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2017.7.3 倉山満の神話に対する考えは、次のとおりだ。 時々、「皇室の祖先は天照大神は女性だから、女帝の子供に天皇の位を継がしてもいい、女帝の先例は天照だ!」と言い出す人がいますが、これはダメです。女系論に対する立場はもう少し後で述べるのでここでは結論を保留しますが、しかし「神話にしかない先例を持ち出してはダメ」と言うのが皇室の歴史です。歴史上、神話にしか前例がないことを実行したことは一度もありません。「女系論」を頭ごなしに否定する気はありませんが、神話にしか先例...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.03 Mon 17:39
2017.7.2 まずは、引用する。 ここで、皇室に関して論じるときの大原則を述べておきます。 「新儀は不吉。だから先例を探す。」です。 太字赤字強調 管理人 倉山満「日本一やさしい天皇の講座」扶桑社、2017年、20頁 新儀とは、聞き慣れない言葉だ。だから、国学者が提唱した論じ方かと錯覚してしまう。しかし、調べた限り、倉山が作った原則と思われる。 これは、想像だが、「朕が新儀は未来の先例たるべし」(『梅松論』における後醍醐天皇批判の一節)を...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.07.02 Sun 07:55
2017.6.30 倉山満は、既存の皇室論について、次のように切り捨てる。 むしろ、無理やり理屈を付けようとするから破綻するのだと思います。 倉山満『日本一やさしい天皇の講座』扶桑社、2017年、13頁 しかし、倉山自身は、次に引用するように、「天皇の存在意義」について頁を割いて論ずる。破綻しないのであろうか。自分の理屈だけは破綻しない? 第四節「帝国憲法」ー天皇は「いざにそなえて存在する」 天皇の役割とは平時が乱れた時、秩序を回復する...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.30 Fri 08:17
2017.6.29 前回に引き続き、倉山満の考える「天皇の存在意義」について考察する。 私は、何か理由を言うとみんな失敗してきたように思えます。 むしろ、無理やり理屈を付けようとするから破綻するのだと思います。 (中略) それと同じでなぜ「天皇が必要なの?」と聞かれても、理由はないとしか言いようがないのです。 あるいは、「存在そのものが尊いから」といったところが正解かもしれません。そんなの理屈じゃないと思う人もいるかもしれませんし(実際に理屈ではない)、何を言ってい...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.29 Thu 18:18
2017.6.28 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」(以下、「特例法」)では、秋篠宮殿下は“皇嗣殿下”になることが決まった。歴史的に使われた「皇太弟」は黙殺された。 平成28年10月20日、皇后陛下は「お誕生日の談話」のなかで、ご心情を吐露された。 「新聞の一面に『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした。それまで私は、歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません。」 出典 宮内庁...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.28 Wed 10:13
2017.6.27 日本のこころ(旧・日本のこころを大切にする党)は2017年4月27日、(日本のこころ)日本国憲法草案を発表した。泡沫政党化してから関心が薄れていたので、すっかり見落とした。 同党なりにリスクを負い発表したので、その点は一応の敬意を払いつつ、評価してみた。基本的な姿勢として、中川八洋氏の論考を判断基準として、憲法改正か改悪かを考えた。 以下、憲法改正の動きの中で、もっとも危険な改悪のケースをいくつか挙げて論究するのは、このような深刻な邪実態に対して対...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.27 Tue 17:32
2017.6.26 倉山満は、宗教に精通しているらしい(?)。 話は飛びますが、なぜ人を殺してはいけないかをちゃんと説明した宗教は、世界中にありません。「○○だから」と理屈をいくら積み上げても「どうして?」「どうして?」と聞いていくと、結局は「神様が決めたことだから」「ナントカさんが決めたから」に行き着きます。神様やナントカさんが「殺していい」「殺しなさい」と決めたら、殺してはいけない理由はなくなります。 倉山満『日本一やさしい天皇の講座』扶桑社、2017年、14頁 ...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.26 Mon 07:46
2017.6.25 歴史の記述について調べてみる。 このときの後南朝など、ゲリラほどの勢力もない単なるテロリスト集団です。彼らが皇室の象徴であるはずの三種の神器を奪っていった事件を禁闕の変と呼びます。 しかし、室町幕府はそんなものはほったらかしで政務も国家運営も続けています。民衆も三種の神器を奪っていった後南朝が本物の皇室だなどとは認めません。吉野の山奥に籠ったいいけれども誰からも相手にされていませんでした。 太字強調 ブログ管理人 倉山満『日本一やさしい...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.25 Sun 00:18
2017.6.24 倉山の皇位継承論批判と並行して、数々の疑問点を指摘したい。 ブログ管理人(以下、管理人)は、三島由紀夫ファンではないが(むしろ、アンチ三島)、次の記述が腑に落ちない。 あるいは、「三種の神器」もそうです。三種の神器とは、神話の時代より受け継いできたとされる、勾玉・鏡・剣ことです。作家の三島由紀夫は、「天皇とは三種の神器を受け継ぐ存在で、三種の神器を受け継いできたことこそ、皇室が続いてきた証だ。だから天皇個人の身体よりも、三種の神器の方が尊い...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.24 Sat 07:06
2017.6.23 先般、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」(以下、「特例法」)が可決した。皇位継承を意味する「譲位」ではなく、あえて「退位」を使ったこと、また附帯決議で「女性宮家」協議を入れたこと等により、将来に大きな禍根を残す法律になった。この「特例法」は、皇統断絶への“悪しき一歩”となるだろう。 極左暴力集団とつながりが深い民進党・天皇制度廃絶を“党是”とする日本共産党、この両党も賛成したことは、すべてを物語る。これを成立させた与党・自民党の責任...
保守主義の憲法改正私案 | 2017.06.23 Fri 00:17
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