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習作短編現代恋愛小説
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習作短編現代恋愛小説

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習作短編現代恋愛小説
このテーマについて
アメバで習作として書いていた現代恋愛小説の好きシリーズ。
生活の一コマにちょっとしたハッピーが詰め込めたらとつくった作品たちのテーマです。
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作者のブログへ:「ayasemeimi」さんのブログ
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花屋elfeeLPiaシリーズ ペチュニアの物語加筆修正2022/05/21

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説 ペチュニアの物語   ここに一軒の小さな花屋がある。elfeeLPia。妖精の感じられる場所という造語だ。ここにいる小さな見習い店員、向日葵には多くのファンがいる。その中でも、仲良くなった客同士が向日葵ファン倶楽部をつくつていると噂がたっていた。   今日もそんな客同士と向日葵と店主の一樹が一緒にお茶をしている。 「ほんとにいい晴れの天気の日ね。さっき空にうろこ雲があったわよ」  へぇ〜、と周りのものは窓から覗いてみる。まだ夏のような真っ青...

向日葵の笑顔 | 2022.05.20 Fri 21:57

花屋elfeeLPiaシリーズ 朝顔の物語加筆修正2022/05/21

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説   朝顔の物語   ここに小さな花屋がある。elfeeLPia。妖精の感じられる場所という造語である。今日も店主の一樹と小さな店員、向日葵がいる。ちょうど今は、八月。暑さが身にしみる。しかし、店内は涼しく、涼を求めて向日葵のファンの客がやってきていた。   「ひまちゃん。朝顔の鉢はないの?」 「あるよ。でも、花はもうしぼんだから店内に入れたの」 「お勧めの色はあるの?」  う〜ん、と向日葵は悩む。 「朝顔自体の花言葉は『愛情』と『...

向日葵の笑顔 | 2022.05.20 Fri 20:55

花屋elfeeLPiaシリーズ  撫子の物語加筆修正2022/05/21

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説 撫子の物語    ここに小さな花屋がある。elfeeLPia。造語で妖精の感じられる場所、という意味だ。ここには小さな店員、向日葵と店主の一樹がいる。人は信じないが、この店には妖精が住んでいる。花言葉を送られた客はその花の妖精と共に帰って行くのだ。だが、先に妖精の方が客を気に入る場合もある。今日の客はそんな客だった。   「お姉さん。撫子って名前なんですか?」  花屋を遊びにする代わり手伝っている向日葵が、聞く。そうよ、と客、撫子は答える。ピン...

向日葵の笑顔 | 2022.05.20 Fri 20:54

花屋elfeeLPiaシリーズ 朝顔の物語

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説     朝顔の物語   ここに小さな花屋がある。elfeeLPia。妖精の感じられる場所という造語である。今日も店主の一樹と小さな店員、向日葵がいる。ちょうど今は、八月。暑さが身にしみる。しかし、店内は涼しく、涼を求めて向日葵のファンの客がやってきていた。   「ひまちゃん。朝顔の鉢はないの?」 「あるよ。でも、花はもうしぼんだから店内に入れたの」 「お勧めの色はあるの?」  う〜ん、と向日葵は悩む。 「朝顔自体の花言葉...

向日葵の笑顔 | 2022.05.17 Tue 19:26

季語シリーズ 五月雨

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説 五月雨    日本には様々な歌の文化がある。短歌、和歌、俳句など。その中でも俳句には必ず入れないといけない、季語というものがある。歳時記という本にまとめられ、日々変わりゆく時代の中で、連綿と受け継がれている。そんな季語から紡がれた物語である。   俳句では五月雨は夏の季語である。調べれば解るが、梅雨を指す。現代の五月というとゴールデンウィーク。暑い晩春から初夏にかけた季節である。 そんなまさしく五月の雨。   不運にも、五月の...

向日葵の笑顔 | 2022.05.15 Sun 12:32

現代ファンタジー恋愛短編集 花屋elfeeLPiaシリーズ 紫蘭の物語

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説 紫蘭の物語   ここに一軒の小さな花屋がある。elfeeLPia。妖精の感じられる場所という造語だ。人は信じない。妖精という存在を。だが、この花屋にはいるのだ。店主には見える。たまに純粋な子供が見るがいたずら好きな妖精にいじめられて泣いて逃げ帰る。 ただ、一人だけ動じない子供がいた。近所に住む向日葵だ。向日葵はいじめられても、やり返した。やり返した後、にっこり笑って言ったのだった。 「まだ、する?」 妖精も白旗あげて今に至る。   そんな...

向日葵の笑顔 | 2022.05.14 Sat 22:29

季語シリーズ 薄紅葉 加筆修正2022/5/15

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説 薄紅葉(うすもみぢ)   日本には様々な歌の文化がある。短歌、和歌、俳句など。その中でも俳句には必ず入れないといけない、季語というものがある。歳時記という本にまとめられ、日々変わりゆく時代の中で、連綿と受け継がれている。そんな季語から紡がれた物語である。     薄紅葉(うすもみぢ)とは秋の季語である。初紅葉 ( はつこうよふ ) ともいい、秋に葉が色づき始めた頃を指す。 この時期になると暁斗はいつも思い出す。母と実父の馴れ初めを。 ...

向日葵の笑顔 | 2022.05.14 Sat 22:14

続々・好きシリーズ フォーチュン・ムーン・フラワー

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説   「唯。これが最後の月の粉で作ったブーケだ。持っていけ」  大学を無事卒業した唯は今日、守のところへ嫁ぐ。挙式前に光輝はブーケを手渡した。 「おにぃ〜」 「あらあら。花嫁さんはお婿さんの前で泣かなきゃ」  咲がちょんちょんと涙を拭いてやる。 「咲ねぇ、ありがとう。行ってきます」  式場の案内人が唯を呼びに来、唯はブーケを持って出ていった。 「あなた。参列席にいきましょって・・・。泣いてるの?」 「男一人で育て上げたんだ。泣くこと...

MY Free Room | 2021.03.29 Mon 23:27

続々・好きシリーズ ムーン・フォーチュン 後編二人のアルテミス

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説      その夜、さっそく弓子はメッセージを送った。たわいのないやりとりをして終わると弓子は眠りについた。非常に充実感に満ちていた。幸せとはこんな小さなことの積み重ねではないだろうかと眠りにおちながら弓子は感じていた。  その日から毎晩、SNSのやり取りが始まった。毎晩だった習慣はいつしかちょっとした隙間時間にも行われるようになった。毎日のちょっとした幸せを伝え合う。幸せやありがたかったことをつづって気持ちを通わせていった。そんな弓子の様子...

MY Free Room | 2021.03.27 Sat 22:56

続々・好きシリーズ ムーン・フォーチュン 前編 ムーン・パウダー

JUGEMテーマ:習作短編現代恋愛小説   「唯。遊びに来たよー」  弓子と数名の女子大生が占い館に遊びに来た。 「いらっしゃーい。見て見て。おにぃのムーン・パウダーを使ったバレッタ作ったのー」  高校卒業まではひた隠しにしていた生業だったが、大学ではオープンにした。同じ高校の生徒が進んだ大学出なかったため詮索されるいわれがなかった、のと、恋人の守が占い師見習いでもあるため、占いの血筋からは離れられないと悟ったからでもあった。  弓子がパールピンクのバレッタを手に取る。 「お...

MY Free Room | 2021.03.20 Sat 22:27

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