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前にテニスのヒッティングモデルを示し、ストリングの話をしたが、その中で今まで触れていない一つ重要なファクタがある。テニスのボールである。テニスのボールは、とても個性があり、意外と難しいものなのだ。 テニスウェアハウスによるテニスボールの調査比較の結果を、下にまとめてみた。 http://twu.tennis-warehouse.com/learning_center/balltesting.php Balls may bounce higher after use. ボールは使用後(フェルト摩耗後)、バウンドが高くなることもある。 Balls become ...
システマティックテニス | 2017.07.30 Sun 18:47
JUGEMテーマ:テニス テニスを始めた頃は、サーブがとても苦手であった。 スクールにいっても見よう見まねでの指導と一部の修正のみで、頭でイメージしているように打てているか自信が無かった。 何回もサーブを打って気づいたことは、腕のスピードを意識すると、速くても良いボールが行かないこと。 コントロールや回転が全然付かない。 ふと、あるプロテニスプレーヤーのサーブを見て、左手と右手が身体中心に対して対称的な動きを行っていることに気づいた。 今までのサーブは、ラケット...
My first JUGEM | 2017.07.29 Sat 17:32
杉田祐一がやってくれた。ATPツアー大会優勝である。 多くの人は、へーそうなの?そんなの錦織が何度もやってるじゃん?といった反応だろうと思うが、テニスをやっている人間からするとツアー優勝の意味がずいぶん違うのだ。 杉田選手が優勝したのは、ウインブルドンの前週のトルコの大会ということで、有力選手があまり出場しない、俗に言う穴場大会だし、250というツアーの中では一番下に位置するグレードではある(大会の格は、ざっと、250、500、マスターズ1000、グランドスラムの4種類)。 それでも、この優...
システマティックテニス | 2017.07.09 Sun 10:06
ストリング探しは永遠の旅だと言う人がいる。 前にも書いたがストリングの他人のインプレッションの解釈は難しい。 同じストリングでも固いと言う人もいれば、柔らかいという人もいる。 これは前回書いたように、まず、ストリング単体としての判断ができないからである。 また、話をややこしくする大きな原因としてストリングのテンションがある。 ラケットとの組み合わせだけでなく、どれくらいテンションで、いつ張ったストリングを、使うのかでまるっきり印象が違ったりするのだ。 今回はストリングのテンショ...
システマティックテニス | 2017.06.18 Sun 21:07
テニスのヒッティングモデルを雑に書いてみた。 まぁ、当たり前といえば当たり前だが、当たり前のことを書いてみてきちんと考えてみるのがシステムデザインの入り口なのだ。 このモデルからすると、ラケットとストリングはひとつの構造体をなしていて、全ての情報はその外側からプレイヤーに得られる。 反動や振動などはラケットを通じて得られるが、プレイヤーが、ストリング単独、あるいはラケット単独、から得られる情報はない。 よって、ストリングやラケットのインプレッションを行う際には、このモデル全体が上手...
システマティックテニス | 2017.06.10 Sat 20:55
同じテニススクールで仲の良かった人とペアを組んでダブルスを始めてみたAさん。気が合うから意外と行けるんじゃ?と期待をしていましたが、見事に裏切られることになります。 馬が合うと言っても、ダブルスの試合ですんなりとコミュニケーションが取れるわけではありません。いくら連取をしても、ダブルスの試合ではなかなか勝つことができません。 二人で「なんで勝てないんだろう?」頭を悩ませていたんですが、今はまるで別人になったかのように、ダブルスの試合で勝てるようになりました。 ■個人技の向上が最重要!...
テニスダブルスで勝つ方法と練習メニュー | 2017.06.07 Wed 14:07
テニスのレッスンDVDは他のスポーツに比べると数は決して多くはありません。ダブルスともなるとさらに数が減ってしまうし、内容は薄っぺらいものばかり。 60分のボリュームがあったとしても、余計なコンテンツに20分も30分も費やされているし、ものによっては他のスポーツDVDの宣伝が入っているくらいです。 市販のレッスンDVDというのは結局、購入者が上手くなれるかどうかなんて、ほとんど関係がありません。売れるかどうかしか考えていないんです。 そのため販売者の都合の良いように編集の手が加えられてしま...
テニスダブルスで勝つ方法と練習メニュー | 2017.06.07 Wed 14:06
ヨネックスのEZONE DR108を打ってみた。 普段はナイロンストリングを使わないが、ナイロンマルチが張ってあったのでそのまま使う。 打ちやすい。さすがにスイートエリアが広い。 フェースの形状を見ても明らかなようにデュアルコイルSPT280に比べて手前にスイートエリアが広いのが助かる。 当たらないから大きいフェースのラケットを使います、というのは格好悪いが、眼が悪いのだから仕方ない。 前にも述べたようにテニスの実力というのは用具とセットである。 合う用具を決定する、あるいはプレーに...
システマティックテニス | 2017.06.01 Thu 21:31
50も過ぎると、眼だけでなく、何かと身体が言うことを聞かなくなってくる。 当然、プレースタイルを変えざるを得ない。 で、ここ1年くらいはフォアハンドのグリップを薄くして、コンチネンタルオンリーのワングリップでプレーしている。 グリップチェンジをしないほうがボールがフェースに当たりやすい。 力も要らないし、イマドキのラケットはそれでもそこそこのボールが返る。 相手の力を利用する感じで、プロで言うとフォアハンドはトミックのようなイメージである。 で、ラケットだが、 テニス...
システマティックテニス | 2017.05.21 Sun 18:30
GW中に旧友とサーブ談義していて気づいたのだが、以前参考にしていたサーブの打ち方に関するホームページがサーバプロバイダのサービス終了に伴い、昨年11月をもってなくなっていた。コピーをとっておけばよかったと後悔しても、”時既に遅し”である。ずいぶん古いページだったと思うが、下手な教本よりは世に貢献したと思うので大変残念である。 そのページほど詳細には書けないが、自分自身のために、備忘録として整理することにする。 もし、このページを見るプレーヤーがいれば、YOUTUBEの井上邦夫コーチの動画...
システマティックテニス | 2017.05.07 Sun 12:15
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