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杉の中川秋冷の昼灯す 北山の中川。知る人ぞ知る地名だろう。 行きつけの滝がある場所なので杉林のしんとした感じが実感としてよくわかる。 湯豆腐や聞くだに肚の立つ話 悴みし右手が左手を労われる 新聞に切抜の窓春近し 花の候社内報にも俳句欄 空色の空水色の水五月 満開のほたるぶくろの五階建 爺々と蝉にいはるるまでもなし 打水のさなか夕刊すいと来る この句集の中ではいちばん好きな句。 蜻蛉のように夕刊がすいと来る。薄い夕刊に涼が感じられる。 指揮台の...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2018.07.29 Sun 21:41
2018年8月の句会予定 *予定は変更になる場合があります。 はじめてのかたは事前に事務局までご確認をお願いします。 8月1日(水) 秩父むらさきの会* 午後1時 秩父宮記念市民会館 8月4日(土) 土曜句会* 午前9時 東松山市・松山市民活動センター 8月5日(日) 紫川口句会* 午後1時 川口市西公民館 8月7日(火) 窓の会 曜日注意! 午後1時 ...
俳句スパイス | 2018.07.29 Sun 19:18
紫さいたま句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は9月7日(金)です。曜日に注意して下さい。 山崎十生主宰選 天 心臓は一人に一つ大夕焼 摩耶 地 自由とはつくづく凌霄花かな 澄子 人 遠雷や紅茶の葉っぱよく踊る 加津子 秀逸 ...
俳句スパイス | 2018.07.29 Sun 19:02
俳句スパイスインターネット句会 7月 結果 兼題:こつ 数字は得点 *はそのうちの特選の数 1 コツコツと努力は苦手茗荷の子 玉子 1 2 茗荷の子突っ張り通すイヤイヤ期 はるくん 2 3 百合の花着物の裏の草書体 マヨマヨネーズ 4 骨酒の岩魚の香り回し飲む すみれ 5 甘い水苦い水ありみづすまし 蘭丸 1 6 骨盤も弛みぬ溽暑あぁ溽暑 Rin 1* 7 待たれた...
俳句スパイス | 2018.07.27 Fri 12:43
湖何もはじまつてゐず朝曇 雲水の行く秋風の姿して アルプスの景色の中の林檎捥ぐ 落葉掃く音小きざみになりて終ふ 水を翔つ一瞬鴨の重さあり 梟の横向けば貌なくなりぬ スケートを楕円に廻はす曲ワルツ 杖として借りる女人の肩小春 黒もまた夏の色なり烏蝶 大空に無きが如くにある冬日 チューリップよりも短き児の脚よ 船形の火に逆縁の子の乗るや 銀河汲む北斗の柄杓ありにけり 砂日傘あまた一つの太陽に 湖の天を指したる蘆の角 啓蟄の大地みづうみつ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2018.07.23 Mon 23:43
JUGEMテーマ:俳句 俳句スパイスインターネット句会 7月 兼題「こつ」 5句選で、うち特選一句お願いします。 最下段の「 Add a coment: 」 より name: にネット俳号 commentos: に句番号と句 ↓ 「コメント送信」をクリック その他選評・感想・質問・意見などご自由にお書き下さい。 選句締切:7月26日(木)正午 結果発表:7月27日(金)予定 ****************************** ...
俳句スパイス | 2018.07.23 Mon 22:31
紫さいたま句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は8月11日(土)です。 山崎十生主宰選 天 副交感神経優位青田風 宣代 地 正体のことはさておき冷やし桃 のぼる 人 東京の浮かんでゐたるプールかな 伯子 秀逸 噴水の高みは己がた...
俳句スパイス | 2018.07.17 Tue 13:14
「紫」2018年7月号 大道無門(「紫」7月号抄) 山崎十生 選・評 春の宵張り切るサランラップかな 田中のぼる(無門集) サランラップが張り切るのだという擬人化が秀れている。 擬人化を好まない俳人も多くいる。失敗すれば惨めなことこの上もない。 しかし、掲句のように見事な比喩が成立していると読者は自由奔放に イメージを拡散できる。サランラップの張り切りようが凄い。 春時雨切り取り線の自尊心 藤井とし子(無門集) 夕桜黙って降...
俳句スパイス | 2018.07.10 Tue 21:20
以前紹介した『あめつち』に続き。 こちらも同じく、ザ・ほととぎす。 ザ・花鳥諷詠。 花篝風がちぎつてゐる焔 蜻蛉の力を抜いてゐる葉先 秋日和とは歩いても憩ひても ビール飲む自由が嫁にあるわが家 水底に景色が生れ水澄める 口漱ぐとき眦に神の梅 蜷といふものの重みのひけるみち 拝観といふ心にて見る紅葉 川上の消息伝へ秋の水 飛んでゆく蝶にまかせてゐる視線 かたわらといふ場所があり蚊遣置く 大琵琶の景を一羽の鳰がなす 膝抱いてゐる手を春の風が解く ...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2018.07.09 Mon 22:01
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