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犬飼孝昌『句集 土』(菜の花会)より

    平成4 「菜の花」同人 第1句集   着膨れて肩で押すドアすぐしまる   村雪解ビニールハウスきらめける   月の夜の稲穂一粒毎見ゆる   悴む手ほぐし子の嘘聞きてをり   春愁の色鉛筆を鋭く削る   飛んでゐる限り華麗に秋揚羽   木の瘤にまろく雪積み日の暮るる   野焼せし夜は卵黄のごとき月   西東不明の任地犬ふぐり   向きあへる鴟尾のよき距離朧月   分校の門の際から田...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.03.18 Mon 20:08

伊藤政美『句集 二十代抄』(菜の花会)より

    平成25 「菜の花」主宰 第一句集『二十代』のリメイク   雨の中雨の走れる白雨かな   稲雀追われ隣の田に下りる   やわらかき肩とふれゆく秋祭   野を枯らし尽し凩人に吹く   燐寸擦るや夜の雪景動揺す   万緑へ柩軽々出て行けり   海明ける昨夜のビール瓶が立ち   祭の天澄み鶏の声なき死   虹消えし野をいきいきと妻帰る   白鷺も薄目して飛ぶ昼の月   胡桃割りくるみの...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.03.14 Thu 20:56

片桐和子『句集 雪韻』(遊牧社)より

    1996年 「菜の花」同人 第1句集   ドア細く開けて雪ん子入れてやる   軒先につららが太る喪の家族   一戸づつ出てはかげろふ郵便夫   夕日射すすでに冷たき松の幹   夕立に打たれしものを全て脱ぐ   月が出るつらら太れるだけ太り   墓の影靴に届きてあたたかし   受験子に大きな靴の友来たる   月の出に間のあり瓜を揉んでをり   踏石のどこも濡らさず蛇渉る   滝壷にとき...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.03.10 Sun 21:05

三宅みち子『句集 刺羽』(東京四季出版)より

    平成2 「運河」「春日野」同人 第1句集   猫通り犬通りゆく蕗の薹   風花のとび行けるもの消えしもの   月浴びてゐること知らず線路工   日輪の円の中にも雪降れり   薄氷を指で沈めて手を洗ふ   うららかや島の黒牛犬と寝て   長梅雨や犬がしきりに小屋齧る   十津川のトンネルどこも滴れる   網戸の目へこませ覗く犬の鼻   梅雨濡れの朝刊一枚づつはがす   山辛夷手をか...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.03.04 Mon 21:27

山根啓作『句集 啓明』(朱雀俳句会)より

    平成24 「朱雀」同人 第1句集   右よしの左いせぢや風薫る   村小町踊りの背に団扇差し   掌の蛍に温みあるごとく   落日のさらけ出したる大枯野   ポケットの中に鳴り出す初電話   長老の一番乗りの寒稽古   牛蛙鳴き出し句座の盛り上がる   熱帯夜柱で冷やす足の裏   雲の峰龍馬が眠る東山   着ぶくれを叩きて探すドアの鍵   悴む手摺りてはじまる珠算塾   ...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.03.01 Fri 19:19

泉田秋硯『句集 二重唱』(文學の森)より

    2008年 「苑」主宰 第十句集 大袈裟に風を演出雪柳 備へてもいくさはするな武者幟 おおと呼ぶ禰宜のテノール山開 百層の窓の夕焼落伍なし 片蔭を刺客のごとく急ぐなり 榠櫨据ゑ一対一の黙くらべ 存分に鬼舞はせけり神の留守 人の世を見過ぎし十畳凧おろす 野火奉行武蔵のごとく棒かざす タップでも踏もか地虫に出でよとて 囀の此処を静かな場所といふ 日本刀抜けば飛びつく新樹光 孤独なる父の日競馬場にても  海遊館 まんばうと玻璃対面や文化の日 帰省...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.02.22 Thu 21:51

日本一周各駅停車乗り継ぎ旅 2023 その−114 【11日目−6 志布志駅】 山頭火ゆかりの『志布志駅』から日南線を折り返して『南宮崎駅』を目指す

 1時間ほどの滞在で日南線終点の『志布志駅』を折り返して『南宮崎駅』で日豊本線に乗り換え、『延岡駅』でまた乗り換え『佐伯駅』までが本日の行程だが、『延岡駅』までの各駅停車列車は1日17本出ているが、『延岡駅』の先は1日1本しか出ていない。   【写真−1 駅前に立って空の広さに気付かされる】    写真−1は『志布志駅』から駅前を見た様子で、真っ直ぐ伸びる道にはコンテナ車が停まりその先は港へ通じ、左側の建物は商業施設の『サンポートしぶしアピア』で、この場所には志布志線と大隅線の線路...

セブ島工房 | 2024.02.19 Mon 20:09

永川絢子『句集 桧扇』(朝日新聞社)より

    1998年 「天狼」会友 「築港」同人 第1句集   乳母車押しだんじりの後につく   滝あつてその又上に行者滝   豆を蒔く高階の鬼逃げ場なし   福娘少し傾く金烏帽子   小児科に子の丈ほどの聖樹あり   時代祭式部と納言同乗す   売り声は上げず売りゐる懸想文   遠雷を小言のごとく聞き流し   国宝も寺宝も見せて紅葉寺   地下街に修行僧立つ聖樹立つ   百人一首恋札ばかりとり...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.02.18 Sun 22:32

橋本多佳子『句集 信濃』(臼井書房)より

    昭和22 第2句集   野の藤はひくきより垂り吾に垂る   春月の明るさをいひ且つともす   硯洗ふ墨あをあをと流れけり   濤うちし音返りゆく障子かな   朝刊に日いつぱいや蜂あゆむ   冬の月明るきがまま門(と)を閉ざす   洋子生る 天の川今瀧なせり産聲を   着きてすぐわかれの言葉露の夜   春潮に指をぬらして人弔ふ   ひと日臥し卯の花腐し美しや   生々と切株にほふ雲...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.02.15 Thu 23:28

柴崎加代子『句集 砂山』(ふらんす堂)より

    2010年 「狩」同人 第1句集   背泳を時には見せて鯉幟   向日葵の丈の止まらず休耕地   藍甕の藍の息づく土間の冷え   耳遠き父が捉へし初音かな   真つ先に犬駆け込めり避暑の荘   保育所に泣く子を預け休暇明け   新胡麻を砂金のごとくたなごころ   肩肘を張りたるままの捨て案山子   着ぶくれて顔まで丸くなりしかな   忙しき母を素通り風邪の神   幕の内二段重ねに初芝...

《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2024.02.15 Thu 21:32

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