[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 古典文学のブログ記事をまとめ読み! 全285件の12ページ目 | JUGEMブログ

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古典文学

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古典文学
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国を問わず古典文学を楽しみませんか?
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66.身を去らぬ影〜67.六条わたりの家

JUGEMテーマ:古典文学 66.身を去らぬ影 それからというもの、宰相中将は内裏でもどこでも、身を離れぬ影のように薫君に付き添っていましたが、薫君は、真に愛情の満たされるような逢瀬はきっぱりと拒否していました。 逢って親密に語り合っている時は、どうにも逃れようのない奇妙な心身を抱えた自らの運命を悟り、宰相中将にたいそう心を寄せる風の様子だったりするのですが、しかし離れ離れになってしまうと薫君はすぐ冷静になり、いくら難しいとはいえ、作ろうと思えば自由に作れるはずの機会をめったに作ろうとはしな...

とりかへばやRemix | 2015.01.05 Mon 08:39

年をとるということ

JUGEMテーマ:古典文学 ブックオフをぶらぶらしていたら探し物は見つからなかったんだが春樹訳のライ麦が¥200で売られていたそーいえば読もう読もうと思いつつ・・あれ、何処へいっちゃったんだろう?まっいいか、旅行用に買ってもなんたって¥200なのだからこの100年の時代の変化は凄まじかったからいわゆる古典に分類される名作の改訳、再翻訳が進められているライ麦は第二次大戦後に出版されているから勿論古典ではないが、50年代の無気力な若者と今日日の10代との共通点を考えるとシュール以前よりも古めかしく感じてしまうの...

Hisashi Shirahama Official Blog | 2015.01.05 Mon 01:52

64.帝の御前〜65.目離れぬ契り

JUGEMテーマ:古典文学 64.帝の御前 薫君が内裏に参内してみると、帝からお召しがありました。そちらに参上してみると、帝はいつものように薫君を側近くに呼び寄せて、話の内容も、いつものように光君の事についてでした。帝は薫君をじっと見守ってご覧になります。 薫君の容貌が、たいそう美しく目を惹きつけるのを帝はご覧になりながら、「光君は薫君とよく似ていると聞いている。実際、この男がもし髪を長くしてよく化粧し、額髪も長く垂れていたら、舞い降りてきた天女といったら少し大げさかもしれないが、魅力的で華や...

とりかへばやRemix | 2015.01.02 Fri 17:32

62.後朝の文〜63.心々

JUGEMテーマ:古典文学 62.後朝の文 薫君の父左大臣は、いつものようにまず微笑みを浮かべて、限りない愛情を込めて薫君をじっと見守りになり、 「今宵はこの屋敷におられたのか」 と質問したので、薫君は 「宰相中将が、手紙の事で質問したい事があるといって、わざわざおいでになりましたので」 とお答えしましたが、それだけで胸がどきどきします。 「右大臣が、内心ひどくがっかりしているらしいよ。やはり人の恨みを受けぬよう身を扱いなさい」 と父がおっしゃるので、薫君はきまりが悪く、 「右大臣さまのお恨...

とりかへばやRemix | 2014.12.29 Mon 13:23

60.ものぐるおしき夜〜61.夢心地の朝

JUGEMテーマ:古典文学 60.ものぐるおしき夜 雑談をしているうちに日が暮れてきました。日が暮れると涼しい風が吹き、秋がやってきた気配がさすがに感じられますが、宰相中将は薫君の横に寄り添って横になったまま、薫君を起こそうともしません。 宰相中将は、光君に何とかして伝言を伝えたいのに、もはやつてが全く無くなってしまい、このままこの数年来の恋心が絶たれてしまったら、私の身は跡形も残さずにこの世から消えてしまうだろうなどと語り、恨み事を言い続けています。その様子はとても哀れに見えますが、薫君は...

とりかへばやRemix | 2014.12.26 Fri 08:50

58.宰相中将の悩み〜59.夏の日の戯れ

JUGEMテーマ:古典文学 58.宰相中将の悩み 宰相中将はあの日、手紙の約束をして泣く泣く光君のもとを去ったのに、その後はきっぱりと光君からは手紙の返事も無く、天上はるかに離れたままでいるので、宰相中将はあの日あざむかれて部屋を出された事が妬ましく、悲しくも悔しくも思っていました。 宰相中将はこの頃は放心状態となって「何かの機会は無いものか」と内裏に行ってばかりです。薫君が内裏に参上するのを見ると、光君と全く変わらぬ顔立ちなので「光君は上品で優美で、奥ゆかしい気配がまさっていたが、薫君は華...

とりかへばやRemix | 2014.12.24 Wed 08:29

57.物忌の夜

JUGEMテーマ:古典文学 57.物忌の夜 宰相中将は、自由に逢う事もままならない、人目をしのぶ四の君との恋の辛さに嘆き沈みながらも、お互いに心も通い合い、折々の機会を逃さない逢瀬に心を慰められています。ただ例の女好きの癖は、四の君に対する愛情は限りないものの、一人に対してのみ、というわけにはいかないでいます。その点は、まじめな薫君が漏れ聞いたならとても具合悪いほどです。 宰相中将は相変わらず、宣耀殿にいる光君に限りなく心を惹かれていて「人に気を遣わねばならない四の君との恋路の苦しさも、これ...

とりかへばやRemix | 2014.12.22 Mon 08:33

55.七日の夜〜56.しるしの扇

JUGEMテーマ:古典文学 55.七日の夜 出産後七日目の夜は産養(うぶやしない)のお祝いで、朝廷の高官たちがこぞって参集したのに、宰相中将だけが病気のために参上しません。 しかしその裏で実は宰相中将は、「どうか無事に」とひそかに案じていた四の君の出産を、どんなに祈っても遠くから他人の噂で人づてに状況を聞くことしか出来ない状況に辛抱できず、こっそり左衛門の部屋にやって来たのでした。 「これほどの深い縁を四の君だってご存じないはずがない。今宵、ほんの少しだけでも」と宰相中将が責めたてるので、左...

とりかへばやRemix | 2014.12.16 Tue 08:45

54.女君出産

JUGEMテーマ:古典文学 54.女君出産  秋に訪問した以降も薫君は、疎遠と感じられない程度には吉野を訪れていて、それを右大臣は恨めしく思っていましたが、そうこうするうちにあっという間に冬も過ぎて、四の君の出産が間近になりました。  右大臣は最愛の娘の出産なだけに恐れ危ぶんで、絶えず読経や修法をされますが、左大臣家の方でも誰が父親なのかを不審に思いながらも、「世間の目にはいぶかしく思われる事もないだろう」と祈祷を始めます。これらの祈祷の声が邸内に満ち満ちるほどだった効果もあってか、前々から...

とりかへばやRemix | 2014.12.12 Fri 08:31

52.右大臣家の人々〜53.背を向け合って

JUGEMテーマ:古典文学 52.右大臣家の人々 右大臣家では、四五日と言い置いて出かけた薫君が十日以上も現れずにどこかに籠ってしまったので、不審に思い不安で思い悩み、右大臣に至ってはお食事もなさらずに嘆いています。四の君は「私のせいでこのようにお悩みなのだ」と気の毒で悲しくてなりません。 右大臣の家中が「薫君はいつも心細そうにしていて、世の中に生き通す事はできないとばかりお考えの方だから、とうとう出家をご決心なさったのではないか」とあれこれ思い乱れ大騒ぎになっているのも知らず、宰相中将は薫...

とりかへばやRemix | 2014.12.08 Mon 08:36

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