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JUGEMテーマ:詩 ハラハラと落ち葉舞う イチョウの木を 高く見上げ 好んで愛でる人もいるでしょう ハラハラと舞い 炉端に溜まったイチョウの葉を ただのゴミクズだと わずらわしがる人もいるでしょう 白く匂いたつユリの花を 美しいと花瓶に飾りたてる人も いるでしょう 甘い甘い ユリの花びらの奥の 黄色い花粉が 袖について汚らしいと 眉をしかめる人もいるでしょう どれだけ 価値のあるものでも その真価を認めるものの 前でなければ その価値のすべては 何らの意味もなさないのでし...
娯らっくのサイト速報 | 2024.01.21 Sun 07:43
JUGEMテーマ:詩 森は暗闇に閉ざされて 妖精のように 蛍のように 何かの光の球が飛び交う それはただの埃であったり 月光の破片だったり 寝遅れた羽虫だったりする 半分瞼を閉じてボヤけると 妖精のようにさえ見えるし 魂のようにも見える 不思議で不気味で穏やかな森の夜 遠くに見える暖かい灯火は希望 だけどその光にはに背中を向け 妖精や魂の飛び交う暗闇...
SANNI YAKAOO | 2024.01.20 Sat 23:42
JUGEMテーマ:詩 月を映す茂みの川面に 獣の鳴き声と足音が響く 身を切る冷たい風が 火照った頬に気持ち良い 枯れ草の土手道は柔らかく どこまでも歩けそうな気がする 感傷が溢れ出し 気の早い夜に感情を預ける このまま時間が止まって 静かで暗い日没の中に うずくまったまま埋もれていたい
SANNI YAKAOO | 2024.01.15 Mon 22:54
JUGEMテーマ:詩 瞼の裏に蝶が飛ぶ モンシロチョウ アゲハチョウ モンキチョウも飛んでいる 冬の寝床で春の光景を見て 寒さに耐えながら暖かさを待つ 雪に梅の香り 霜につくしの可愛らしさ あられに桜の彩り 木枯らしに眠くなる陽気 春になれば入れ替わる ギュっと堪えながら グっと食いしばりながら いつ来るか分からない 本当に来るかも分からない 冬の先に待っているはずの春を &nb...
SANNI YAKAOO | 2024.01.09 Tue 22:46
裕幸『逃げんなよ お前は俺のオモチャだろ』 稲葉『壊れちゃう!壊れちゃうよ!』 Samael『ケッ ふざけんな』 美奈子『(一夫の写真を見ている)』 裕幸『何もわかんねーようだな』 志門『ヒィィィッ』 裕幸『そうこなくちゃな』 一夫『おまわりさ〜ん!』 裕幸『100万年はえーんだよ』 邦子『(放屁)』 裕幸『なに慌ててるんだ?』 伸次『吐いちゃう!吐いちゃうよ!』 裕幸『見破るのみ』 尚登『(宮沢の写真を見ている)』 裕幸『気持ちいいって言えよ』 稲葉『(女物の下着を穿いて四つん這いになる)』 イエス『もう ...
天才・裕幸のブログ | 2024.01.08 Mon 12:27
JUGEMテーマ:詩 自分を苦しめる それが必要だと信じて 自分を楽にする 頑張ろうと思っても限界になって そうして苦楽を繰り返し 成長したかと思えばそうでもない 無駄に苦しんで 必要以上に休んで 長い目で見れば後退しているかもしれない 同じ苦しむなら価値のあることで 同じ休むなら次に役立てる為に 後になって振り返って あれが無駄だった これをやっ...
SANNI YAKAOO | 2024.01.05 Fri 22:40
JUGEMテーマ:詩 シンクから溢れる水が廊下を濡らす 滑る足元に注意しながら階段を下り 曇った空の割に暖かい冬の日の国道で 車の流れをぼんやり眺めながら物思いに耽る 大掃除は終わり 弁当も食い 缶コーヒーを買って 予定の無い年明けまでの時間は物思いが続く 年の瀬は なんて暇で なんて忙しくて 中身があるようでない時間が続くのだろう 年齢と共に忘年の感慨は薄くなり 一年なんてあっという...
SANNI YAKAOO | 2023.12.29 Fri 11:33
JUGEMテーマ:詩 P.S. 僕は 貝になることに 決めました 貝になります 死ぬまで 口を開かぬ貝です 酒蒸しにするとうまい 例の二枚貝です 先に死ねば 蒸しても開かぬ あの二枚貝です そうして 海中の 砂の中に 埋まります だれも 掘り起こさないで下さい 遠浅のとき 潮干狩りで バケツを片手に 掘り起こされないよう そう なるたけ 沖に埋まろう 遠浅でも 誰かがてくてく 歩いてこれないよう そう なるたけ 沖の沖に埋まろう 「あんたって...
娯らっくのサイト速報 | 2023.12.27 Wed 07:45
JUGEMテーマ:詩 草は土に眠る 虫は土中に眠る 風は山の向こうに 木々は太陽の影に眠る 朝陽が昇ると水辺の霜が光沢を放ち 夜中の寒さを抱えたまま街が照らされていく 自転車を漕いで仕事に向かう途中 冷たい匂いと寒い景色を受け止めながら 橋の向こうに理由のない希望を見る
SANNI YAKAOO | 2023.12.24 Sun 17:31
JUGEMテーマ:詩 北の空は少々暗くなり 山茶花は寒風に耐える 石畳には花弁が散り 裸足で歩くと冷たい 四季は飽きることなく巡り いつでもどこでも光と色を与える 冬は見栄えのしない地味さが美しい 次の冬には自分は何を思うのか 倒木に腰を下ろして苔を撫でる
SANNI YAKAOO | 2023.12.20 Wed 21:04
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