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小説・その他に関する書評、とまでは行かなくても読書感想文も。
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骸骨ビルの庭/宮本輝

もはや自分の中では神格化している輝さん。ここまでたくさんの作品を読んできて感銘を受けています。とにかく著作の数が多いので、読んでも読んでも未読のものが減らず、さらに夢中になって読みました(笑)。 これは比較的新しめの作品。いやーやっぱり面白い!初めて輝作品を読んだ時から感じていることですが、しつこい心理描写と、人生訓めいた説教くささはピカイチ!(もちろん褒めてます:笑) この作品は設定も技アリな感じ。上下巻で長いけれどもぐいっと引き込まれます。さすがです。   骸骨ビ...

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.21 Fri 17:34

赤い指/東野圭吾

東野圭吾、続きます。家族間のすれ違いから生まれた些細なほころびが、とんでもない悲劇を導く…これは現実的に自分にも起こり得ることであるな、と身につまされる社会派サスペンスです。 東野作品に共通した感想ですが、たいへん読みごたえがありつつも最後まであっという間であります。   赤い指 (講談社文庫) 新品価格 ¥605から ★「赤い指」東野圭吾を楽天市場で検索★ JUGEMテーマ:書評

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.20 Thu 17:00

書評:ALL YOU NEED IS KILL

JUGEMテーマ:書評  このところ、読書をしていなかったわけではないが、試験対策や仕事関係の書籍を読む機会が多く、純粋にエンターテイメントとして楽しむ本にめぐり合えていなかった。 先日の出張の折、JAL機内で映画を見た。それが、”ALL YOU NEED IS KILL”だったわけである。 トム・クルーズ主演のアクション映画は面白いものが多い。 トムも歳だから限界は見えているわけだけれども、スタローンほど老けてはいない。 この映画はSFとしてはなかなか面白かった。 今流行の外骨格スーツとタイムマシン的なSFの要素がウマ...

新・航海日誌 | 2014.11.19 Wed 23:44

レイクサイド/東野圭吾

こないだのふざけ倒したヤツ(「名探偵の掟」)とは一転、シリアスかつスキャンダラス。展開もスピーディでぐいぐい読めます。 少々ミーハーではありますが、やっぱ東野さんは面白いすね〜。   JUGEMテーマ:書評 レイクサイド (文春文庫) 新品価格 ¥562から 楽天ブックスで「レイクサイド」東野圭吾を検索! JUGEMテーマ:書評

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.19 Wed 23:37

チヨ子/宮部みゆき

宮部みゆきさんは昔からとにかく好きで、古めの作品はほとんど読んでしまっております。そんな中でこちらは久しぶりに新しく読んだ宮部作品。ホラーチックな短編集です。 やっぱこの人はすごい。さりげないのにいちいち胸に刺さる文章。内容もバリエーションに富んでいて良いです。オススメ!   チヨ子 (光文社文庫) 新品価格 ¥514から ■「チヨ子」を楽天ブックスで検索!  JUGEMテーマ:書評

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.18 Tue 10:34

名探偵の掟/東野圭吾

直木賞作家が、ミステリの「お約束」をネタにふざけ倒した怪作。連作短編モノです。 …時々笑えて、まぁ面白くはありますが、、正直言って時間をムダにした感も否めない。。こーいうの、一度やってみたかったんだろうなぁ、という感じでしょうか。 ■「名探偵の掟」を楽天ブックスで検索!   名探偵の掟 (講談社文庫) 新品価格 ¥659から JUGEMテーマ:書評

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.17 Mon 23:59

廃墟に乞う/佐々木譲

2013年おそらく一番ハマった作家の、直木賞受賞作。休職中の刑事が主人公の連作短編集で、一話ごとの展開がスピーディ。 さくさく読めてイイ反面、中身的にはあっさりしすぎて物足りなさも…。他の作品はかなり読みごたえがあるものも多いので、正直、これが直木賞?という感じ。一般受けはしやすそうですけどね。。   廃墟に乞う (文春文庫) 新品価格 ¥669から 「廃墟に乞う」を楽天ブックスで検索! JUGEMテーマ:書評

ヒゲとメガネの、よみました。 | 2014.11.16 Sun 23:00

旧約の最初の方

JUGEMテーマ:書評 岩波旧約聖書翻訳委員会訳 旧約聖書 創世記。ノアが神を和ませるからとか、地口による解釈が暴走  オナンさんが膣外射精したとか、ヤコブがマンドラゴラの力で嫁をこましたとか、サラ(九十歳)がおめでたを告げられて 「信じられへん」 と言ったとか、結構面白い。

書評とか | 2014.11.12 Wed 21:12

聖書の関係

JUGEMテーマ:書評 旧約聖書 外典に入りかけ篇。 ルツ記 豊穣神話の一 冥府としてのモアブの野へ追ひ遣られた偉大なる王統が、いろいろあって帰ってくる話。 まあヘブライ語のウリナラマンセーがきつい割に、結構読ませる。 コーヘレト書 凡ては空しい と説く。ので仏教のアレンジでは説がある。 宮崎駿御大がよくふり回し「これ読んでちょっと楽になった」とか言ってゐる。なんかカミサマもヤハウェが出ない。 ただ、原典は地口ダジャレが暴走してゐるらしい。 エステル記 ヘブライの「民族主義」を高らかにうた...

書評とか | 2014.11.12 Wed 21:06

どうするかー

丸谷才一「忠臣蔵とは何か」  御霊信仰の儀礼として、藝能があった説を基に、 まず曽我物語が「多分源氏に祟ったかも」といふ可能性を示唆し、「なんかしらんが十郎(兄)五郎(弟 「御霊/ごりゃうと似る」といふ点を指摘)が『おのれ源頼朝ぉ!』とかいふ」旨を書く。  で、忠臣蔵は「春の王VS冬の王の果てしない戦い」といふ自然神話のテキストへパラフレーズされてゐる、といふ旨を書く。そのおまけa「体制批判」と、おまけ2「忠臣蔵ノワールとしての「四谷怪談」」も指摘。  寅申信仰は季節に規定入れてた気がするが、ミハ...

書評とか | 2014.11.12 Wed 20:35

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