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風邪を引いていた日々は、きものを着て出かけなくてはいけなくても元気が出なかった。他の人よりは多少着慣れているとはいえ、体調がよくないと着る意欲がまったく失せるのだなと、あらためて感じた次第。私は、きものを着る時間よりも頭を整えるほうに時間がかかる。地に足がついていないような体調のときは、頭全体にホットカーラーを巻くだけでくたびれてしまうのだ。きものに袖を通すと、すごく重くも感じる。今日は、ほぼ2週間ぶりにきものを着て、お茶のお稽古へ。体調がイマイチのときは、あれほど全体のこしらえに時間がかかっ...
一より習ひ | 2008.11.23 Sun 11:23
淡交社の灰形教室に行く。しばらくぶりに電車に乗ったら、マスクを着用している人をちらほら見かけた。もちろんのこと、私もマスクをしている。ゴホゴホが続いているのであった。今日は二ツ山(ふたつやま)という灰形を学ぶ。山をひとつつくる遠山の変形で、山をふたつつくるのが「二ツ山」である。作業中に、隣の方から「あなた、集中していると咳が出ないわね」といわれる。そういえばそうである。まったくゴホンともしない。ところが、講師の小澤宗誠先生が何かを説明されるときに咳が続けさまに出るのである。「ここの前後の山の...
一より習ひ | 2008.11.21 Fri 21:50
畠山記念館の「数寄者 益田鈍翁 ーー心づくしの茶人」展に 行ってきました。 お目当ては、柿の蔕茶碗 銘 毘沙門堂デス。 鈍翁が、隠退した身では 手に入れること叶わぬと、 断念した李朝(16C)の茶碗。 それを手に入れた即翁が、 鈍翁を招いて、 その茶碗で開いた茶会。 ふたりの数寄者の思いが 籠められた茶碗は、 焼き締めのように 乾きながらも温かい様子。 イイお茶碗デシタ。 JUGEMテーマ:茶道 展示には…
50代からの桃山ニッポン | 2008.11.20 Thu 21:41
風邪を引いたときの対処法は、ひたすら安静にして寝ているだけ。それにしても、これほど寝汗をかくかというぐらい苦しかった。微熱が続いたせいにちがいない。ゴホゴホと咳をしつつも、ようやく回復の兆しである。汗をかけば、それだけエネルギーも消費されるのだろうと思い、朝、起き抜けに体重計に乗ってみるけれど、たいして減りもしない。それどころか、病気をすると、数歳老いたような顔つきになっている気さえする。若返りたいとはつゆとも思わないタチであるが、年相応以上の加齢も、同様に望まない。「なんでこんなに顔色が悪...
一より習ひ | 2008.11.19 Wed 12:32
「明」の茶碗を手にしたワタシ。 まだ時間はあるし…と もう少し、ブラブラ。 すると朝鮮モノを扱う店が いくつかならんでマス。 籠屋をひやかして、隣の店へ。 中年のオッサンが3人 タバコを吸いつつ雑談。 にらまれるでもなく 相手をされるでもなく 自由に店内を眺めていると… まぁ、チッとは相手をしてやろうと、店主が気になるモノをいえという。 3点ほど出してもらって、モノは何かと聞くと ひとつは中国の宋の青磁で6000元。 ほかの2点はいずれも李朝の茶碗で、3500元と4000元との答え。 ホラ、まただよ。...
50代からの桃山ニッポン | 2008.11.17 Mon 22:08
上海骨董街で買った茶碗。 何軒かの店をのぞいて ナカナカ気に入ったモノが 見つからない… 1時間ほどして入った店。 いままでの中では コギレイな店だった。 デモ…ならんでるモノに 興味そそられるモノ無し。 で、店主が奥から出して くれたのが、この茶碗。 聞けば、明、元のころの 茶碗だという。 値段は、3000元。約5万円デス。 ンナワキャナイダロウガ! と、大笑いしながら話していると ソウソウ、普通ナラ300000元ハシマス。と、店主。 じゃぁ、なんでそんなに安いと聞けば、独自のルートだという。 ...
50代からの桃山ニッポン | 2008.11.16 Sun 22:07
今回、裏写りが激しくて、ちょっと読みにくいネ。次回からノートを換えてみま〜す(^0^)ノ[:ひらめき:](^▽^)ノポッチリありがとちゃんっo(^0^)o (茶道を習っておられる皆様 ジュゲムブログの皆様の茶道日誌も 勉強になりますヨ〜!) ↓ JUGEMテーマ:茶道
東京イラスト&ルポ | 2008.11.14 Fri 23:57
先週、知り合いのT村さんとランチをしたおりに頂戴したお土産。日本橋の「長門(ながと)」というお店の半生菓子だという。「植田さんはよくご存じだと思いますが」と、帰り際にニコッと笑顔で手渡されたのだが、恥ずかしながら私は店の名は知っていたものの、一度もこちらで買い物をしたことがなかった。ワクワクしながら開けてみると、宝石箱のような趣である。 赤い細リボンの包みも洒落ている。どちらかといえば、趣味趣向がみやび系統に傾く私だけれど、これは良家の子女的なたたずまいで、健やかな魅力がある。大きさや...
一より習ひ | 2008.11.13 Thu 10:46
「平成大茶会 in 丸の内」と銘打たれたイベントが、裏千家淡交会青年部の関東第1・第2・第3ブロック合同で催された。近年新しく整備された丸の内の複合ビジネスビル数ヶ所の8会場で、「明日の地球を考えよう」と、エコをテーマにかかげて席が設けられたのである。なんと約4000人近い来場者だったという。私もそのひとり。各青年部から寄り集まったスタッフも大人数のようだった。皆さま、お疲れさまでした。丸の内OAZO(オアゾ)の「未来に想う茶会」では、アクリル板らしき透明板の立礼席だった。IHヒーターで鉄鍋を茶の...
一より習ひ | 2008.11.12 Wed 03:41
灰形教室の日。逆勝手(ぎゃくがって)の遠山(とおやま)というかたちを学ぶ。点前をおこなう右側に客が座る席構えを「本勝手(ほんがって)」といって、一般的にはこちらが通常のこしらえであるが、点前をおこなう左側に客が座る場合があって、こちらを「逆勝手」という。一般的な茶室に逆勝手の席構えはほとんど見られないけれど、めずらしいことに、わが師の小間席が逆勝手の席なので、私にとっては馴染みだといえる。ゆえに、逆勝手の灰形もなおざりにはできない。逆勝手の遠山のスタイルは、本勝手の遠山のかたちが左右対称にな...
一より習ひ | 2008.11.10 Mon 12:40
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