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やっと仕上げました。 戦うディングレーとオーガスタス。 前のなのでデキュランは居ません。 呪いは解けたのか…。 最後の仕上げで色々やって、やっと取り敢えず 満足行く所迄に持って行きました…。 大変だった…。 ガン!ガン! その派手な音に、一瞬敵の途切れたディングレーは振り向く。 オーガスタスとデキュランはその長身と豪腕でぶんぶん剣を横に振り回し、互いの剣に、剣をぶつけていた。 一瞬青くなる。 「(あんなの、マトモに喰らったら最期だな…)」 ガン…! オーガスタスは剣を器...
アースルーリンドの騎士 | 2011.11.11 Fri 17:45
かじかむ手を温める為に、今日も缶コーヒーを買う。 本当はカフェオレが好きなんだけど、暖を取るのに買うのはミルクも砂糖も入っていないブラックにしている。 幼い頃、大好きだった従兄が「あったまりな。」と渡してくれたのが、ブラックの缶コーヒーだった。 ある年の冬の初め。従兄が結婚する朝に、あの缶コーヒーを初めて買って、飲んでみた。冷えた手で缶を握りしめ、あの日のことを思い出してから、少しぬるくなった缶コーヒーを一気に飲み干した。ちっとも美味しくなくて、舌を撫でる苦味で少しだけ目が熱くな...
Sunset Blue | 2011.10.28 Fri 22:54
よく晴れた日の事だった。 ベッドに横たわったあいつの体は、もう、砂となりかけていた。 砂時計 体が砂と化す。この稀にみる病をあいつが発病したと分かってから、俺たちに残された時間はとても少なかった。ベッドに横になったあいつは、少しずつ眠る時間が増えていった。だんだん食事を取らなくなり、水を飲んでも体内に留まらなくなった。そして、体を支えるだけの力も徐々に失われていった。 砂となっていくあいつの為に俺が出来たことは、傍に居てやることだけだった。傍で、ただ手を握ることだけ。手を握り...
Sunset Blue | 2011.10.28 Fri 00:34
僕は「シロ」。毛の色が白いから。 別になんて呼ばれてもいいんだけど、僕と遊んでくれるお春ちゃんがそう呼ぶから、「シロ」ということで。歩くたびにりんりんと鳴る首の鈴がお気に入り。 僕もお春ちゃんも、4歳。でも、ちょっとだけ僕の方がお兄ちゃん。 今日はお日様があったかいよ。でも風が吹くとちょっぴり寒い。そんなときは人の傍で寝るのが一番。お春ちゃんの傍が一番落ち着くんだけど、今日はなんとなく違う人の処へ行ってみたい。そういえば、隣の家に新しい人が来たって誰か言ってた。散歩のついでに見てこ...
Sunset Blue | 2011.10.28 Fri 00:34
女の子診察台に仰向いて変形大の字、大学二回生の亜希子。お洋服は着たままですけど、乳房まわりと股間が、露出しています。二十歳になったばかりの亜希子には、とっても恥ずかしい気持ちです。いいえ、お部屋でひとりなら、裸でいても、恥ずかしくなんてありません。人がいる前で、なんて、温泉とか以外で裸になるなんて、羞恥心です。なのに、先輩のたけし君の目の前で、乳房と股間、羞恥部を見せるなんて。「はぁ、せんぱいぃ、だめですよぉ、あああん」お指を二本、ヴァギナに挿され、天井部をこすられている亜希子。ヴァギナのな...
愛のお部屋です | 2011.10.22 Sat 11:46
本当は、馬車を覗き込むファントレイユを別アングルで入れたかった。 塗ってみて解ったけど ゼイブンがいきがるのはこの髪の色と眼の色のせいかも…。 どうしても、女性的に見える。 ギュンターも外見のせいで半端無くいきがってるけど。 やっぱそれぐらい気を張らないと、猛者の中だときっと 舐められるのね………。 シェイルの事が、凄く心配なローフィス。 彼の居る前だと絶対こんな様はみせないけどね…。 ファントレイユは嫌な予感につい、先頭のディアヴォロスと横に付き従うギデオンの、遥か先...
アースルーリンドの騎士 | 2011.10.10 Mon 16:09
テテュスは頑張ってます…。 けど相手は『影』 『影』の相手は人間には大層しんどいでしょう………。 やっぱり思いつきでいきなり仕上げた 馬上でフラつくテテュス。 ラフ挿絵です。 ワーキュラスはダンザインが自分の名を、叫ぶのを聞いた。 ディアヴォロスとテテュス、二人を同時に様子を伺う。 ディアヴォロスは回路を外から支える、ホールーンとアーチェラス、それにドロレスとムアール、エイリルが自分の身を支えるようにその暖かな光で包み込むのを感じ、意識を取り戻す。 いつもワーキュラスが...
アースルーリンドの騎士 | 2011.09.29 Thu 20:52
なんか凄く久しぶりの感ある メーダフォーテです…。 この罠を造り出した張本人なのに 自分が一番可愛い男です(笑) まあ近衛でも、戦場に出ず 作戦だけ立てる男ですから…。 安全な場所に、居たいんでしょうね。 石段を登る靴音が響き、アイリスはテテュスの守護をダンザインに頼み、気絶した振りをする。 ディスバロッサの毒の口づけで、弱った振りを。 ディンダーデンは正体を知られぬよう、部屋の隅で控える振りをし、扉が、開くのを待った。 メーダフォーテはようやくノルンディル...
アースルーリンドの騎士 | 2011.09.23 Fri 16:25
群れ来る兵と、オーガスタスが一人で戦おうとしています…。 シェイルは泣き出しそうな瞳をテテュスに、向ける。 ローフィスに幾度も、『覚えろ』と言われた高等第九位の呪文。 だかそれも、注釈付き。 『自分の周囲に限定して放て』 理由は…言うまでもない。 無限にその力を放てば、知らず内に限界を越し、死ぬ事すらあるからと………。 ディングレーは背後、シェイルが必死な瞳を自分の背に向けてるのを、ひしひしと感じた。 ダンザインに囁かれ、頷く。 オーガスタスが横に飛び込む。 その頭二つデカい、逞...
アースルーリンドの騎士 | 2011.09.16 Fri 20:37
『闇の第二』にとってはワーキュラスが邪魔なんですね…。 だからムストレスを操り、ディアヴォロスを殺そうとするんですね…。 がその時不思議な程心が、落ち着いた。 こここそ、我が安息所。 生等ほんの一瞬の事。 死の苦しみを乗り越えそして…こここそが、永遠に安らげる棺………。 ただ…時折、何かに付け思い出す。 ディアヴォロスのあの…碧とも翠とも…灰色とも言えぬ、神秘的で暖かな眼差し。 あの差し伸べる手に届いていたなら……どうなっていたのか。と、遠い過去を、振り返るように………。 その都度『闇...
アースルーリンドの騎士 | 2011.09.09 Fri 16:36
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