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紫さいたま句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第二土曜日、武蔵浦和コミュニティーセンター (JR埼京線武蔵浦和駅西口徒歩二分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は6月9日(土)です。 山崎十生主宰選 天 飛魚の空つぎつぎと広がりぬ 和美 地 ひとりずつが持つ砂時計修司の忌 紀子 人 羅といふ名の風をまとひけり 恵子 秀逸 元よりは黒子の覚悟苔の...
俳句スパイス | 2018.05.16 Wed 11:57
JUGEMテーマ:俳句 俳句ポスト365 ●兼題:蟻(あり) 《三夏/動物》 アリ科の昆虫の総称。 非常に種類が多く様々な生態を持っており、 女王蟻を中心に多数で独自な社会生活を営む。 詩歌の季題としては比較的新しく、 大正以降であるといわれる。 〇蟻の列火傷しさうな鋼色 〇星の夜や卵を抱く蟻と蟻
まどん日々是好日 | 2018.05.11 Fri 09:37
紫川口句会 「紫」の二つある本部例会のうちのひとつ。 毎月第一日曜日、川口市立西公民館(JR川口駅西口・徒歩5分)で 午後1時から4時30分に開催しています。 各自自由題で3句出句・8句選。会費1,000円。 次回は6月1日(金)です。 山崎十生主宰選 天 しゃぼん玉ここはどうやら無人駅 順 地 初めから懐かしい人青田風 和美 人 逆境が糧と言ひ切る青嵐 智恵 秀逸 忘れない輪郭がある花辛夷 摩耶 朧月笑顔も困った顔も好き ...
俳句スパイス | 2018.05.10 Thu 17:18
「紫」2018年5月号 大道無門(「紫」5月号抄) 山崎十生 選・評 立春大吉俎板の反り削りとる 山田都詩(無門集) 「立春大吉」は、立春であると共に護符でもある。 一年の節目に気分新たに俎板の反りを削りとるのも 台所を預かる身にとっては心が安まる。秩父地方などには、 禪家から頂いた御札を玄関に貼っている家が多い。 平穏無事な一年を願う祈りの一句とも言える。 火より火を奪ひ野焼きの焰駆く 深沢ふさ江(山紫集) 火というもの...
俳句スパイス | 2018.05.06 Sun 12:56
椿見に行く哲学の道逸れて 闇に果ありて螢の引き返す 嘶きに嘶き返す祭馬 那智の滝雲をひきずり落としさう そののちの悲劇は知らず菊人形 枯蟷螂枯蟷螂に縋りつく 全身が一本の脚鶴凍てて 山の神のみを信じて年木樵 竹落葉竹の直幹滑り落つ 花火見る母はこんなに小さき人 台風の洗ひ上げたる一湖かな 七滝の景狼の句碑の景 絹扇一句散らしてありにけり 雨なれば雨に春待つ心かな 蝋梅の蝋の溶け出すほど匂ふ 昼寝覚どこへ帰らうかと思ふ 当たらぬも八卦易者...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2018.05.04 Fri 19:14
靴跡より春の雪解け通学路 鼻筋は母ゆづりなり仔馬立つ 全山の花もて包む蔵王堂 石仏の落花に溺れゐて笑まふ 象出して象舎を洗ふ春の昼 ゆりかごの琵琶湖残して鳥帰る 踊子草踊り疲れて地に伏せる 道巾の雲の峰立つ先斗町 炎天来し試練をひとつ越えて来し 水打つは今日の終止符夕茜 網戸して声筒抜けの暮しかな 一茎の姿勢正しく蓮開く 釣忍しばらく夕日吊つてをり 町家カフェ築百年の隙間風 鬼のまま終る遊びや暮早し 大阪弁値切る迫力歳の市 歩かねば冷凍...
《本の出張買取》京都・全適堂 店主ブログ | 2018.05.03 Thu 20:31
JUGEMテーマ:俳句 伊吹嶺HP俳句会の4月分の結果がでました。 選外でしたが、渡辺慢房先生の講評がありました。 いつも丁寧な講評をどうもありがとうございます。 87 号外とあるスーパーの苺買ふ 俳句というより、報告的な散文という印象を受けました。 88 タクシーもバスも通らぬ昼蛙 中七の切れが弱いので、上五中七が、下五の昼蛙を修飾しているように読めました。
まどん日々是好日 | 2018.05.03 Thu 02:03
JUGEMテーマ:俳句 ▽兼題「聞茶」(水曜日)◇薩摩富士よく見えて今日聞茶かな 三人娘一番・まどん 三人娘一番、二番(どかていさん)、三番(おたまさん)が水曜日に揃って読まれました! 5月から「東京むすめ」に変更、ヤッチーさん、紅あずまさんが加わります♫ ※聞き書き隊の皆さま、いつもどうもありがとうございます!
まどん日々是好日 | 2018.05.03 Thu 01:51
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