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第15回 彩の国秩父俳句大会 作品募集のお知らせ

第15回彩の国秩父俳句大会作品募集   本大会は、埼玉県を代表する観光地で、 祭りと神の郷でもある「秩父」に集い、俳句を作り、 楽しむと共に、交流を深める俳句大会です。   本年は石田波郷新人賞や田中裕明賞を受賞された 期待の若手俳人・小野あらた先生に講評をお願いしています。   俳句を愛好される方の応募並びに参加をお待ちしています。 *埼玉県芸術文化祭2019協賛事業   作品   2句1組、未発表作品に限る(前書き・ルビは不可)      何組でも応募で...

俳句スパイス | 2019.03.04 Mon 08:20

『西東三鬼賞』俳句作品集(第26回 2018年度)より

      はじめての投句でしたが、佳作に入っておりました。 三鬼は有名な数句くらいしか知らず、この賞を俳人の方に教えていただいて出してたというくらいで。 結構人気のある賞のようで五千句以上の応募があったとか。 選に入ったのは 小鳥来る嬰とふ巨大生物に 大賞句は 冷蔵庫流れたと姥わらへりき すばらしい句。 冷蔵庫の季感はないけれど、洪水のことで夏あたりということは見て取れます。 惨状を笑い飛ばす力強さがある。 作品集には入賞百句ほどが取り上げられており...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2019.03.03 Sun 11:12

青柳志解樹『句集 松は松』(牧羊社)

    平成5。 「山暦」主宰。第8句集。 俳人協会賞。 新涼や歯並びのよきハーモニカ 撫子や母の享年四十六 平凡も非凡もあらず青木の実 死といふはかく澄む冬の深空かな 父葬るなり白息を押しとどめ 顔すこし小さくなりて寒明くる 秋蝉の声棄てにゆく雲一朶 稲妻に斬られし頬を撫づるなり 紅葉谷より噴き上げて温泉の煙 乾杯や有明海に月を上げ 日向ぼこ顔を洗はず髭剃らず ありありと別の世があり落椿 春の野に手足よごれて子がねむる ゆく春や緬羊雲のごとく群れ ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2019.02.28 Thu 21:16

俳句ライフ

俳句ライフ   FM Kawaguchi で 紫主宰・山?十生の「俳句ライフ」放送中です。   2月21日放送分より   今週の秀句紹介 満天の星におののき湖凍る (紫通信句会1月 特選句)   今週の十生一句 天 孤独とはちがふ自由や日向ぼこ 一輪草 地 指の上風花うければ息はずむ  マヨマヨネーズ 人 小春日や帽子の好きな母・娘  空耳兎   FM Kawaguchi  85.6 MHz 放送時間 木曜日 午前9時より 再放送は 日曜日 午後12時30分より (イ...

俳句スパイス | 2019.02.24 Sun 02:07

尾亀清四郎『句集 東庭』(東京美術)

    昭和63。 関西雪解会会長。第4句集。 大冊を積み春宵の古書肆閑 温泉あがりに倚る柱あり河鹿宿 塀の外にこぼれて香あり松手入 弧を描きて歩みを早め木の実独楽 野点傘閉ぢて夕月紅葉茶屋 黒板に出荷の仔細牡蠣を割る 天懸る藤に吉野路いよよ嶮 比良谷に頼る一水避暑の宿 ぎんなんを拾ふにつづき落つるあり 波乗の去りたる夕べ卯浪たつ 花びらを崩して投じ牡丹鍋 寒柝の揃ひ打ちして揃はざる 日々捥ぎて今は高枝となりし枇杷 くなしりは秋あじ釣の竿の...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2019.02.20 Wed 21:04

俳句スパイスインターネット句会

俳句スパイスインターネット句会 2月   兼題「椅子」   5句選で、うち特選一句お願いします。   最下段の「 Add a coment: 」 より name:    にネット俳号 commentos: に句番号と句     ↓ 「コメント送信」をクリック    その他選評・感想・質問・意見など、ぜひご自由にお書き下さい。 選句締切:2月22日(金)午後6時 結果発表:2月25日(月)予定     1 信号の黄色は注意いたちぐさ 2 もういない隣の椅子や春の月...

俳句スパイス | 2019.02.18 Mon 18:31

紫のご案内

俳句結社「紫の会」では常時新会員を募集しております。 お気軽にお問合せ下さい。 双手を広げて歓迎いたします。   会費  会員  :月額1500円(俳誌代1000円含む)     購読会員:月額1000円   連絡先 *紫発行所・山?十生        TEL&FAX 048-251-7923            郵便    〒332-0015             川口市川口 5-11-33           *メール   contact@haiku-murasaki.jp   初心者歓迎。 ご連絡お待ち...

俳句スパイス | 2019.02.17 Sun 13:14

大島民郎『句集 山月』(ふらんす堂)より

    2006年。 「橡」同人。第5句集。 赤穂義士に思い入れがあるようで義士の句が多い。 正直、ほとんど義士に思い入れがないので辟易してしまったが、全体的には好きな句が多かったです。 雀の子奈良大学を巣立ちけり この古刀淑気にあらぬ鬼気まとふ 牛うまれすぐ干草にまみれけり 初神楽流す樹頭の拡声器 をりからの花も名残や義士の寺 神将の秋翳探る奈良テレビ またたくは待降節の牧舎の灯 噴水もやぶれかぶれの春疾風 日向ぼこ兼ねて雲水苔手入 抱かれて湖を見おろす避...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2019.02.14 Thu 21:19

紫さいたま句会

紫さいたま句会   「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。  毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。   次回は3月9日(土)です。 山崎十生主宰選 天 休んではいません犀の日向ぼこ     和美   地 鳥雲に入る右耳は海の中        伯子 人 奥の手を考えながら凍る滝       治子   秀逸   百年がだうと倒れ...

俳句スパイス | 2019.02.13 Wed 20:19

古賀まり子『句集 名残雪』(本阿弥書店)より

    1994年。 「橡」同人。第6句集。 一草に秋冷走る花鋏 水際まで尺の積雪浮寝鳥 ここまでと言ひつつ生きて鬼を打つ 黄落を誘ふほむらや筆供養 放心といふ安らぎや今日四温 京菜漬けせつせと今日は女役 栄螺選る無口を楯に島男 恋雀砂におぼるる九十九里 春一番二番急かるる稿のあり 白磁展出でて銀座の梅雨青し 子雀は庭師に馴れて安居寺 祭馬瞳涼しく水を飲む 一隅も残さず炎ゆる合戦場 滝壷を十歩離れてより涼し 餌をねだる眼白頬白あたたかし 白鳥帰り...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2019.02.12 Tue 23:02

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