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神と呼ばれる光竜の独白…。 ワーキュラスの心境が綴られています…。 彼にとって、儚い命のディアヴォロスがどれだけ愛しいか。 そんな思いが伝わり、作者もジーンとしてしまいます。 昔…遠い昔、どの竜だっただろう…? 初めて人間の、心の痛みに心引かれた竜は…? 彼はきっと…あまりに小さな生き物の、小さな痛みを棘のように、感じたに違いない。 小さな…とても小さな、だが鋭い痛み。 大きな自分は忘れていられる。が時折つきん…!と鋭く痛み、それが…在る。と思い出す………。 そんな風にして、あ...
アースルーリンドの騎士 | 2011.04.07 Thu 12:27
ローレスとエルベスの絵がありませんね…。 ちょっと別のお話書いてて、お絵かきの時間がありません………。 その、幻影判定の行われる筈だった部屋には大勢の『光の民』達が、横たわるギュンターとグーデンとを取り囲み、その身に光の力を送りながら様子を伺っており、周囲の椅子には判定員達が、飲み物と食べ物を振る舞われ、休んでいた。 が、エルベスは現れた副長に詰め寄る。 「どうなっている?!」 が、ローレスはギュンターとグーデンを導いた幻術使いを呼び寄せ、空間から次々に飛来する他の幻術使...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.31 Thu 11:17
この少し前、ローフィスはゼイブンのドジで生命の危機を迎え 大変でした………。 今、戦場が大変です。 が、ギュンター入るアーマラスの軍勢で、一気に盛り返すでしょう………。 「どうした?」 ディンダーデンの声に続いて、アイリスの声もする。 「シェイルが危なかったのか?!」 ローフィスの声が、遠くに小さく響く。 「俺の代わりにシェイルを叱っといてくれ! 最後迄諦めるなと、あれ程言ったのに! オーガスタスやギュンター、ワーキュラスらを馬鹿にする気か? ちゃんと奴らを信頼してやれ!」 ...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.25 Fri 10:15
ギュンターもオーガスタスも頑張ってるけど…。 間に合うかどうかで、一番気をもんでるのは、ワーキュラスだったりして…。 「!」 オーガスタスは必死に速度を上げ、ギュンターも無言で拍車を掛ける。 金の光が横に瞬く。 ギュンターが気づき、ワーキュラスに向かって叫ぶ。 「間に合うか?!」 ワーキュラスの、揺らめくような声音が響く。 “間に合わせる! あの…カーブを曲がれば直戦場だ!” レイファスを乗せてるオーガスタスが、僅かに遅れる。 ギュンターは気づいたが、飛び出すアシュアークを横に従...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.21 Mon 09:26
大人に成っても、子供の頃の大切な人の記憶は テテュスからは消えてないんですね。きっと………。 どどどっ! が背後の駒音に、シェイルが振り向く。 途端、脇をシェイルに支えられていたテテュスが身を起こし、一歩踏み出し支えるシェイルの身を、腕を横に付き出し後ろに回す。 テテュスの大きな背に庇われ、がシェイルは叫んだ。 「…!無茶だテテュス! 俺にだって解る…神聖呪文…しかも高位の呪文なんて唱えたら……」 が、どどっ!と迫り来る馬に跨る騎士相手にテテュスは剣を、がちっ!と合わせて最初の一撃を...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.17 Thu 16:01
テテュスの絵でシクハックです…。 まだ間に合いそうにありません………。 銀髪の一族の兵は自分の真正面の狂凶大猿(エンドス)が、白い稲妻に貫かれ、激しい痛みに絶叫を上げるのを、剣を下げ呆然と見上げた。 兵には誰一人としてその雷土は落ちて来ない。 ディングレーはそこら中で上がる凄まじい獣達の絶叫が響く中、テテュスの体がふっ…。と光を落とし、途端前へと、がくっ!と身を倒しながら右足を前に出し、ぐっ…っと踏み止まるテテュスに気づき、咄嗟に駆け寄った。 シェイルはテテュスの横に駆け込むディング...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.13 Sun 13:24
わかってたケド…。 ゼイブンとギデオンの会話って、まるっとぎゃぐだわ………。 「…………………………」 ゼイブンは自分の放った光柱が、窪地に走らず蛇行して行き先が解らなく成る様に、呆然とした。 「あれが奥の手か? 派手だな?」 笑う、ギデオンの横に、ァントレイユの馬が並ぶ。 ローフィスはファントレイユに抱きかかえられたまま叫ぶ。 「全速力でここを抜けるぞ!」 「!」 ギデオンは怪我人の、リキの入った怒鳴り声に無言で拍車を掛け、速度いや増すファントレイユの馬に必死で並走する。 グ...
アースルーリンドの騎士 | 2011.03.06 Sun 06:29
暴れん坊ギデオンには 何を言っても無駄だとは思う………。 ギデオンはしなやかにその身を返し、周囲三方を取り巻く賊の、正面の男にあっという間に間を詰め剣を振りかぶって斬り殺し、返す刀で一瞬で横に滑って右。 二人の男が瞬時に切り裂かれて倒れるのを、残る左の男は目を見開き見つめてる間にもう、ギデオンは剣をその男の腹に、突き立て怒鳴った。 「戦ってる間に、よそ見してる奴がいるか!」 背後に居た賊達は目を見開く。 ギデオンが血糊の付いた剣を構え、突っ込んで行くと、賊達は一斉に背を向...
アースルーリンドの騎士 | 2011.02.28 Mon 14:32
まだ助っ人現れる気配はありませんね…。 ワーキュラスは内部の様子も見ているので 彼なりに必死でしょうが 運んでいるのは魂だけとはいえ、生きた人間。 壊れ物注意。なので気が気では無いでしょう…。 けど、ゼイブンの決意に直ぐ応えるローフィス。 重傷を負っていても、ローフィスは流石です。 ざっ! ゼイブンは短剣の入った革袋をローフィスに、放る。なり、剣を抜く。 ちゃっ! ローフィスは革袋を受け取り、やれやれ。と顔を下げる。 ゼイブンは馬の鞍から滑り降りると、ローフィス...
アースルーリンドの騎士 | 2011.02.23 Wed 09:39
ううむ…。 まだ緊迫感…。 この時代はどうかは解りませんが、少なくとも 二人の時代のこの洞窟は、私でも絶対ヤだと思います………。 が、ローフィスはふい…。と顔を前に向け手綱を繰って、目前の道の左へと馬を、促した。 ゼイブンも、無言で続く。 脇の岩道を、少し下る。 ゼイブンは真剣な表情を、崩さない。 崖の、中の洞窟を進むもう一つの道は、入り口は広く、中は広い。 が丸っと平坦で無い上に途中途切れ、突然床が陥没したように無くなっていて、段差を降り、また登る難所があり更に…。 彼らの時代...
アースルーリンドの騎士 | 2011.02.19 Sat 13:28
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