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「小説」はなんとなく堅苦しい。
もっと気軽に、じゆうな感性で楽しんでほしい。
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World\'s end spider

JUGEMテーマ:ものがたり   『この手紙を君が手にする前に、世界は蜘蛛に喰われているだろうか。それとも、君はその前に何とかこの手紙を手に入れて、喰われていく世界を見つめながら読んでいるのだろうか。そのときには、すでに僕は喰われているだろう。あるいは君は蜘蛛の目の一つに、その奥底に僕の魂を見いだすかもしれない。君ならば、そういうことを自然とやってのけるだろうから。  まだかろうじて世界が機能していて、君が世界のどこかから世界の別のどこかを彷徨う蜘蛛を見てるとしよう。そのとき君は何を...

pale asymmetry | 2023.01.27 Fri 21:33

armor of silver paper

JUGEMテーマ:ものがたり    最強の寒波が来るのだというニュースを見て、近所のホームセンターでスコップを買った。その帰り道、歩道の隅で鎧を見つけた。小さな鎧だ。西洋騎士風の鎧。私の掌にもなんとか乗せられそう。でもそれは亡霊だ。鎧の亡霊だと思った。頭の部分がなかったのだ。私は跪き、首の穴を覗き込む。中では、瑠璃色の微細な煌めく粒子が渦巻いていた。鎧の魂とはこういう感じなのだろうと思った。 「不可思議な感じですか?」  その渦から声が響いた。声変わりが終わったばかりの男の子のよう...

pale asymmetry | 2023.01.20 Fri 20:38

beyond the window

JUGEMテーマ:ものがたり    ホテルの窓から、何気なく外を見る。午後の日差しは柔らかく、冬特有の澄んだ風景。ぼんやりとそんな風景を眺めていると、通りの向こうに立つホテルの窓で、激しく手を振る人物に気づく。長い黒髪、真紅のドレス、年齢は若い、少女のようだった。少女は手に新聞を持っていて、手を振る合間にそれを忙しなく指差す。彼女は僕に手を振っているのだろうか。それとも他の窓の誰かにだろうか。僕は思わず自分を指差す。すると彼女は大きく頷く。偶然かもしれないと思ってしばらく立ち尽くす。そ...

pale asymmetry | 2023.01.15 Sun 21:41

The Story of the Precious Man\'s Fruit

JUGEMテーマ:ものがたり    小さな箱庭に小さなフィギュアをくわえる。それは森の奥に私が立ったことを意味する。大樹の狭間から、私は夜空を見上げる。そこには明星が見える。小さなフィギュアはその明星を頼りに森のさらに奥へと進む。私はそのフィギュアが感じている怖じ気を同じように抱えている。それが本当はどちらの怖じ気なのか、私にはもう解らなくっているのだ。  やがて小さなフィギュアは森の核に到達する。そこにはなんの目印もない。けれどそこが核であることは間違いないとフィギュアは感じている...

pale asymmetry | 2023.01.06 Fri 21:27

繕いうさぎ

JUGEMテーマ:ものがたり    シラツキさんと出会ったのは、去年の暮れ。12月3日の夕刻だった。僕はそのとき自販機の傍らに腰を下ろして、缶コーヒーを飲んでいた。その行為には何のドラマもない。大学からの帰り道に何の気なしにコーヒーが飲みたくなったというだけだ。だからコーヒーを買い、すぐに飲みたかったからその場で飲んでいた。そこにシラツキさんが通りかかったのだ。 「それはブラックコーヒーかしら?」  シラツキさんは立ち止まり、僕の前でしゃがんで目線を合わせた。僕が少しびっくりしながら...

pale asymmetry | 2023.01.04 Wed 21:21

Journey through ……

JUGEMテーマ:ものがたり    僕と相棒は大陸の東端にいた。そこからさらに東に突き出た岬の先端にいた。昨日ここについてから、先端の公園でただだらだらと海を眺めてウイスキーを飲んで過ごしていた。僕らは大陸の西の端から旅を始めた。ここが到着点のはずだった。でも僕も相棒も、何だか旅を終えた気分ではなかった。そうは言っても、この先のあてもない。 「旅って、終わらせなければいけないものかな?」  ベンチにだらしなく腰掛け、相棒が独り言のように言う。 「というか、目的地に到着すれば自然に...

pale asymmetry | 2023.01.02 Mon 18:57

鬼的瑠璃

JUGEMテーマ:ものがたり    年末の大掃除をしていたら、見覚えのないダンボール箱が部屋の隅から現れた。宅配便で送られてきたもののようで、送り状が貼り付けられている。確かに私に送られてきたものだ。今年の2月3日に必着と記載されている。でもその日に受け取った記憶はない。別の日に受け取った記憶もない。送り主は叔父だった。これは問題だ。叔父は八年前に他界している。だから今年宅配便を送ることは出来ない。箱は未開封だった。  さてどうしたものか。と悩んでみても答えはどこからも出てきそうにない...

pale asymmetry | 2022.12.28 Wed 20:59

New Moon in Capricorn

JUGEMテーマ:ものがたり    廃墟となった宮殿に、青年は足を踏み入れる。今夜は山羊座新月。夜空にはさんざめく星々がそれぞれの方向から青年に語りかけている。その無数の語りの中の無限の物語が、青年の歩みに勇気をくれる。忘れられた宮殿の奥へと進み、青年は階段を地下へと降りる。そこには闇しかない。星々の光はそこまでは届かず、他の光源ももちろん存在しない。青年は小さなランプに明かりを灯す。そのランプが照らす範囲はとてもちっぽけで、世界の広大さが青年を押しつぶそうとする。それに抗うことはせず...

pale asymmetry | 2022.12.23 Fri 20:58

土曜日は扇が踊る

JUGEMテーマ:ものがたり    灰色の空の色を写し取り、川は灰色の水面で流れていた。ゆるやかな流れだけど濁りはなく、凜と澄んだ液体が世界の清廉さを訴えているように感じた。そんな川を眺めながら、彼女は持ってきたトランクを開く。中にはびっしりと扇が詰まっている。全ての扇はすでに開いていて、何だか今にも飛びたちそうな鮮やかな色をしている。無数の色はどれ一つ同じものはなく、それが世界の斑を垣間見せているように思えた。 「お前たち、大洗濯だよ」  彼女は川縁に進み、トランクの扇を川に放っ...

pale asymmetry | 2022.12.17 Sat 21:32

Stray goat

JUGEMテーマ:ものがたり    はぐれ山羊が都市を通過するので、その間都市はロックダウンされる。でも僕たちは家を抜け出し、ビルディングの屋上に集合していた。上手く家から逃げ出せたのは僕を含めて六人。見知った顔は一人もいない。だから僕らは名乗り合わなかった。お互いのことは知らない方が良い。どうせ何人かは命を失うだろうから。 「あれかな?」  東の方角を指差し、誰かが叫んだ。皆がそちらに駆け出す。でも僕は追随しなかった。はぐれ山羊は東からは来ない。南からやって来るのだ。どうやらはぐ...

pale asymmetry | 2022.12.04 Sun 21:28

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