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JUGEMテーマ:ものがたり10月に入り、次第に空気が冷たく引き締まってきた印象のハタラク谷。今日は気温も過ごしやすく、すっかり秋晴れの爽やかな天気ですが・・・〜〜 《モーモー骨太》 爆裂ファーム 〜〜「それでよ・・・ その死に損ないの婆さんが、揺れる車内でふらついて、あまりにも目障りだったもんで、オレは自分の座っていた窮屈な席に、婆さんを押し込む嫌がらせをしてやったのよ!」「スゲー!!」「そんでそんで!?」「ついでに、婆さんが訊きまくってたその目的地とやらに至る地図を書いて、 婆さんのだっせえカバ...
ゆるくまにあ! | 2015.10.09 Fri 11:48
彰祐の思いは募るばかりだ。 真由子の姿を写真に撮ったから、その写真を見つめている。 名前と年齢と出身地、真由子について彰祐が知り得た知識は、多くはない。 天から降りてきたわけではないのに、彰祐には、そのようにも思える。 どこで、なにをして、いるんだろう。 京都の芸術短大を卒業して、そのまま京都に住んで5年になるという。 勤めはデザイン系の会社で、職種はデザイナーだという。 どんな会社に勤めているのか、同僚はどんな人がいるのか。 日々、真由子はなにを食べているのか。 好きな食べ物はなにな...
夢幻舞台 | 2015.09.23 Wed 10:13
会いたい、会って話がしたい、顔が見たい、彰祐が会いたい思う相手は、真由子だ。 このまえ会ったのは十日前、その後かんたんなメールのやりとりがあった。 彰祐が送るメールに、応える内容の返信がくるだけで、真由子からは来ない。 彰祐と真由子のあいだをつないでいる糸は、些細な一点だけだ。 その一点は、文学をめざしている真由子が、多少は文学通の彰祐に学ぶ、という糸だ。 どうしてだか、いきつけの図書館で、彰祐が真由子の姿を見つけたのだ。 書架に向かって立っていた真由子の姿が、彰祐には、光に包まれた...
夢幻舞台 | 2015.09.22 Tue 14:37
JUGEMテーマ:ものがたり萩の花が咲き始め、大分秋めいてきた偕楽園。「今日も爽やかな朝だクマ〜」「こんな日には、何か新しいことを始めたくなるな」雨戸を開け放ち、板張りの廊下に雑巾をかけ終えたウメッピは、とんとん、と羽で腰をたたいて伸びをしてから縁側でお茶をすするケルくんの方を振り返りました。「知ってるかケル坊!! 異国の《ひじゅら暦》という暦では、 9月は《らまだ庵》と言って、断食をする月らしい」「ラ、ラマダーン!!!?? なんか強そうな響きだクマ!!」 「そこでだ、ケル坊!! 我々も、らまだ庵...
ゆるくまにあ! | 2015.09.04 Fri 09:03
JUGEMテーマ:ものがたり「ケル坊・・・ 念のため言うが、 化粧まわしは、水着ではないからな?」「イヤッフゥゥゥウウウ!! 絶好のプール日和だクマ!!!」 ダダッ「もち魔人! ビーチバレーしよう! ビーチバレー!!」 ダダダッ「こらイナリ!!!《プールサイドでは、おさない・かけない・走らない》を 守らねえと、3時のおやつ抜きだぞ!!」「オレ オヤツ タベル!!」 ドスドス(ピチピチのギャルはどこかのう)「長老、鼻の下が伸びてるわよ」 ハタラク谷も夏休みに入り、プールにやってきたケルくんたち。燦々と輝く真...
ゆるくまにあ! | 2015.07.31 Fri 09:02
JUGEMテーマ:ものがたり「今日という今日こそは、このデスプリン様の素敵な女子力で あのバカそうなへたれ小僧を、苦しめてやるプリン!!」「といっても、 デスプリン様は今のところ、全戦全敗だべ・・・」「うるさいプリン!!!」「このデスプリン様が丹精込めて掘りあげた落とし穴で、 おしりを強かに打って苦しむがいいプリン!」「落とし穴なんて古典的な罠、今時バカといえども そう簡単にはひっかからないべ」「そこはぬかりないプリン! 強力な餌を仕掛けておけばいいのだプリン!」 キュポッ「デ、デスプリン様、 その...
ゆるくまにあ! | 2015.07.03 Fri 10:02
両親から子供達へ 愛する幸せを たくさん教えてくれた 君達に 愛(いと)しい心を 伝えきれないけれど どんな時も そばにいるよ 心は永遠(とわ)に 結ばれているから 安心して 夢に向かって 歩いておゆき 父さん母さんは 君達がいるだけで 幸せだけど いつも願うのは 君達の 心の中の素顔が 笑顔でいること いつも君達を見ているけれど 本当の心が 見えない時も...
ほほえみ物語 by見米泉香 | 2015.06.17 Wed 19:09
その日からホホとエミィは、四人の両親を誇りに思いながら、忙しい毎日を過ごしていましたが、このごろ両親の様子が気になっていました。 ボランティアから帰って来るたび元気がなく、お父さんは怒っているように、お母さんは悲しそうに感じます。 ホホとエミィは相談し、ボランティアの手伝いに行くことにしました。 今日は寄付された物を振り分け、困っている国の人達に送る仕事です。 整理は大変で、それを送るには全て役所の許可が必要ですが、役人の人は面倒くさそうで、時間ばかりかかります。 物を送るだけで、...
ほほえみ物語 by見米泉香 | 2015.06.17 Wed 18:48
そして、もうすぐエミィのお誕生日がきます。 ホホはその日が近づくと、心配でたまりませでした。 知りたがりのエミィが、亡くなった両親のことだけは一度も聞かず、いつも強がっているように見るけれど、本当はとても優しく泣き虫なことを、兄のホホは誰より知っているからです。 エミィの誕生日、四人はテーブルに座りました。 いつもなら、お母さんの作る、エミィの一番好きなチョコレートケーキがテーブルにあるはずなのに、今日はまだ運ばれて来ません。 エミィが不思議そうな顔をしてると、お父さんが「18歳おめ...
ほほえみ物語 by見米泉香 | 2015.06.17 Wed 18:46
穏やかに時間が過ぎて、もうすぐホホは18歳です。 両親にとって18歳の誕生日は、とても大切な年です。 ホホを自分達の子どもと決めた時から、18歳になったら、亡くなった両親のことを、できる限り話してあげたいと思っていたからです。 ただホホの両親は、爆弾によって亡くなってしまったので、何も残っていません。 お父さんとお母さんは、長い間ホホのために、新聞記事やいろんな人に聞き歩き、亡くなったホホの父親が役所に勤めていたことがやっと判りました。 そして役所では、国の大切な建物を設計する仕事をして...
ほほえみ物語 by見米泉香 | 2015.06.17 Wed 18:42
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