[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 茶道のブログ記事をまとめ読み! 全1,009件の94ページ目 | JUGEMブログ

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花月三昧な一日

今日は人数が少ないので花月を中心にお稽古しましょう、とのことで、まずは炭付花月。 いきなり半東に当たり、なおかつ初花(炭手前をする)にも当たる。[:あせあせ:] 次の貴人清次(きにんきよつぐ)花月ではお正客(=貴人さん=エラい人)に当たる。 *ちなみに清次っていうのは貴人さんのお供の人のこと。 この場合のお正客というのは、はっきり言ってただ座ってればいいだけなのでラクだけど、動かないぶん足が痺れる痛くなるということでけっこう辛かった。 お点前にでも当たれば少しは動けるんだけど、この時は全然当たらなかっ...

ものぐさ雑記 | 2008.07.20 Sun 00:44

お稽古場の大掃除

夏休み前のお稽古場一斉掃除の日。子どもの塾のテストがあったので見送りを済ませたのち、少し遅れてお稽古場へ行く。 わがお稽古場では、炉・風炉入替時や夏休み前、年末などの年5回ほど、大掃除の日が決まっている。その日は、水屋の道具をいったん全部出して隅々まで拭き掃除するのはもちろんのこと、茶筅を塩で洗ったり、庭の草取りをしたりと、日頃できないことを総出でおこなう。 それぞれに都合があるため、5回の掃除のうち、最低2回参加すればよいというきまり。今日は26人という大人数だったので、午前中でおしまいだっ...

一より習ひ | 2008.07.14 Mon 08:52

「湿し灰づくり」の講義

淡交社の灰形教室へ。今日は前期受講の最終日で、通常とは趣を変えて「湿し灰(しめしばい)」のつくり方を学ぶ。 講師の小澤宗誠先生が、いくつものバケツとたらい、ふるいを使って、手順を追って具体的に説明されていく。 湿し灰のつくり方は、本などでときどき取り上げられていることがあるけれど、工程の細かいところや灰の粒の感覚など、いまひとつ伝わりにくいところがあった。 受講者みんなが、メモを走らせて、先生に質問を浴びせていく。 生徒のうち半分以上は灰づくりの経験者がいるようだったけれど、経験者でも「...

一より習ひ | 2008.07.12 Sat 23:25

太田垣蓮月の書

昨日の谷庄東京店の「茶杓」展のあと、ふらふらと寄り道。 銀座・松阪屋裏手の思文閣(しぶんかく)東京店のウインドウをのぞく。思文閣は、古文書や古典籍、学術書、古書画、絵巻類などを主に扱っているところで、私の頭には「紙」に強い古美術店というふうにインプットされている。 本社は京都の骨董街の古門前の中心にあり、「ぎゃらりぃ思文閣」では立ち寄りやすい企画展などもおこなっている。 店頭に軸がかかっていた。「あ、蓮月(れんげつ)だ」と思い、解説文を見ると、はたしてそうである。 太田垣蓮月は江戸時代後...

一より習ひ | 2008.07.10 Thu 23:02

「茶杓展」谷庄東京店

一般的に、利休は用いる茶入や茶碗によって、それぞれふさわしい姿に削ったという。 人が利休に茶杓を頼むときも「このような茶入に添えます」と使いたい茶入を持ってくれば、それに似合うように削った。ただ漠然と頼んでくる人には、香煎(こうせん)すくいにでも使うのだろうと渋った、というエピソードが『南方録』という江戸時代の茶書の中にある。 利休以前の茶の湯では、もともと中国から到来した象牙の匙で茶をすくっていたが、わび茶の概念が確立してくると、茶人みずからが竹を用いて茶杓を削るようになった。 そうじて...

一より習ひ | 2008.07.08 Tue 13:34

茶箱

お茶のお稽古に行く前に、京都の友禅の老舗「千總(ちそう)」の社販バーゲンへ社中の仲間6人ほどで出かける。 私は、洗い張りに出す予定の大島紬のきものの裏物(八掛)が欲しかったので、該当のきものを持参して色を慎重に選んだ。 千總のバーゲンでは、ほんとうに「えーっ」というような良品が半額だったり、八掛・胴裏・肩裏などの付属品も廉価なのでうれしい。お茶の人たちがそそられる、やわらかものが豊富なのも特徴。 千總のきものについては、もっとお話ししたいことがあるが、長くなってしまうので改めてまた次の機会に...

一より習ひ | 2008.07.06 Sun 02:13

「館蔵 茶書百珍」展・齊田記念館

自転車で風を切り、汗だくになって到着したそこは、とても静かな館であった。 世田谷の代田にある、財団法人齊田茶文化振興財団が運営する「齊田記念館」である。現在こちらでは、「館蔵 茶書百珍」という展覧会がおこなわれている。 私はまったくこちらを存じなかったのだが、知り合いのフリー編集者の円谷智宣さんに教えていただいた。円谷さんは、今春まで主婦の友社に在籍されていて、若い頃から茶道や陶芸の本を手がけてきた大ベテラン。茶の湯業界について、かなり詳しい。 「茶書のコレクションは一見の価値アリです...

一より習ひ | 2008.07.04 Fri 22:55

茶箱点前の予習

私たちのお稽古場では、暑さの厳しい季節は「茶箱」である。炭前でお点前するのは汗だくともなって大変だろうという先生の気遣いから、7月と9月(8月は夏休み)に集中的に茶箱をおこなう。 ところが私は、これがまた何年経っても、点前が薄ぼんやりしている。今週末のお稽古に備えて、『裏千家茶道 茶箱の鑑賞と点前』(淡交社刊)を読んで予習。毎年これで確認しているような気がする。 さて、茶箱点前には、11世玄々斎が創案されたという「雪・月・花」という3つの点前や、これらを平易簡略化した「卯の花(うのはな)点前」...

一より習ひ | 2008.07.04 Fri 10:55

花月のお稽古

今日が「花月」の稽古日であったのを、どうしたことかすっかり失念していて、たまたま用事をすませてから稽古場に行くと、すでにはじまっていた。まず初回は見学。2回目、3回目とメンバーに加わる。 私は裏千家流なのだけれど、このところ、ある仕事に関連して、表千家流の花月を勉強している。今週水曜日も、川口にある増幸(ますこう)という茶道具店のお稽古場でおこなわれていた表流の花月を半日見せてもらってきた。 折しも仕事の依頼があって、急に表千家流のこの式作法の、ある意味プロにならなくてはいけなくなった。 ...

一より習ひ | 2008.06.29 Sun 01:19

灰器の灰匙、その後のレポート

淡交社の灰形教室の日。向一文字前谷(むこういちもんじまえだに)という灰形を学ぶ。これは、前部分が遠山(とおやま)、向こう側が一文字押切(いちもんじおしきり)のかたちをしたもの。いろんなかたちがあるものだ。 さて、ちょうどよい機会だったので、講師の小澤宗誠先生に藤灰について尋ねてみた。 藤灰を持ち出すときに灰匙が倒れてしまうけれど、どうしたら倒れないでいられるか、というかねがねの疑問である。 数日前のブログにこの質問を載せたところ、知り合いから見知らぬ方まで親切にメールをくださった。ありが...

一より習ひ | 2008.06.28 Sat 23:24

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