[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
東京在住の竹芸家、池田瓢阿(ひょうあ)父子竹芸展が、日本橋三越ではじまった。本日初日。 三代瓢阿さんとご子息の泰輔さんとの2人展である。 初代瓢阿は、三井物産創設者で数寄者としても名高い益田鈍翁(どんのう)や、三井・三越・王子製紙などの重役を務め、引退後は茶道家として活躍し「大正名器鑑」を編んだ高橋箒庵(そうあん)らと親しく交誼を結んだ人物だったという。 二代目は、本業のかたわら原稿執筆や茶陶も手がけ、『茶会の顛末ー小林白甫茶湯日記』『骨董巷談』など多くの著作を今に遺している才人。晩年は瓢翁...
一より習ひ | 2008.06.17 Tue 23:22
淡交会研究会のために中野サンプラザへ。講師は裏千家業躰(ぎょうてい)の金澤宗維先生だった。業躰とは、家元の側近とでも説明すればよいか。厳しい内弟子時代を経たのちに、家元をサポートしながら茶の湯を生業として生きてゆく人たちである。 好天に恵まれたせいか多くの会員が来場している。今日は約1700人ほどだろう。 研究科目は、風炉の「初炭」「茶碗荘」、そして「貴人清次花月」だった。 研究会とは、淡交会会員のための講習会である。業躰先生が一般会員の点前をじかに見て指導される貴重な機会。 東京は会員数が多...
一より習ひ | 2008.06.16 Mon 00:26
淡交社の灰形教室へ行く。 今日は「向山(むこうやま)」という形を学んだ。「遠山」の形とたいへんよく似ているけれど、遠山の山の頂点はやや風炉の右寄りなのに対して、向山は正面まっすぐの五徳の爪の向こうに山の頂点がくる。 先生の見本「向山」の灰形。 前の授業のときに私がつくった「遠山」の途中段階。今見直しても、かなりヘタ。 さて、向山という灰形は、「中置(なかおき)」という点前のときにのみ使用する灰形だという。 中置とは、風炉の季節(5〜10月)でも、10月初旬から開炉の時期に限っておこなう...
一より習ひ | 2008.06.14 Sat 01:07
2週間ぶりのお茶のお稽古。今日のお稽古は、全員がさらりと切り上げた。 というのも武蔵野市の姉妹都市であるテキサス州ラボック市の人たちが、日本文化の茶道を見学されるためにこちらへいらっしゃるからである。 お稽古場の生徒に、武蔵野市に勤めるSさんがいて、その関係でわが師が任を負うことになった。ちょうど見学日が土曜日とのことで、お稽古場の土曜クラス有志がお手伝いをする。 外国の方5名と武蔵野市の関係者6名、総勢11人を薄茶でおもてなしした後、別棟の小間を見学してもらって、茶道の雰囲気を味わっていただ...
一より習ひ | 2008.06.09 Mon 12:13
裏千家の機関誌『淡交』(淡交社刊)が、昨年1月号より点前を紹介する頁がカラーに変わった。私と同様に喜んでいる人が、たくさんいらっしゃると思う。 長く待たれた改革だった。お茶をまじめに学びたい人に、いまどきモノクロは酷だろう。学びたい気持ちを後押しするにはカラー頁が欲しい。 裏千家の点前を学ぶなら、教科書的存在の『裏千家茶道教科』17巻のシリーズが基本なのだが、点前頁は全ページモノクロ。持ち歩きに便利な『淡交テキスト 新版点前編』36巻も同様に点前頁はモノクロである。 カラー頁で内容もそこそこ充実...
一より習ひ | 2008.05.29 Thu 14:54
親サイトで展覧会のエントリーを書いているうち、 「これは、このままレポートのメモになるんじゃ・・・」という 邪念がふつふつと湧きました。 行ってきたのは、杉本貴志展『水の茶室・鉄の茶室』。 でも、課題が進まなくて苦しいのは勉強不足が原因。 これはこれとして、しばらくあっためておこう・・・。
Pippiチャンネル | 2008.05.28 Wed 00:06
お茶のお稽古日である。単衣の塩沢に南部古代型染の帯を締めて、いかにもお稽古風のきどらない装いで出かける。少々天気が怪しいので、2部式雨コートや草履の雨用カバーを持参。 稽古仲間のHさんが、私と時間差でやってきた。 彼女はこのところ茶花を入れる練習をしていて、来るとすぐに、先生宅の庭で今日生ける花を幾種類か切らせてもらっている。本席と壁床の2カ所に入れる分を用意するのである。 先生が庭で育てている茶花は、花屋で求めるのとは違って楚々とした味わいのものが多い。 その間に私も水屋でこまかな準備をし...
一より習ひ | 2008.05.26 Mon 00:39
好晴の日。陽差しが強くなってきて、いよいよ夏めいてくる。 今週の一日、畳の表替えのために業者に来てもらった。いぐさのよい匂いが部屋中にあふれて、清々しくなった。 畳のない暮らしをしている人が多いと聞くけれど、足の裏に触れるふんわりとした感触は捨てがたいものがある。私の好みをいえば全室畳にしたいのだが、家族の意見もあって無理がいえない。ごろんと寝ころぶにも畳がいちばんだと思っている。 午後から淡交社の灰形教室へ出かける。今日は丸灰(まるばい)という灰形の勉強。帽子のつばのように丸く縁取ったか...
一より習ひ | 2008.05.24 Sat 21:49
用事の合間、空いている時間を灰形練習に当てる。 実家の母から借りた練習用の風炉を仕事部屋に置いていて、気分転換というわけではないが、灰形をつくっている。365日はとてもできそうにないけれど、スタートは遅かったし、上達に早道はないのだから仕方ない。 先週は2日通って先生宅の灰形をひとつ仕上げたような始末。少なくとも1日で仕上げたいと思う。手慣れると20〜30分でできるというが、とても及ばない。 先週の「一二三茶会」や「杉本貴志展の水の茶室」、お稽古場などでも、他人様の灰形が気になってじっと観察している...
一より習ひ | 2008.05.20 Tue 00:13
遅まきながら気付いたのですが、BSマンガ夜話に「へうげもの」が登場。 放映は、6月17日(火) 24:00〜です。万難を排して、見なければ。 ●BSマンガ夜話(番組からのお知らせ) ●へうげものofficial blog そう言えば、6巻には、「藤森照信さんが設計したのか?」と思わせる、 ツリーハウスの茶室が出ていましたね。 藤森さんの設計する茶室は、浮遊感があって気持ち良さそうな反面、 内部はどんな風になってるんだろう、というドキドキがあります。 歴史遺産学研究1(生活文化史)のレ第1課題で取り上げるのもあり...
Pippiチャンネル | 2008.05.19 Mon 12:03
全996件中 931 - 940 件表示 (94/100 ページ)