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2017.7.28 倉山満は、譲位を“是”とし、「制度としての上皇」を善とする。 そのためか、嵯峨天皇の事蹟を絶賛する。「今に至る皇室を形作った名君」(42頁)と褒め称え、その嵯峨天皇が行った譲位と、上皇としての逸話を紹介して、「制度としての上皇=善」の印象作りに勤しむ。 しかし、「制度としての上皇」は、理屈通りにはいかない。それは、倉山自身の記述で明らかだ。 大同四年(八〇九年)、平城天皇は弟の嵯峨天皇に譲位します。しかし平城上皇は奈良の...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.28 Fri 04:16
2017.7.27 ブログ管理人は、デンマーク王国及び同国民に対し、なんら悪い感情を持っていない。日本と同じ立憲君主国として親近感をおぼえる。 だから、同国の歴史や政治、文化などに最大限敬意を払っている。管理人は、北欧に見られる「福祉国家政策」には強く反対する立場だが、内政干渉する気は毛頭ない。 その上で、以下を指摘したい。 駐日デンマーク大使館で働く、日本人職員と思われるツイートには、「反・日本人」の悪意が込められている。とりわけ、次の二つは、極めて...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.27 Thu 08:15
2017.7.27 まずは、引用する。 ただ、バーク(エドマンド・バーク)やシャトーブリアンの言説は参考になるにしても、我が国で絶対視するのはいかがなものかと思います。 私の立場は、「ヨーロッパの理論を日本に当てはめよう保守」とは違います。 原文ママ ただし、丸括弧内および太字強調は管理人 倉山満『保守の心得』扶桑社、2014年、25頁 ところで、倉山満は、ウォルター・バジョット(以下、バジョット)の理論を好意的に取り上げる。 1.『保守の心得』扶...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.27 Thu 00:04
2017.7.25 以下、引用する。 ここで「皇室は朝鮮だったのか!?」などと驚く必要はありません。百済こそが、日本なのですから。この違いがわかるでしょうか。白村江の戦いで、かの中大兄皇子が滅びてしまった百済を再興させようとしたのはなぜか。日本の傀儡国家であり、親戚だからです。 原文ママ ただし、太字強調は管理人 倉山満『日本一やさしい天皇の講座』扶桑社、2017年、42頁 百済支援の理由として、(1)日本の傀儡国家(2)親戚を挙げている。親戚という理...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.25 Tue 06:19
2017.7.23 いろいろ調べているなかで、倉山の顕著な傾向に気づいたので、ここで明らかにする。 顕著な傾向とは、名指ししないものの、竹田恒泰氏に敵愾心を燃やしていることだ。傍証を挙げてみる。 1.「天皇は祈る存在」批判 倉山満批判20―『日本一やさしい天皇の講座』批判1 竹田氏は、著書のなかで、たびたび「祈る存在としての天皇」と記述している。竹田恒泰『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP出版、2011年、185頁〜189頁)、『日本人の原点がわかる「国...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.23 Sun 08:43
2017.7.22 まずは、引用する。 第七節「高野新笠妃」―百済系帰化人の子孫 今の皇室には、コリアンの血が入っています。というと驚く人がいるのですが、歴史的事実です。 (中略) ...今の皇族の方々はすべて光仁天皇と百済の武寧王の末裔である高野新笠の子孫だという厳然たる事実をどう評価するのでしょうか。 (中略) ...結果、光仁天皇との間に男の子を生んでいたのが高野新笠という百済人だけだったので、今の皇室は一人残らず朝鮮人の血が入っています。 ...
保守主義と憲法改正試案 | 2017.07.22 Sat 00:10
2017.7.21 今回は、倉山満が“トンデモ”であることを証明する。 同じ理屈で、最初の上皇は皇極上皇です。 皇極上皇の時代は「上皇」とは呼ばれませんでした。しかし、次の孝徳天皇から皇祖母尊の尊号を贈られています。壬申の乱で大海人皇子に敗北して自害した大友皇子や、恵美押勝の乱で島流しになった淡路廃帝とは明らかに違います。のちの上皇のように尊敬された扱いを受けていたのはまちがいないでしょう。 太字強調 管理人 倉山満『日本一やさしい天皇の講座』...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.21 Fri 17:22
2017.7.20 皇統を愚弄することに関して、倉山満は人後に落ちない。 息子(中大兄皇子)は素行が悪すぎてなかなか天皇にはなれませんでしたが、次々と政敵を排除し、強大な権力を握っていきました。えげつないのは叔父の孝徳天皇を憤死に追いやるやり方で、天皇の皇后かつ自分の実妹の間人皇女と不倫をしたあげく、群臣を引き連れて飛鳥の都に帰ってしまい、一人残された天皇はほどなくして病没するという末路です。当時は異母姉妹との近親相姦は許容されていましたが、中大兄皇子の場合は実妹ですから...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.20 Thu 17:22
2017.7.19 次の引用から、倉山満の本性、不徳義で投げやりが見て取れる。 帝国憲法第三条に「天皇は神聖にして侵すべからず」とあります。神聖視などされないし、その身体すら侵されまくった時代があるからこそ、「天皇は尊いのだ」と言わねばならなかったのです。当たり前ですが、憲法典の条文に書こうが書くまいが、やられるときはやられます。どんなに刑法が存在しても、犯罪者がなくならないのと同じ理屈です。 太字強調 管理人 倉山満『日本一やさしい天皇の講座』扶桑社、2017...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.19 Wed 15:59
2017.7.18 倉山満の二つの著書から、それぞれ引用する。 第三条は「神聖不可侵」という語感だけで危険思想とされる条文ですが、それは世界の憲法の常識を知らない人の勝手な思い込みです。 (中略) 「神聖」との表現は、バジェット『英国の国家構造』における、「君主は国家の尊厳を代表する」と同じ意味です。国家の最高儀礼を行う存在なのだから、不敬罪などの侮辱を臣民が行ってはいけないし、また君主も政治にかかわって権力を振るってはならないととの意味です。 太字強調 ...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.18 Tue 18:36
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