庫) やちまた〈下〉 (朝日文芸文庫) 足立巻一著。 よく判らないが、読み出したら止まらない 読んでる間はこの本以外の活字は追ひかけたくない、で、中身は “神道系の大学へ通うバカ学生が、本居宣長の息子春庭の伝記を調べる” といふ 退屈なものなので、まあ読みにくいったらありゃしない で読了後「やっちまった」とか後悔する話である。 けっこう売れたので、このやうな評伝が 後にえらい事...
書評とか | 2014.11.05 Wed 19:35
JUGEMテーマ:書評 荒俣宏 の諸作品 『幻想皇帝』 なんか剣と魔法物だな 作者はさう言ふのの翻訳やってるだけに。歴山大王(アレクサンドロス)の勲功 ただ七つのテアマタを知るだけにとどまるか。歴山大王が、七つ目のテアマタを作ってどうのかうのと言ふナニがある 魔書アントライオン 前世と後世の間の話 「まどか☆マギカ」のやうな欲望の描き方がアレなら、産卵>>受精>>養育>>祖霊の継承>>精神の目覚め>>知への欲求に関するステップの方はモチベーションになるか。 『ダークマ...
書評とか | 2014.11.02 Sun 20:31
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